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ビリギャル

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2015年
土井裕泰監督
坪田信貴原作

有村架純、、、工藤さやか
伊藤淳史、、、坪田先生
あがた森魚、、、塾長
吉田羊、、、母
田中哲司、、、父
松井愛莉、、、さやかの親友

大学は受かった後からが肝心なのだが、、、大丈夫か?
籍を置いている4年間(8年までオッケーだが)に何をするかだ。
わたしの大学の心理学の教授は受かった後、大学には1日も行かず、その時間をひたすら勉強(研究)に費やしたと言っていた。外遊もしたそうだが。
つまり自分の為に使えるその時間を学問にどう有効に使うかだ。
大学システムが有効に活用できればそれに越したことはないが、、、。
多くの場合、実質受かったところで終わり、大学すら小学校の延長線上にあるようだ。
宿題、レポートを形だけ整え提出すればそれまで、、、という。
まずは、自己解体ではないか、、、折角の機会だ。

そして何を学びとるか、のみが問題だ。
ある意味、もっともストイックに突き詰められる時期である。
体力もあるし究極までやり抜ける。

わたしの場合、大学時代に自分にとってのファースト・インパクトが訪れた。
考えてみれば、勉強らしい勉強はこの時期にしかしてない。
それ自体を自己目的化出来るアナーキーな時空ではじめて可能となったものだ。

思えばそれ以前の高校時代など酷いものだった。
何かを学んだ記憶すらない。
大学に入る際も、全く静かなものだった。
勿論、自分の意思で決めた大学ではあるが、、、。
国立大だったこともあり、入学金も学費などもあってないようなものだったし。
これといった抵抗感も達成感もなく、何となくキャンパスに入っていったものだ。
(すると最初に遭ったのが、母親が教わっていた教授であった。「お母さん元気か」である。母が教わった教授がまだ4人退官前で残っていた。心底ウンザリした。母どころか母の父親もその大学である。別に呪縛されているとは思わないが)。
暫く休みがちに通っていたものだ、、、
しかしそれからの経験はかなり貴重なものだった。
こんなことを長く語る気はないのだが、、、。


わたしはこの映画のような熱いドラマは全く経験してないが、こういう世間に囚われない賢く優しいお母あさんと他人でありながらどこまでも信じてくれる塾の先生の存在というものは、大変大きいと強く感じる。
それから親友も他者に対する感覚をしっかりもっていて暖かい。
この映画でもっとも重要なところは、そこだ。
高校3年生なんて不安定でまだまだひ弱な存在である。
思い切って何をやるにしても、、、この時期はやはり受験か、、、
このような確かな後ろ盾がどれだけ心強いか。

ここでは大学合格までのサクセスストーリーに留まらない、学ぶことの本質に触れるものもあり、彼女が存在としてのレヴェルアップも果たしていることは、確かに分かる。
受験の準備期間がとても濃縮された彼女の成長の時間になり得ている。
これは、よかったと率直に思える。
一回り素敵な女性になっている。


しかし、大学は入ってから後の問題である。
それが、ちょっと気になってしまった。
それもあり最初にくだくだと書いてしまったものだ。
こんなに派手に入ってしまうと、もうゴール、、、となってしまわないか。
そうならないことを祈りたい。


それから、、、
有村架純は、文句なしの存在感で名演技であった。
でも大人になってどんな役をやる人かどうも想像つかない、、、。

伊藤淳史は、わたしにとっては今でもチビノリダーである。
ファースト・インパクトは大きい(爆。

あがた森魚が渋い。渋すぎる。

吉田羊を見直した。

松井愛莉のお天気お姉さんは実に恐ろしかったが、このような年相応な役は自然なチャーミングさで安心して見れた。

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