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イバラート時間

tasoutoshi.jpg

2007年
井上直久監督

この絵本については、以前とりあげた。
「イバラートとは」
わたしにしては、かなり詳細に説明を加えている。
感想より、解説がなされている。
これは、「イバラート」を知らないひとには取り敢えずの導入とはなろうか?


さて、このイメージビデオは、スタジオ・ジブリから出されている30分ほどのものだ。
画家の井上直久氏の絵を元に、2Dキャラと3Dによる木などの動きを加えて映像世界に作り上げている。
使われた絵は、63枚ほどだという。
わたしも井上氏の画集はかなり持っているため、ほとんど知っている懐かしい画像世界であった。
ジブリでも「耳をすませば」で、大々的に背景で登場しており、宮崎監督もこのアートを相当に気に入っていたようだ。
それは分かる。世界観が近い。
ちょうど「天空の城ラピュタ」の城~浮島部分の様々な光景みたいでもある。

絵に音楽が流れ、その上にキャラや乗り物が動くが、基本は絵本の絵をそのままにイメージビデオ化されたものだ。
絵そのものは動かず、崩れず、ズラされ差し替えられて展開する。
つまりあの絵本を捲って観るのを、ビデオで観たらこんな風にもなるという感じの例だ。
環境ビデオとして流しておいても良いかも知れない。
赤ちゃんが寝ているところなどで。
じっと見ていても、他のことをしながら、ふと見たりするにも良いかと思う。
語りとかは一切ないため、音をミュートにして流しておくのも邪魔にならずに環境に優しい。


だがわたしにとって、このイメージビデオには、何をか新たに感じるものではない。
絵本を覗くより新鮮な驚きも、爽やかな発見もなく、特段心地よさもなかった。
敢えて、これをやる意味が分からない、、、。
音もさして良くはないし、絵との相乗効果が生じるわけでもない。
3Dのモノの動きも効果的と思うほどでもないし、2Dキャラが上に乗って動き回るのも悪くはないがというレベル。
何というか、よく言う「子供だまし」という感じか。

恐らく、うちのむすめたちが観ても5分とじっと見てはいないはず。
それが目に見えている。


書庫に行って、絵本の方を確認したくなった、、、。
もしかしたら、絵自体にもう魅力を感じなくなっているかも知れない。

これまでにも、何度もそういう乗り換えをわたしはして来たことを思い出した。
以前あんなに拘って集めてきたものが、全く興味を唆らず価値を失っていることがあって唖然とする、、、。
後で確かめよう。

昨日見た「秒速5センチメートル」の遠野 貴樹のように、吹っ切れてしまう。
確かにわたしは、そんな脱皮をしながら生きてきたのだ。


考えてみれば、面白いものだ。

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