時計仕掛けの美~癒しの装置

瞬間の美~癒しの発見。
これを時間限定のスヌーズレンとしたりインスタレーションとしてもそれはそれで、オツなものだ。
本日13時過ぎの出来事である。
最近、亀の水槽を新しく大きいものにした。
亀が大きくなった為だ。(しかし片方は片方の優に1.5倍はあるのが不思議。買った時は同じ大きさだったのだ)。
紫外線ライトを続けざまに二回壊してしまった為、また割る事を見越して水槽ごと陽の射す窓辺に置くことにした。
この変更により、、、
陽の射す水面が広がり、天候による光の照射量の増減等による反射光の輝きの度合い・変化が生まれた。
思わぬアート~癒しの時間が現象した。
今日風邪で休んでいる次女が亀を眺めているわたしの隣に座ったときに偶然見つけた事だ。
次女はたびたびわたしとは逆方向の空間に目をやる。
白い天井の端に音もなく光の気流のような波紋とロウソクの焔の形に燃えついた虹があるのだ。
波紋は亀の泳ぎ具合によって細やかにダイナミックに変化する。
亀がこちらの気配で、何やら驚き手足をばたつかせると、ジェット気流の揺れと速度が増す。
亀が落ち着くと、穏やかにたゆたう。
虹はほとんど亀運動に関わらず一定の灯り方を維持する。
これはきっと、水面ではなく水槽のガラスのプリズム作用によるものだ。
このスヌーズレンまたはインスタレーションは、時計亀仕掛けの虹と光の気流変圧装置による。
次女の発見により、半装置化した。
これはウケる。
影の存在が亀なのだ。
14時前には、天然幻灯機は落ちた。
何があったわけでもない。
昼間の宮沢賢治の童話世界を垣間見た。
次女と一緒に視れたのが、またよかった。
我が家にとっては「午前零時の奇蹟」以来の収穫である。
学校から帰ってきた長女にそのことを話すと、「知ってるよ、何度もみたもん」と当たり前のことのように返してきた。
「パパにそのとき教えてよ」というと、、、
ニヤッと笑ってピアノを弾き始めた。
明日も晴れないかな、、、。
- 関連記事
-
- フェティッシュなオブジェのようでいて
- ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド
- 時計仕掛けの美~癒しの装置
- アリスのお茶会
- 世界の海を泳ぐ金魚たち・・