鉄人28号 コレクション―Ⅰ

「生前整理」を家族から持ちかけられた。
(娘からではない。彼女らはそんなこと知らない(笑)。
後、数十年は居座るつもりだったが、、、実際モノが多いのも事実だ。
生前整理ではなく、ただ「整理できるものを片付けたら」、、、でよかろうに。
何にでも、毒を込めたがる、、、
食事に毒が込められなければよいが。
油断禁物である?
本とレコードについては、以前から催促されていたが、ついにフィギュアにまで魔の手が及んだ!
本は結局、読む気にならなかった本ばかりを現在積み上げている。レコードには整理対象はなかった。
フィギュアは、最も溜まった時の10分の1に整理したのだが、最後の砦、鉄人コレクションはほぼそのまま残されている。
娘たちも興味を示さないし(わたしが触らせないのだが)、わたしがいなくなったら捨てるだけだから整理しろ、と迫ってきた。
人が体調が思わしくないのに乗じて、である(憤。
いずれにせよ空きスペースを作る必要にも迫られていることは事実だ。
他のフィギュアはともかく、鉄人を整理することは、考えられないため、まとめて目に付かないところにしまい込みたい。
(つまり単なる場所移動であり、片付け術からすれば禁じ手であるが)。
捨てるなんてありえないし、人に譲る気もない。
(譲るとしたら、しっかり面接をしないと)。
そんないきさつで、しまう前に、お披露目だけしておいて(笑。
自分も見れなくなるのなら、少なくとも目録だけはとっておきたい。
なお、購入して暫くは、それぞれのフィギュアについての詳しい情報があったのだが、今は何もない。覚えてもいない(当然。
かなり以前にアップルの提供するホームページにそれらの説明付きのものを掲載していたのだが、サービス終了とともに失くなった。当時アメリカやカナダから軽いコメントなどが届いていた。ゴジラはともかく鉄人知ってるヒトいるのか、、、?
それでは、数回に分けて、年代物を、、、。
多肉をどけて、一体ずつ置いてみた。下の線で相対的な大きさの比較がだいたいつくようにはしてみた。
1.

頭(鶏冠)から足まで46cm 作画・モデリングの基本フィギュアということ。単純な丸みを帯び、スマートな印象。肩のみ可動。
2.

33cm 基本フィギュアより少し角張り力士っぽい形体になっているタイプ。肩のみ可動。
3.

32cm 2よりも更に肩幅が広がり、少し逆三角形ぽい、いかつさが出る。ハワイ力士的になる。完全固定。可動部なし。
4.



22cm 目が光る。このシリーズは最もスタイリッシュな鉄人として発表されたもの。脚がしっかり造形されたためにスマートで上の3体に比べると洗練されており、立ちバランスも良い。腕・脚の全ての関節が可動。手首から手を外して付け替えられる。(開いた手と拳)。
5.




22cm 合金シリーズでとても重い。上のスタイリッシュシリーズとほぼ似た体型だが、メタルで輝き具合が異なり、見た目も重々しい。前掛け部分のリベットが上の3体のシリーズは凹型だが、こちらは凸型である。腕・脚の全ての関節が動き、バランスもよくしっかり立つ。
6.


13cm 超重合金シリーズ。上のモデルより小さいのにやたら重い。スマートさはないが、フォルム全体のバランスはよく、足の膝上が短く、体が丸っこい割に、まとまりがあってカッコ良い。腕・脚の関節は全て可動。しっかり立つ。(こういうものがひっくり返ると周りの被害も小さくない)。
まずは、基本的(ベーシック)な鉄人28号をご紹介。
非常に単純な形であるが、微妙なラインの変化で随分異なる印象を受ける。
*Ⅱでは、少し変わり種や遊び心のあるものをご紹介。
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