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ノーベル文学賞に関して

king crimson03


びっくりした。
ボブ・ディラン?
なんでまた、、、。
である。
恐らく詩人としてだとすれば優れた詩人は世界には他にいくらでもいる。
あくまでもシンガーソングライターとしての評価かと思われる、、、。

詩は音楽に乗るとまたどのようにも意味と価値を変えてゆく。
セックス・ピストルズの「マイ・ウェイ」が極端な例だが、そういった楽曲の傑作は幾つもある。
「詩」と「旋律・サウンド」との調和・違和・歪みをアーティストは効果的に利用するものだ。
歌詞のある曲は不可避的に重層するメッセージの束となる。
言葉で書かれた詩を読む(聴く)ことと、歌の歌詞を聴く(唄う)こととは、表現の次元が異なる。


学校でビートルズかローリングストーンズかで勢力二分して大騒ぎしていたころ、たまにディランとか聴いてる同級生もいた。
わたしが、ビートルズにひたすら心酔しつつも、ストーンズに鳥肌を立てて感激していた時期である。
ヤードバーズ、クリームの話などそのなかでしてみると、ちょっと尊敬の眼で見られたりもした。
マーク・ボランも人気が高かった。が、わたしは密かにデヴィッド・ボウイに惹かれていた。
まだ、そのころは人生を塗りつぶす影響を受ける、プロコル・ハルムとキング・クリムゾンには出逢っていない。
そういえばラズベリーズだとかバッドフィンガー(バッドカンパニーではない)とか言ったりするとみんなから袋叩きにあっていた、そんなころ。
試しにディランも聴いてみたことは、ある。
正直言って、全く引っかかりがなかった。
ともかく音楽としてサウンドとしてこれほどつまらないのはないな、、、と思いそれ以降聴くことがなかった。
元々わたしが、フォークとロックンロールは雑音にしか聴こえないところからくるのだろうが。
詩もいろいろ言われていたのは知っていたので、いくつか翻訳ものだが読んではみた。
社会派の詩だな、ということで関心はゼロになった。

その後、ロックはずっと聴き続けてきたが、「詩」を強く意識したのは、ルー・リードとピーター・ハミルだ。
勿論、ピート・シンフィールド、キース・リード、ベティー・サッチャー、リチャード・パーマー・ジェイムスによるキング・クリムゾン、プロコル・ハルム、ルネサンスの詩はとても心に響き、瑞々しく身体に残っている。しかし彼らは作詩専門のメンバーである。(ピートシンフィールドはソロアルバムを出しているが)。

しかし詩の提供ではなく、音楽と詩の両方を作っているという点において。
そして演奏し唱っている点において、、、。
サウンドとリリックの極めて重層的で高密度の融合という点では、上記のふたりだ。
所謂、孤高の才能と独創性と過激さ、稀有な美しさという点で。
特に、詩を詠うボーカル―声の底知れない表現力!(ここまで書くとロバート・ワイアットも入ってくる)。


ボブ・ディランと基本的に同じ立場・スタイルでもある。
しかしわたしは圧倒的に、ルー・リード、ピーター・ハミルに共振・感動する。
片や夜のニューヨークの帝王、片やマサチューセッツ工科大学の過激なナルシスト(失礼!
聴くたびに、どちらにも激しく魂が揺すぶられる。
だがボブ・ディランには無感覚である。時折耳にはしたが、何も残らない。
(フォーク、、、フォークロック特有のあのサウンドの雰囲気からしてキツイのではあるが)。
恐らく、ディランが彼らに勝っているのは、認知度くらいだ。
知名度ならジャスティン・ビーバーでも別にAKBでもよかろうが。(関係ないか(笑)



ノーベル平和賞は昔から、あれだが、文学賞もそんなものなのか、、、と思った。
村上春樹が今回も受賞を逃した上にボブディランということで、酷く落胆した。
いつまで村上春樹を待たせる気か?
(でも、これではボイコットしたくなるかな、、、)

ただ、今思い出したが、彼の小説にディランが出てきていたはず。彼はディランが好きなような、、、
スティーブ・ジョブスもそうだったが、、、。う~ん、、、微妙。


久々に”The ConstruKction Of Light  Millennium KING CRIMSON”あたりを聴いて爽快な気分に浸りたくなった。

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