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レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ

Leningrad Cowboys001

Leningrad Cowboys Go America
1989年
フィンランド・スウェーデン

アキ・カウリスマキ監督・脚本

マッティ・ペロンパー、、、、ウラジミール(悪徳マネージャー)
ザ・レニングラード・カウボーイズ(スリーピー・スリーパーズ)
サカリ・クオスマネン


フィンランドのロックバンド、レニングラード・カウボーイズが、シベリアの地からアメリカ大陸を横断してメキシコまで旅をするロードムービー。(「スリーピー・スリーパーズ」というグループが「レニングラード・カウボーイズ」として演技する。しかし後に、グループ名を「レニングラード・カウボーイズ」に変えてしまったらしい)。
ポルカで始まるが、旅をしながら先々で音楽を吸収してゆき、ロックやカントリーを奏でてゆき、メキシコでかなりの成功を収める。

物凄い極寒の荒れたツンドラの地から物語は始まる。
バンドがよく分からないが、ヘンな格好をしてポルカを演奏している。
あれは、リーゼントというのか、信じられない髪型を固めて、これまた先の著しく細長くとんがった革靴を履く。
普通に動くのにさぞ邪魔だろうと思うが、これで仲間としての連帯感と言うか結束ををしっかり保っているようだ。

彼らは悪徳マネージャーにそそのかされてアメリカにゆく。
「お前たちアメリカ人になれ」と言われて素直になるべくアメリカに渡るメンバーって一体、、、。
アメリカでは、ポルカをいきなりやって受けなかったが、民族音楽でメゲずに押すのも良いはずだ。
そっちの方が将来的にはビッグになれると思うが。
まさか、ビーチボーイズになれるはずもないし。
しかし巧みにロックやカントリーをコピーし自らのサウンドに昇華してゆく。
英語も覚えてしまって、大した学習力である。
(ロックは、聴いて覚えたのではなく、本を読んで学習している!)

メキシコではテキーラのせいでメンバーを失ったが、そまま元気に?演奏を続けめきめき認知されてゆく。
パブばかりでなく、結婚式や葬式でも引っ張りだこの人気バンドとなる。

基本、彼らは酒を飲んでいるか演奏してるかのどっちかだ。
演奏はかなり達者な人たちだ。
キーボードの人のキャラがちょっと際立ち過ぎるが。
(その面白い顔に惹きつけられっぱなしであった)。

稼いだ金を全て着服して自分の呑むビールにしてしまい、メンバーにはろくに食べ物さえ与えない飛んでもない悪徳マネージャーに思えたが、最後メキシコの地で消える時には、何故か彼らを大きく育てて静かに身を引くみたいな感じで終わっていた。
それは違うだろ、、、。
何でメンバーが、あんなに従順なのか。
途中から着服には気づいていたようだが。
地元からトリックスターのような唖の男が、でかい魚を獲って彼らを追ってきて仲間に入る。
(この男は続編ではかなり話を動かす役をやる)。
横暴なマネージャーに逆らい(メキシコまで歩けと言われ)一度は彼を縛り上げるが、直ぐに元の体制に戻され、字幕で「民主主義復活」と出たときには笑った。
そのレベルの笑いは全編に散りばめられていた。夥しいビールの空の缶が車を開けた瞬間溢れこぼれてきたり、すぐ目の前で間抜けにも車のエンジンだけ盗まれたり、、、。トラクター見て郷愁に駆られてみたり、、、。

兎も角、わたしがこれまで観てきた映画とはかなり毛色の違うものだった。
ロードムーヴィーというものは幾つか観てきたが、棺桶をキャデラックの上に括りつけてトランクにまで人を乗っけて移動するというのも面白い。
流石に旅の光景はそれぞれの土地柄も窺えて楽しい。


わたしにとっては、ステッペンウルフの”ボーン・トゥ・ビー・ワイルド”を久々に聴いて良い気持ちになれたところが、一番の拾い物!
新しく加わった従兄弟の人のボーカルであったが、どうも顔が面白すぎた。(キーボードの方が面白いのだが)。
元のボーカルの人が唱っていたらキマッテいたのだが、、、。


兎も角、変わった感覚の映画だ。
(日本映画には勿論、ハリウッド映画にも味わえない独特なものだ)。

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