Nursery Cryme

全く似てないですね、
2卵生の双子です。
4歳になります。
娘です。
普通の姉妹より似てません。
どんな姉妹よりライバル心が強いです。
容姿、個性、性格全く違い、
能力も異質で
一緒に遊んでいても
直ぐに喧嘩
です。
寝顔は可愛く、
時に、とても優しいことを言ってくれたり、
お手伝いもしてくれるのですが、
大変な芸術家で、物壊しの天才でもあります。
泣いたら手のつけようがありません。
そしてなによりも”女”です。
女という以外に属性を言い当てられません。
それに関して
文化的に身に付いたものなど僅かです。
本質的に本源的性としての女です。
娘を見ていてつくづく分かるのは、
性としてヒトはあるのだということ。
今更ながら「人間」などと言うモノはほとんど実質の無いものだという事実が
当たり前ですが、はっきりと実感できます。
人間などと言うモノはたかだかここ200年のモノですし、子供も産業革命期の発明でした。
フーコーの美しいフレーズ”波打ち際の砂浜の表情のようにやがて人間は消えゆくであろう”
まだ地球上に死が導入される以前から単細胞生物に見られる接合というエロス的行為。
それはまだ性以前の他者を本源的に求めんとする衝動であれ(ゾウリムシにもともと性はないし)、
死以前に地球上に性の芽生えはあったのでは?と想われるのです。
そんな元型的な次元と、あのアーサー・C・クラークのChildhood's End のようにわたしは
なすすべもなく彼女らを見守るしかないのか、という新しいもの(他者)を前にした漠然とした
愛情と恐怖のないまぜになった感情に中吊りになりながら
今日もこれから近所の公園にお出かけしようかとしています。
連休最後に撮った写真です。

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