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キリマンジャロの雪

THE SNOWS OF KILLIMANJARO001有名な一本のマッチで両方のタバコに火をつけるシーン

THE SNOWS OF KILLIMANJARO
1952年
アメリカ
アーネスト・ヘミングウェイ原作
ヘンリー・キング監督

グレゴリー・ペック、、、ハリー(作家)
エヴァ・ガードナー、、、シンシア(今現在の妻)
スーザン・ヘイワード、、、ヘレン(最初の妻)
ヒルデガルド・ネフ、、、リズ(シンシアとヘレンの間の婚約者)

豹の話はBANANA FISHでも挙げられていた。
印象深い話だ。

彼はヘレンとともに、この話の謎を解くためにアフリカにやって来たという。
そこで脚の怪我が元で壊疽に罹り、死の淵を彷徨いながら、パリやスペインでの女性との関わりを回想する。
アフリカで狩りをしたり、スペイン内戦に巻き込まれ自身も兵士となっていたり、闘牛に拘ったり、その内人気作家となったりで、何とも刺激の多い波乱の人生である。
親替わりの伯父は何かと、ハリーに「狩り」を忘れるな、と忠告する。
謂わば、冒険(好奇心)と野心であろうか。
そういうものが、ネタとなる作家は勿論多いはずだ。


最初の妻シンシアとアフリカに狩りに行く。
彼女をモデルに小説を書き、そのお金で連れ立って行ったのだが、彼女は現地で妊娠が分かる。
しかし、その事を旅を続けたいハリーに話せず、結局自ら階段を転げ落ち、流産を選ぶ。
その後、彼の希望通りにスペインに闘牛を見に行くが、2人の仲は子供の件が尾を引き拗れてしまう。
シンシアは、彼の元から消えて行く。
わたしには、何故シンシアが彼に身篭った事を伝えるのに、あれほど抵抗を覚えたのか理解できない。
いくら世界中を旅するつもりの彼であろうと、自分の子供が出来たとなれば、それを中心に考えるはずである。
何で躊躇するのか、、、妊娠で彼を縛りたくないとか、関係を繋ぎたくないって、夫婦なんだから当然のことであろう。
この感覚では、どっちにせよ長くは続くまい。自意識がまず過剰である。

かなりの売れっ子作家となり、名声を得た彼は、リヴィエラで伯爵令嬢リズと出逢う。
船のシーンが印象的である。リズが水の中を泳いでハリーの小舟にやってくるのだ。何とも幻想的、、、。
彼女の自由奔放さがよく伝わってくる官能的な美しいシーンである。結構健康的でもあるが。
彼はリズとのことでも一冊のヒット作を手がける。
彼女は彫刻家で、妖艶な魅力を放つ美女であり、彼はその邸宅の一室で小説を書く日常がルーチン化していた。
リズとの関係で上流階級との付き合いも多くなりますます豊かになるが、伯父に狩りを忘れるなとまた忠告される。
そのころ、シンシアの住所を知り、手紙を出したことをリズに責められ、彼は彼女の元を悪態をついて出てゆく。
上流階級気取りの生活自体に飽き飽きしてきたこともあろう。

その新しい生活環境の中で、シンシアのことが益々自分の中で大きくなっていったのだ。
最初のモンパルナスのカフェでの出会いからして、余りに強烈過ぎたのだ。
確かにシンシアはビビットな美女であり、彼にとって最初の本格的な一目惚れであったのだろう。
こういうものは、なかなか消えない。大脳皮質に残り続ける。

ハリーはシンシアがスペイン内戦に看護婦(ジープの運転手)として従軍していることを知り、彼も入隊しおざなりな兵士となる。
だがそこで奇跡的に彼は劇的なシンシアとの再会を果たす。
しかしそのときは彼女はすでに重傷を負って瀕死の状態であり、直ぐに死んでしまう。

傷心の彼はパリに戻り、以前路上でシンシアかと思って声をかけた女性に再会する。
ハリーはその女性ヘレンと結婚し、再びアフリカに発つ。
キリマンジャロの雪山を頂上近くまで登った豹の謎に迫りたかったのか。
思い出のキリマンジャロから、人生をやり直したかったのだ。
彼は怪我から死の淵を彷徨うも、献身的なヘレンの看護と医書を頼りにした荒治療も功を奏し、実際にもう一度やり直せる希望が訪れる。
死を覚悟してからの再生である。それは強烈な再生体験であるはず。
ヘレンとの仲もシンシアの替りではない、本当の愛のこもった関係となるだろう。
ハッピーエンドであった。(わたしは作家が死ぬと思っていた)。

原作を読んではいないが、相当異なる内容のようだ。
これはこれで、希望の光が満ち満ちて、なかなか気持ち良いものである。
文字通り、夜明けだ。

ヒルデガルド・ネフという女優の超時代的な美にも驚いた。
彫塑を作っているところは、タマラドレンピッカを想わせる雰囲気もあった。

THE SNOWS OF KILLIMANJARO002

筋書きをダラダラと書いてしまった気がする。
ここ2週間ほど、調子が変である。
今日は特に、薬を飲んでから書き始めたので尚更。
ほぼ、半分は眠りながらキーを押している状態、、、だった。

寝よう。

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GOMA28

Author:GOMA28
絵画や映画や音楽、写真、ITなどを入口に語ります。
基本的に、日々思うことを綴ってゆきます。悪しからず。
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