プロフィール

GOMA28

Author:GOMA28
絵画や映画や音楽、写真、ITなどを入口に語ります。
基本的に、日々思うことを綴ってゆきます。悪しからず。
必ずパソコン画面(PCビュー)でご覧ください。


*当サイトはリンクフリーです。

PICKUP
still dark
この世界に残されて
ファミリー ファミリー
通告
暗黒街のふたり
Autonomous 自律
怪奇蒐集者 黄泉がたり 村上ロックより抜粋
閉鎖病棟 -それぞれの朝-
ついに実現、S君の絵画展
S君 小さな情景展 Pre001
遠藤彰子先生と語る
春夏秋冬そして春
キューブ CUBE
ドント・ハングアップ
キャット・ピープル
パラサイト 半地下の家族 -2
パラサイト 半地下の家族 -1
ヘンリー・ムーア~彫刻に見る普遍性
911爆破の証拠―専門家は語る 前
9/11:爆破の証拠 - 専門家は語る 後
アポロ 11
シャチ~優しい殺し屋~
ハイヒール
お嬢さん
とうもろこしの島
セールスマン
トラピスト1に寄せて
「労働疎外より人間疎外」によせて
カッシーニ グランドフィナーレ
カッシーニ グランドフィナーレⅡ
シチズンフォー  スノーデンの暴露
スノーデン
レヴェナント: 蘇えりし者
透明な身体性
森羅万象を描く デューラーから柄澤齊へ
ヴィデオドローム2 ~イスラム国 ~アノニマス
見えない重力を描く Ⅱ
美の翳りに寄せて
写真についてーⅡ
午前零時の奇蹟(シュル・レアリスム覚醒の時間)
パーフェクト・デイ ~ルーリード ~ローリー・アンダーソン ~スーザン・ボイル
未来派の画家~ウンベルト・ボッチョーニ
Balthus ~ バルテュス展行ってまいりました。
「ゴールドベルグ変奏曲」 バッハ  ~グールド ~P・オトゥール ~ニーチェ
大昔のスケッチ(詩画集のための試作)
すでに世界は終わっていたのか ~ ヒエロニムス・ボスその1
スヌーズレン002
情報リテラシー  ~華氏911 ~不都合な真実
南伸坊「歴史上の本人」
プラトーン
アリータ
カレンダー
03 | 2024/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
邦画特選
☆彡 東京物語
☆彡 秋刀魚の味
☆彡 麦秋
☆彡 晩秋
☆彡 雨月物語
☆彡 アフタースクール
☆彡 ラブレター
☆彡 四月物語
☆彡 花とアリス
☆彡 スワロウテイル
☆彡 リップヴァンウィンクルの花嫁
☆彡 寄生獣
☆彡 寄生獣 完結編
☆彡 ヒミズ
☆彡 冷たい熱帯魚
☆彡 女子ーズ
☆彡 フラガール
☆彡 怒り
☆彡 ミスミソウ
☆彡 志乃ちゃんは自分の名前が言えない
☆彡 少女邂逅
☆彡 羊と鋼の森
☆彡 空(カラ)の味
☆彡 カノン
☆彡 花筐
☆彡 ローリング
☆彡 サマーフィルムにのって
☆彡 あん
☆彡 ドライブ・マイ・カー
☆彡 お嬢ちゃん
☆彡 夏の妹
☆彡 モダン・ラブ
☆彡 ソウル・フラワー・トレイン


アニメーション☆

★彡 サマーウォーズ
★彡 君の名は。
★彡 この世界の片隅に
★彡 言の葉の庭
★彡 聲の形
★彡 魔法少女まどか☆マギカ 劇場版前後編
★彡 魔法少女まどか☆マギカ 劇場版 新編
★彡 映画けいおん!
★彡 涼宮ハルヒの消失
★彡 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ
★彡 たまこラブストーリー
★彡 百日紅 Miss HOKUSAI
★彡 planetarian~星の人~
★彡 『千と千尋の神隠し』を観て。廃墟のテーマパークの可能性
★彡 星を追う子ども
★彡 劇場版総集編メイドインアビス 旅立ちの夜明け・放浪する黄昏
★彡 Dr.STONE
★彡 天気の子
★彡 竜とそばかすの姫
月別アーカイブ

トラ、挨拶に来る

tora001.jpg

今日の午前中、10時半くらいか、、、
勝手口を覗くと、何とトラが静かにチョコンと座っているではないか。
家の中にいる時は、ひっきりなしにニャーニャー鳴いて自分の存在を知らしめているのに、大人しく座っているのだ。

低い高さの物置の上に置いておいた餌の容器を手に取り「ほら食べに来な」と言って差し出したら、ニャ~と一言残してサッと踵を返し、いつも外に行く道とは反対の方向に歩いて行く。
いつもは素早く走り去るのだが、彼にしてはゆっくりと歩いて行った。

お別れを告げに来たのだろう、、、。
その時、そう感じた。

tora003.jpg

前回はお腹を空かせ外でニャ~ニャ~言ってるところを捕獲しようと、わざと餌も水も置かずに放っておいたら、案の定その通りの流れとなったのだが、今回は、餌と水を置いて暫く様子を見ようと思う。
確固とした自分の世界があり、元々野性味タップリの猫であったこともあり、、、
「通い猫宣言」をしたのでは、と思っている。

家の中で大人しく過ごすのは性に合わないのだ。
猫草のジャングル仕様では到底満足できない。
外で泥にまみれに駆けずり回ったり、鳥と闘ったり、ネズミをいたぶったりして過ごしたいのだ。
昔飼っていた猫はトカゲも虐めていた。そういうのはちょろちょろ素早く動くからトラにとっては面白いことこの上ないはず。
太った憎たらしい面構えのノラとも縄張り争いをしたりして、、、
一度の人生、いや猫生、色々な体験をさせてやろう。
本人の気の向くままに、、、。

tora004.jpg


ここまで書いて先程、庭で「ニャン。ニャン」と暫く交信を試みていると、遠くからニャンニャンといつもの声が次第に大きく迫って来るではないの。
そしてこれまでとは違う高い位置に置かれた餌を直ぐに察知して軽やかに飛び乗り、食べ始める、、、。
(以前はいつも玄関先に置いておいたものだ)。
暫く食べるとサッと降りて去って行く。
またわたしが呼ぶと、ちょいと先から何度も返事をしてよこす。
だが、その声は少しずつ遠のいて行った、、、。



moonbow003.jpg





一歩も出ない

moon07.jpg


基本、何もせずネットサーフィンと謂うのは古いのだろうが、それをやっていた。
今はWWWという観念などあるのだろうか。
単に直接アプリとのやり取りに終始していれば、ウェブという背景は意識にはないはず。

次女の風邪がうつったかとても体がだるいこともあり薬を飲んで部屋に籠っていれば、何となくやることは、、、
MicrosoftStartのフロントページから項目ごとに飛んで行き、、、、その先から、さらに先へと、、、
ずっとあちこちを飛び回っていたら、ニッチな情報がやたらと入りこんで来た。
そのときは、ふ~んそういうものか、そういうものもあるのか、そんなニュースそもそもあったっけ、、、とか思いながらみてゆくのだが、、、

後に残らない。
最近直ぐに忘れてしまうことを差し引いても、残らない。
引っ掛からない、とも言うべきか。
天体系は必ず読むが、ほぼ知っていることが多い為、確認する程度。面白いことはこの辺りが一番で、興味は引く。
そのほかについては、感情的に動くようなことがあれば、残ることもあるかも知れない。

ただ単に感情を煽ろうというわざとらしいモノには嫌悪感しか生じない為、それをまさに読んだ時だけ、そうなのかと思うが、次の瞬間忘れている。
わざとらしく煽るものの最たるものは、情報商材系。わたしもかつて騙されたことがある(笑。
この感情煽りの手法は、精神の欠如感を刺激するのか、それとも過剰をひたすら求める欲望に呼応するのか。
どちらをとってもコインの裏表という感じであるが。単に心理学的なレベルで捉えられるものなのか。

確かにこころとは厄介なものである。
ここのところしょっちゅうTVニュースを賑わしている水原通訳の事件であるが、依存症というものは怖い。
これこそ分かっちゃいるけど止められない、の世界だ。
一度踏み込むとどんどん深みに嵌るしかなくなる。
適当に切り上げることが出来ない(だから依存症と謂うのだが)。

誰でも~症とまで行かなくても、傾向や特性、偏りはある。
そして閾値が低いと、不安定に何処かに流れていってしまう。
嵌ってしまうともう刺激~快感を求めて浮き上がろうとするしかない。
溺れた人間が藻掻いて息を吸おうとするように。
やがてそれが常態となる。恐ろしい事態であるが(われわれは地獄に慣れ親しんでしまっているのか)。

歪んだ生存欲求と不安と鈍痛の綯交ぜになった生活が後ろめたく続く。
未来永劫に続くのだ。
罰でどうにかなるものではない。
その病状は見えなくなっても(潜在しても)違う形で悪化する、または障害を新たに生じることもある。
快方~解放とはならない。
救いが方法論化されている訳ではない。
処方箋など見たことない。医者などいた試しがない。
それがないから一触即発の世界情勢となっている。
皆がイライラしているではないか。これが常態なのだ。恐ろしいことに。
その雰囲気だけが伝わって来る。サーフィンしながら(笑。

説教じみたライターの記事は意識して避けて行ったが、まあ放言が多い。
車の解説はとても勉強になるところがあり、役だったが、その他のものには嫌悪感を抱くものが少なくない。
自分の考えで人を操ろうとしているが(それがよく分かるが)、こころがもう引っ掛かりを覚えないのだ。
どうでもよい。
知ったことではない。
直ぐに忘れてしまった。

これをもって世の人は時間の浪費と断罪するはずだが、それすらどうでもよい(笑。

moon02.jpg






トラの気配、一切なし

sun005.jpg

昨日、母が玄関を開けた隙に、出て行ったトラであるが、、、
前回はその日のうちにニャ~と勝手口で鳴いているところを長女に捕獲され風呂場に直行であったが、、、
今回は全くその気配すら伺わせない。

完全に消えたかのように遠くの鳴き声ひとつしないのだ。
家から離れたところに行ってしまったのか。
まさか、毎朝、わたしと「おはよう」を何度も謂い合うことに飽きでもしたか?
そんなことはない。その後は水とニャンチュールの時間でもあったし。
したり顔で「おはよう」を言っていたものだ。

だが昨日の朝から今日の夜まで、全く気配が無いと謂うのも珍しい。
一日3回の粒状のニャンコフードと2回のニャンチュールその他は決まって食べきっていた。
外でそれ相応の食べ物にありつけるとは思えない。
更に夜は専用フカフカ布団で寝ているが、どんなところで休んでいるやら。
顔つきがやくざ風の太ったノラがしっかり縄張りをつくって見回りもしている。

moonbow003.jpg

しかしトラも度々外に出てそれなりに縄張りは作っているはず。
2階の窓辺から、よく耳をピクピクさせながらじっと見下ろしていたものだ。
何となく眺めるというより監視するような感じで。
外にも彼なりの勢力地図は出来ているように思える。
(ある意味、これは二重生活だな。人柄いや猫柄も違って来るし)。

最近馴染んで来た猫草ポットを玄関先と外の低い物置の上に置いておいた。
物置の影に餌を入れた容器も置いたが今のところ、全く手は付けていない。
猫草ポットで室内ジャングルもどきを作り、猫も頻繁に草を食べていたこともあり、見つけて食べに来ればその奥には餌、その先にはサッシであり、開けて逃げなければそのまま室内へ。風呂場に誘い、洗って乾かし、「おはよう」となる導線は出来てはいる。

後は暫く待ち、様子を見るだけ、、、。
しかし出た後は夜には裏でミャ~としきりに鳴くのだが、全く声自体が無い。
気配がまず無いのだ。

外にいればいるだけ、凄く汚れて戻って来る。
戻って来なければかなりの空間を占拠している猫ゲージその他のアイテムが全く意味を失う。
餌や砂のストックも含め、どうしたものか。

いつもと違う。
娘も含め自立の時か?
何だか淋しくなるねえ、、、。


StrawberryMoon002.jpg








Fallout フォールアウト

Fallout001.jpg

Fallout
2024
アメリカ

ジョナサン・ノーラン、リサ・ジョイ製作総指揮
ジェニーヴァ・ロバートソン=ドウォレット、グラハム・ワグナー脚本


エラ・パーネル、、、ルーシー・マクレーン(Vault33の監督官の娘)
アーロン・モーテン、、、マキシマス(BOSの元スクワイア)
ウォルトン・ゴギンズ、、、グール/ クーパー・ハワード(賞金稼ぎ/ハリウッドスター)
カイル・マクラクラン、、、ハンク・マクレーン(Vault33の監督官)
モイセス・アリアス、、、ノーマン・マクレーン(ルーシーの弟)
サリター・チョウドリー、、、リー・モルデイヴァー(レイダーを率いてVault 33を襲う)
マイケル・エマーソン、、、シギ・ウィルジグ博士(頭に秘密を隠しエンクレイヴから逃亡した科学者)
フランシス・ターナー、、、バーブ・ハワード(クーパーハワードの妻)
ジョニー・ペンバートン、、、サデウス(マキシマスを虐めていたBOSメンバー)
ゼリア・メンデス=ジョーンズ、、、デーン(BOSでのマキシマスの親友)

Season1:1~8話
各話についてそれぞれ書いたらキリがない為、大幅にサクッと語ることにする。
核戦争から219年後の設定だが、1950年代の様子から描かれていた。
「ツイン・ピークス」のカイル・マクラクランがヒロインの父、Vault33の監督官を演じる。
これにまずワクワクした(笑。
バトルアクションはそこそこ、ガンアクションはかなりのもの。グロテスクな所もあるが、ルーシーは凄い適応力で受け容れてゆく。逞しい箱入り娘である。
クリーチャーにせよ、VFXは金かけたことが分かる出来。音楽は如何にもオチャラケたオールディーズ。

Fallout002.jpg

「Vault」という地下施設から初めて地上界(ウェイストランド)に出て来た若く世間知らずの溌溂とした女性ルーシー・マクレーン
「ブラザーフッド・オブ・スティール」(BOS)でしごかれてきた新カリフォルニア共和国のシェイディ・サンズの唯一の生き残りマキシマス
現実の混沌を愉しみ生き永らえて来たグール、元ハリウッドの有名俳優クーパー・ハワード
この3者がそれぞれの立場から世界に変容を齎してゆく序章と謂えるか。

地下施設には人口太陽を模した照明装置や食料も何故か不足なく備蓄されている様子。
「農業」、「酪農」、「畜産」それぞれを地下環境でやっている雰囲気はないのだが食料に困る感じはない。
地上の雰囲気作りは出来ている(偽善的に)。
SF的ガジェットは腕の端末「ピップボーイ」や「スティムパック」(生体能力を活性化するアンプル)、BOSというウェイストランド警備組織の持つナイト・タイタスのアーマースーツか。
まるでガンダムである。物凄く怪力で強力な軍事兵器と謂えよう。
エンクレイヴという軍事組織があり、そこに高官や政治家が何やら企てている。

Fallout004.jpg

まずそれぞれの正義があり正当化する理論を持っている。
ルーシーは地下の民主主義世界の黄金律に基づく規範感覚。マキシマスは地上に取り残された人々が復興した理想社会のような善き世界を再び作りたいという憧れ。クーパーは混沌の中で賞金を稼ぎ生き永らえてゆく。
だが人は異なる信条を持つ者との共生は困難。
常に殺戮とサヴァイヴァルの現状がある。
それがとてもあっけらかんとコミカルに描かれる。
ブラックユーモアめいて。
最もユーモアを全体に醸す機能を果たしているのは、Vault33の監督官の娘ヒロインのルーシー・マクレーンであろう。
様々な習い事により色々な知識・技能を身に着け能力・美貌ともに強力な箱入り娘であるが、全くの世間知らずであり地上に出てから空回りし続ける。この対応振りと受け入れも早いところが面白い。

Fallout003.png

ここで最もショッキングなのは、と言ってもサヴァイヴァルSF映画では、ほぼ鉄板化されているが、、、
人類の未来を憂い人々を守る正しい人の鏡みたいな存在が、飛んでもない男であること。
クーパーのファンであるルーシーの父である。
そして今のようなハードな賞金稼ぎの殺し屋となる前のハリウッドスターであった頃のクーパー・ハワードの妻である。
彼女は優秀な科学者であるが、ルーシーの父と同じ思想であった。

つまり良い世界を作ろうとするとそれぞれの思想により対立が起きる。
「派閥争いなら、それ自体を亡ぼせばよい」ということで選民思想から選ばれた人のみ用意周到に準備された地下シェルターに逃げ込み、地上の世界を核で一掃してしまう。そして放射能の心配が無くなった時点で出て行き新たな秩序ある世界を再興するというもの。
つまりシェルター内で教え込まれた、世界が核戦争で滅んだために逃れて地下の世界に生きていると謂うのは大嘘で、様々な対立を止揚し統合する形で世界秩序を構築するのではなく、単に違う立場の者を全滅させて自分たちだけで世界をやり直すという独裁組織なのだ。

Fallout006.jpg

勿論、その企みに気づき外部に逃げたルーシーの母がいた。
彼女の腕の端末「ピップボーイ」により入り口の開閉が出来る為、それにより地上の人間(レイダー)がVaultに入りこむことも出来た。ルーシーの結婚の日、隣のVault32の婿とメンバーが全てレイダーに入れ替わって襲撃して来る。
33のお隣のVault31や32はかなり以前に壊滅状態となっていたようだ(31は休眠カプセルがあり変な脳ミソだけのロボットが管理役をしていたのをルーシーの弟が確認する)。
生き残った地上の人間の末裔たちは、Vaultを憎悪していた。当たり前だが、その理由は、地上の人々が彼らの力で作り上げたユートピア、新カリフォルニア共和国のシェイディ・サンズを再び核攻撃で滅亡させたことによる。
自分たちだけが生き残ることが正義なのだ。憎まれて当然。リー・モルデイヴァー率いる対抗組織も生まれる。
ここにルーシーの母も関わっていたことが分かる。

この殲滅の指揮を執ったのがVault33で絶大な信頼を得ていた監督官ルーシーの父なのだった。
ルーシーはこのことを知らされ自己解体する。
そのころ唯一信頼感を持ち始めていたマキシマスの生まれ故郷を灰にしたのが自分の父であった。
何しろ地上人に父を攫われ彼を助けに多くの危険を乗り越えやって来たのだ。
父の正当化の理論は到底彼女は受け付けることが出来ず、彼に対し絶望する。
既に母はフェラルとなり人格の片鱗もない状態で生かされていたが、ルーシーは彼女を撃ち解放する。
(やはりアメリカのデストピア未来にも定番としてゾンビ~フェラルは存在する)。

Fallout005.jpg

結局、父救出の為、ルーシーがシギ・ウィルジグ博士の頭部を切断してレジスタンスリーダーのリー・モルデイヴァーの元に運んだが、そこに埋め込まれていたのは、低温核融合の起動装置であった。これで核融合炉を起動し新たなエネルギーが発動する光景が描かれる。
彼女はそれを見届け、BOSとの戦闘で重傷を負っていたことから、息を引き取る。

父はこのような世界を作り出した上位の支配者のところに向い逃げてゆく。
そこにまた出くわしたクーパーは、支配者のところに行くために泳がしたとルーシーに告げ、一緒に行くことを持ち掛ける。
父に殴り飛ばされ気を失って起きないマキシマスを残し、2人は出て行くが、その後にBOSの連隊がそこにやって来て目覚めた彼はモルデイヴァーを殺した勇者と誤解され、新たなナイト・タイタスとして崇められることに。
(彼は当初、ナイト・タイタスの補佐役であるスクワイアとして派遣されたが、ナイト・タイタスを見殺しにし自分がスーツに入り入れ替わっていたが、正式にその地位についたことにはなる)。

さてSeason2は、彼ら3人の関係性が複雑になり、かなり面白くなりそう。




AmazonPrimeにて




床屋へ行く ベンチの必要性

sabu0008Moonlight Serenade2010

最近、耳のあたりに髪の毛が覆って来るとむしゃくしゃして来る。
しかし床屋に行く気がなかなか起きない。
行くこと自体がメンドクサイのだが、行ったら物凄く待つのだ。
しかもコロナ以降、外に並べられていた椅子がなくなったまま。
この椅子は隣のダイソーがオープンスペースに用意していたものを使っていたのだが、それがポスト~いやネクストコロナシーズンに入っても撤去したままなのだ。今は既にそういう体制ではない。
病院でも結構ぎゅうぎゅうな待合室である。
物凄い人数が待っているのに、座るところが無いというのは、余りに無策。皆、立ちんぼうでブ~ブ~言っているではないの。

通路に立っているのも限界であり、外に迷い出てあちこち歩くうちに何とか会館に辿り着き、そこのシートに座って暫くスマフォを眺めていた。更にブログをtweetしてみたり、楽天の籤をやってみたり、メールを読んだりしていたが、KINDLEの小説を読み始めるともう時間を忘れてしまう為、切り上げてまた床屋に向かうことにする。
すると床屋が入っているビルと隣の施設の間に小さな余地があり、赤いベンチが置かれているのにふいに気付く。
あれま、と思い近頃、ベンチとみると何でも必ず腰を下ろす、「公園ベンチ友の会」会員のわたしとしては、まずは座ってみないと。
何をするでもなく座る為に座ってみたが、この手のベンチに座り心地の差など在り様もなく、周りの空間~環境次第となる。
その空き地が余りに狭く、足を投げ出して座っていても、歩道を歩く人には辛うじて接しないくらいのものであり、剥き出しの街路に面してただ座っているだけという、何とも無防備なシチュエーションであるが。
考えてみれば珍しい。こういう絵ってなかなかない。
もともと大通りから奥まった一画で、人通りや車の通行もさしてない場所だ。
時折、買い物籠をさげた人や犬に引かれた人と目が合う程度。

moon05.jpg

微妙な密度感と空間自体の薄さが気に入り、次回床屋に来たら整理券を取って直ぐにここに座ることに決める。
昼頃来れば日向ぼっこになるのは大きい。
まさかここで寝ることはあり得ないし、腰を落ち着けて時間調整に丁度良いかも。
よくマンションの隣のちょっとした空き地を公園として簡単な遊具などを置いているところを目にするが、これほど狭いベンチを置いて一杯一杯の余地というのは、初めて見たかも。
これは公園でも何でもなく、名付けようもない余地に過ぎない。シュールな絵の題材にもなりそう。
余地があれば、ベンチであろう。これからは、何処もそうしてもらいたい。皆、座りたいのだ。

暫くしてから、床屋にやって来ると、目の前でわたしの番号がスタッフから呼ばれた。
待ち時間ゼロである。これ程のタイミング、どんなご都合主義の映画でも観たことない。
頭は適当にカットされて、次女のリクエストのジュースを下の階のスーパーで買って帰る。
今日は疲れたからもう買い物もせず風呂に入って、ブログ記事を5.6分で書いて寝ることにした。
勿論夕食は摂るが。
今日は全て冷蔵庫にストックされている為、チンして食べればよい。

頭がスース―する。


Moonlight001.jpg





日向ぼっこで寝る

moon001.jpg

まさかと思ったが、今日も連続して行っている公園のベンチで、気持ち良く眠ってしまった。
外でしかもベンチで寝たのは、初めて。
別にわたしは、何とか記念日とか言って燥ぐ趣味はないが、画期的ではあった。

今日の天候はある意味、理想的である。
ベンチに座った途端、自然に目が閉じてしまった。
大丈夫か。
これが外国だったら、もうお仕舞である。
日本だから、普通に目覚めることが出来た(笑。
スマフォもちゃんとある。
無いと困るが、外で眠って持ち物がしっかりあるって、日本だけかも。
まあ日本でも外のベンチで眠るのは、不味かろう。
これからはするつもりはない。
だが、今日の天候は絶妙過ぎた。余りにも。

sun009.jpg

これもひとつの解放だろう。
ここ数日、公園には運動を兼ねて行っていた為、ジョギングのご老人たちのコースでわたしもそれなりに歩いてはいたが、、、
今日は眠った為、歩きはほとんどしなかった。
何しに行ったのかと謂えば、「日向ぼっこ」であろう。

日向ぼっこで寝るなど、日向ぼっこの神髄ではないか。
理想の日向ぼっこをしたのだ。
猫も得意だが、わたしも同等の特技を身につけても良いのだが、、、
些か危険でもある。
しかし、家で寝たら単なるお昼寝で、いつもしていることだ。
大分以前、二階のベランダにハンモック吊るしてそこで寝ようとしたことがあった。
その時は、妙に落ち着かず、寝れなかった(あのハンモックどうなったか)。

いや、あの陽射しで、広く緑生い茂る公園だから寝ることが可能だったのだ。
家のベランダで寝れる訳ないわ。
場所は大事であり肝心である。

やはり場所だ。


moon005.jpg







続きを読む

DAGON ダゴン

Dagon001.jpg

Dagon
2001
スペイン

スチュアート・ゴードン監督
デニス・パオリ脚本
ハワード・フィリップス・ラヴクラフト『インスマウスの影』原作
カルレス・カセス音楽

フランシスコ・ラバル、、、エゼキル(唯一村に残っていた人間)
エズラ・ゴッテン、、、ポール(株のトレーダー)
ラクエル・メロノ、、、バーバラ(ポールの彼女)
マカレナ・ゴメス、、、ウシア・カンバラ(人魚いやイカ娘か、ダゴン教教主カンバロの娘)


クトゥルフ神話だ。まさに退廃と耽美。
雰囲気、粗い色調、トーンが禍々しく神話的。
廃墟のようなホテル、異端教会、ゾンビめいた村人、異様な美しさの教主の娘。
海洋の底に眠る異形の神が人間を取り込む。

Dagon004.jpg

その神であるダゴンを崇拝する漁村インボッカに難破して助けを求めた主人公たちが、村人に襲われ生贄に、、、。
だがポールは、その一族であることが分かり、抗い続けた末、妹ウシアと共に海中で覚醒する。
(4人でクルージングに出る前から、ポールの夢には彼女が現れていた)。
まさに殻を破り、新たな生を得て永遠の命をもつダゴン(一族)として生き始める至高のハッピーエンド。

そう、人間としてのパラダイムの下闘っているうちは、人類の敵と映る邪神であったが、人類であることを捨てれば豊かな海の底の世界に招き入れてくれる神なのだ。
いやだが、人間を捨てるだけで良い訳ではなさそう。選ばれなければ、皮を剥がれて奴隷みたいに過ごす輩にされそう。
やはり危ういと言うか、普通に逃げた方が良いか、、、一度入ったら逃げられないみたいだが。
ポールも妹のウシアの尽力で助けられ、自力では到底新たな生を掴むことは無理であったな。
(大分頭の固い奴であったから)。

Dagon003.jpg

この映画は主人公のポールが人間を捨てるまでの苦行をタップリ描き、最後の最後に運命を受け容れ至福の時を迎えるまでをスリリングにもっさりと描いたなかなかの秀作と謂えよう。
悪夢にも出てきて恐怖の対象として逃げ惑ってきたイカのような人魚のような娘が実は母違いの妹であり、彼女と共に暮らすこと以外に彼の生きる道はなかったのだ。
別にIT長者として地上に生きてもそこそこ幸せに暮らせたはずだが、、、。
結局、彼に取りバーバラと共に人間界で生きるか、母違いの妹ウシアと共に海中で過ごすかの違いである。
ただダゴンとして覚醒すれば不死なのだと。これも飽きるだろうな。しかし海中には面白いものが沢山いそうだし、、、。
わたしは、海中に一票(笑。いや何とも言えない。
かつて地球上で生命は何度も滅亡に限りなく近い危機に瀕してきたが、海の環境変化によるものである。
天体の激突も含め何が起きるかは分からない。核戦争も起きればもう後はないし。
余り呑気に構えている訳にもいくまいが。

Dagon005.jpg

もうひとり、ダゴンの村にあり、普通の呑んだくれオヤジとして生きながらえて来たエゼキルは、人間として誇りある死を選ぶ。
プライドを捨て廃人として生き永らえるより尊厳をもって死ぬことを選ぶ。
だが、顔の皮を剥がされて死ぬという何とも悍ましく痛々しい死を迎える。
(大概普通の人間の男はこうして殺されるみたい)。
この映画は、このエゼキルを演じたフランシスコ・ラバルに捧げられている。

Dagon006.jpg

ポールの恋人のバーバラは、ダゴンの神の生贄にされ、生まれた子供は永遠の生を得て海底で暮らすという。
彼女は恐らく子供を産んだら死ぬのだろうな。
バーバラの子は、ポールやウシアと出逢い一族としてこの先、愉しく過ごす事だろう。
どうもダゴン教の村人たちが幸せそうではないことが気になった。
奴隷みたいに惨めに暮らすのでは、面白くはない。それでは全く魅力がない。
変身して海で愉しく暮らす村人も描いて貰わないと、、、。
魚介類が大量に獲れ金も沢山見つかるようでなければ、この宗教を村人が守っている説得力がない。

Dagon002.jpg

全体的なトーンはよいが、村人が悲惨過ぎた。
頼むぞダゴン。





AmazonPrimeにて






桜を初めてみたような。

sakura100.jpg

やっとこさ、公園に行く。
桜をじっくり見る。

桜祭りの2日間など、桜を見るより人混みに窒息するようなものであったが、今日は満開の桜が公園にずっしりと並んでいるのに、人はまばら。iPhoneで6枚くらい写真を撮ったが、人が一人も入らない写真ばかりがしっかり撮れた。
桜祭りでは100%不可能。

周辺の街の変化も確認した。
最近、公園近くの街並みをゆっくりと眺めることもなかった。
わたしが少年時代、住んでいた場所が弟によって売りに出され立派なモデルハウスが二軒建っていた。
その近くのこんもり繁った林が整地されたかと思っていたら、既に建売住宅が8軒くらい建っていてもうすぐ入居者が入れるくらいになっている。
パン屋がひとつ潰れていた。小麦粉の値上げ(戦争による)と円安の影響もあるか。

変化は激しい。
それは当然のことだが、余地(空き地)やちょいと面白い店が無くなり、建売住宅と駐車場とコンビニばかりが増えてゆく。
そう歯医者も至る所にある。
街がいよいよ平坦に広がってゆく。

そんななかでやはり公園は救いが残っている。
確かに在る程度、作り込まれているが、自然が生きている分、綻びや逸脱や過剰さが生きている。
小高い丘など適度に放置されていて、うちの娘は路ではなくその斜面を昇り降りすることに熱中していたものだ。
(小学生の頃の噺だが)。
管理が行き届いていないところほど、面白い。
子供の利用する遊具がそれでは危険だが、他の部分は杜撰な方が楽しかったりする。
木陰のベンチは将棋の同好会面々がぶつぶつ呟きながらいつまでも指している。

今日行った公園はわたしがよく行く3つの公園のなかではスポーツ公園に分類できるところ。
スポーツ施設と器具、マシンが整っている。
ジョギングコースもあり、主にお年寄りが利用しているが、車が走る傍の道でやるより桜並木の下の方が気持ちはよいはず。
涼やかな風に桜の花がずっと乾雪のように軽やかに舞い続け。

歩きながら眺めていた方がよいかも。
坂口安吾の例の桜の木の感覚も沁みて来る。
やはり風だ。
強風ではなく、絶妙な風の流れが散りゆく桜の花びらの静謐なリズムを微調整する。
桜吹雪とは全く違う時間を積もらせてめくるめく。
脚の重みも何故か軽くなってゆく。

何故だか桜を初めてみたような。
、、、外に出ないと。


sun005.jpg



しまった!

moon001.jpg

今日は頼まれた野暮用を在宅でずっとやってて、気が付いたらもう午後で、疲れて外に出る気がなくなった(苦。
というより先ほどまで寝てしまった。しまった!と思った(爆。
ちょっと油断すると、直ぐに最近これである。
床屋に行こうと思っていても、時間がズレると行く気がしなくなり、やめてしまう。
やることを計画していても午前中ずっと携帯探しをしていたりする。
これでは、作品作りや読書どころではない。
それよりかなり重いDTMアプリケーションを入れてもう7か月目となる。
何も手を付けていない。
こういうことは、これまでは無かった。
特にソフトを買ってインストールしたら、その直後から使い始めるのが常であったのに。
本も買っても読み始めていないものがかなり溜まっている。
わたしの中の時間が枯渇したみたいだ。
気が付くとこの時間、なのだ(笑。
笑い話ではない。

だから関りも次々に解けてゆく、、、
最近は電話がかかって来ても、少し間が空き、音の繋がりがイマイチのモノは切ってしまう。
意識的というより、気が付くと切っている。
そういえばつい先ほど録画しておいた番組を再生しようとして消去してしまった。
かなり危ない状況かも。
電話については、変な営業、アンケート電話もあって、まあどうでもよいか。
重要な事柄ならまた来るはず。
自動的に切ってしまうのは、、、
基本的に、外との関りが、かなり億劫なのだ。
やはり。

ということで、買い物にも行かなかった。
何とか買い置きの食材で間に合わせたが、、、。
明日は出掛けなければならなくなる。

いや出掛けなければ、、、
日に当たるのだ。
そうだった。
そうなのだ(笑。

ホント不健康な日々を送っている。
天気が良いにも関わらず。
勿体ないことこの上ない。
明日は久々に、いつもの公園に行こう。
3つあるうちの一番近いところに。

運動を兼ねて徒歩にするつもり。
自転車は運動にはならない。
余程、遠出をしない限り。

明日は早くに出掛けよう。
気持ち良い時間を過ごしたいもの。


せめて寝る前にと、イチゴを大量に食べた(爆。




StrawberryMoon001.jpg







日光に気付く

sun009.jpg

久しぶりに天気が良く、買いものに3か所行ったことで、外にいる時間もそこそこ取れた。
どちらかというと、自転車であっても多少の運動にはなるという意識で出掛けていたのだが、、、
それよりも日光に当たる必要性に気付く。
外に出るとは、光に出逢うことであった。

ジョナサン ふたつの顔の男」で、一つの体を二つの意識が共有する映画を観たが、夜7時に目覚め朝7時に眠る側の人格(の生きる世界)に、わたしはとても違和感を覚えた。彼は享楽的で衝動的な性格を呈していたが、何よりも不安定で鬱になりやすく自暴自棄の傾向が気になった。
夜しか経験しない身体(意識)とはどういうモノか。
それが何よりも気になったのだ。
とても心地悪いではないか。漆黒の深い闇に包まれるならまだしも。

昼間を経験したうえで夜更かしして夜景の綺麗な街で遊ぶと謂うのなら、まだ良いが、、、
昼間がスッポリ抜け落ちていて、夜のネオンの世界しか知らないと謂うのは、精神的にどうなのか。
何とも言えない閉塞感に閉じ込められるのでは。
電気~ライトの支配する、全く自然の無い人工空間である。
しかも人の体は基本、夜は睡眠に充てられている。

こころもそのはず。眠るべき時に起きていることの弊害はどうなのか。
体は休む間もない。ふたつのこころによって。
脳は身体そのものにも宿っている。
実際、身体が自動でルーチンを熟している部分は大きい。
だが、それを昼夜それぞれずっと続けると謂うのは、身体に備わる時計~固有時はどうなるのか。
意識を越えて広がる知のネットワークの問題である。

更に夜担当の人格~意識は昼の日光を浴びることが出来ない。
これを今日つくづく思った。
日光~太陽光を全身に浴びることの精神に与える影響はどれほどのものか。
昼間出掛けず、日光の下に立たない人は鬱になりがちになり不安定になるというレポートは読んだことがある。
実感出来るものだ。
わたしの想像以上の実質的な影響~弊害があると思われる。

そう、猫もそれを感じてか、必ず日の射す窓辺で日中かなりの時間を過ごす。
最近はそこに二か所、猫草のポットを置いておくので、草を食みながら日光浴もしている。
今日はかなりの陽射しがあり、それを浴びて何やらこころがスキっと晴れる気がした。
きっとこれなのだ。
グッと重く硬直した神経を和らげ、解放してくれるのは、外から射して来る暖かい光なのだ。

にんげんやあらゆるものとのかんけいをすべて「」にいれて。
日中は、光を意識し外に向かうことにした。
徐々に外へ。

sun005.jpg





ボア

Boar002.jpg

Boar
2017
オーストラリア

クリス・サン監督・脚本


ネイサン・ジョーンズ、、、バニー(牧場主)
シモン・ブキャナン、、、デビー(バニーの姉)
ビル・モーズリー、、、ブルース(デビーの再婚相手)
ジョン・ジャラット、、、ケン(パブレストランのオーナ)
ロジャー・ウォード、、、ブルー(ケンの友人)


他のモノより10倍くらいはデカいイノシシがヒトを只管殺しまくるだけの映画。
形はただデカいだけで所謂、イノシシである。
腹を充たすために人を襲うというより、単に殺す為のよう。
キレイに貪り喰う訳ではない。殺すだけとか食い散らかして去ってしまう。
それ以外に何をか語る余地もない映画だが。

Boar003.jpg

ただデカいイノシシが何処からともなく現れ、突然の出現に慌てふためく村人たちを次々に餌食にしてゆく。
イノシシの全体像は、CGであろうか。
引きで、襲い掛かり首を引き千切るシーンなどはなかなか良いが、速度を速めて粗が見つからないようにしている。
寄って、アップで咬みつくような場面は頭部のハリボテと役者の熱演によるものか。
ハリボテ相手にご苦労様でした、と謂いたくなる。
そんな映画。

しかし、こんなデカいイノシシが音もなく人の隣にいるというのは、ちょっと無理を感じる。
いきなり至近距離で牙でやられるのだから、もう太刀打ちできない。
だがかなりの人数がやられているのに、村の保安官とか警察とかが動かないのが不思議。
目撃情報もあるのに、誰も真剣に事件に向き合わない。
「デカいイノシシが女を喰っていたのを見たんだ」「酔っ払いがいい加減なこと言って」と酒を昼間から吞んでいる。
登場人物のほとんどが、呑気に下ネタジョークを飛ばしてヘラヘラして。
ゴロツキの集まりかという感じ。

Boar005.jpg

地元オーストラリアの人が観たら気分を害するだろうに。
いくらなんでも。
主人公バニーのネイサン・ジョーンズは元オーストラリアのプロレスラーとのこと。
物凄い体格だ。
人相手では無敵だが、オオイノシシには叶わなかった。
だが、それと闘い重傷は負うが死ななかったのは、彼だけ。
しかし村人で協力し合い、猟銃で一斉に撃つなどすれば退治できるものであろうに。
最後は、ケンの娘が車で体当たりして怪我を負わせたところをデビーが銃で仕留める。
これだけ犠牲を出して、漸くこうなるか、というところ。警察がいない土地なのね。ここは。

Boar004.jpg

バニーも傷の手当てをしないと死ぬはずだが、他の助かった連中が明日の呑み会の予定を話していた。
勿論、彼も誘われる。
どうなっているのか。
最後のシーンで改めて、危機管理意識もケガ人対処の意識も何もない人々だわ。

まあでも、イノシシはきつかった。
襲う時の生々しく激しく残忍なシーンがあれでは、ちょっと興覚め。
役者がひえ~ギエ~とか言って叫ぶことで成り立たせているだけ。
大体、こんなに人を襲う訳が分からない。野生なら意味のない殺戮は普通しない。
腹が一杯になれば出てこないものだ。

Boar006.jpg

オーストラリア映画は以前にも観ているがずっとVFXもストーリーもしっかりしていた。
2017年の映画とは到底思えない。
1990年代の日本特撮でも、もっとやる。

ネイサン・ジョーンズが良い味出していた。
しかしその他はやはり、ゴロツキであった。
勿論、イノシシも意味不明。

思考停止して観る分には結構良いかも。
疲れたときなど、、、



AmazonPrimeにて




ジョナサン ふたつの顔の男

Jonathan001.jpg

Jonathan
2018
アメリカ

ビル・オリヴァー監督・脚本
グレゴリー・デイヴィス、ピーター・ニコウィッツ脚本
ウィル・ブレア、ブルック・ブレア音楽

アンセル・エルゴート、、、ジョナサン/ジョン: (建設会社に勤務・法律事務所勤務)
パトリシア・クラークソン、、、ミーナ・ナリマン医師: (2人の育ての親)
スキ・ウォーターハウス、、、エレナ: (2人の恋人)
マット・ボマー、、、ロス・クレイン
ダグラス・ホッジ、、、ハンス・リーバー:
ジョー・エジェンダー、、、マイルズ


アンセル・エルゴートは「ベイビー・ドライバー」主演の人。
注目の俳優だ。
正反対の2つの人格を持つ青年を演じる。
基本、ずっと真面目で内気で優秀なジョナサンの視座から描かれるが、、、。
BGMが静謐で神秘性と重みがありとても絵に馴染んでいた。
わたしの好きなタイプのSFであった。この監督には注目したい。

Jonathan002.jpg

午前7時と午後7時の12時間ずつ、2人の時間が割り当てられている。
つまり朝7時に起床して夜7時に就寝するジョナサンと夜7時に起床して朝7時に就寝するジョン。
精神科の担当医によりそのように割り振られたのだ。
お互いの情報のやり取りや気持ちを伝え合うには、ビデオを通して行う。
人生を目一杯愉しみたいジョンは、夜時間というところが微妙か。
(わたしの教訓は、感情のままに揺れ動く者は不安定ではあるが瑞々しいパワーに溢れ、生真面目で理知的な者は安定していて強そうに見えるが、あるところでポキッと折れてしまうものだということ)。

Jonathan003.jpg

面白い設定だと思う。
赤ん坊の時、全く泣き止まないので母がこの精神科医に縋り、多重人格によるものであることを掴んだという。
この辺、何とも言えない。
人格~意識は、全てに先んじて生成されているのか、身体的な覚醒と経験を経ながら形成されるのか。
わたしは後者であると考える。
生まれた時に既に多重に強固な意思と人格を主張していたというのはちょっと考え難い。
しかしもしそのような事態であるなら、人格を分けられるならそうしないことには生存そのものに関わるはず。

Jonathan004.jpg

耳の裏側にその為の装置が組み込まれていた。
ここがSFチックである(笑。このアイテム悪くはないのだけど。
7時切り替えの12時間というのも、そもそもこの時計時間が身体時計と融和出来るのか。
朝だけ男と夜だけ男である。
無理は感じる。生理的に。
面白いが。

しかしふたりをそのように分けてしまった担当医は、それぞれに対応・管理するためにかなりの寝不足であったようだ。
実は当初、もう一人の人格がおり3人は流石に手に負えない為、ひとりは消してしまったという。
そりゃこのやり方で行くとすれば24時間を3分割は無理だ。生活自体が破綻する。

Jonathan005.jpg

ジョナサンは大変優秀で社長から高く評価されフルタイムでの仕事を嘱望されている。
しかし気質も資質・能力も異なるジョンと入れ替わりシームレスな仕事は不可能。
それで新プロジェクトにも抜擢されながらも時間的制約から満足に勤められない葛藤を抱える。

一方ジョンは陽気に人生を楽しむ性格であり、彼女を作り本気になる。
だがふたりが完全に結ばれでもしたら、一日の半分はジョナサンが知りもしない彼女と関わることになる。
これもシームレスな関係など結びようがない。
とくに仕事で一杯一杯なジョナサンにはたまったものではなく、ビデオメッセージで強く非難し別れるように訴える。
まあ確かにこれはキツイかも。

Jonathan006.jpg

気を悪くしたジョンは毎日のルーチンである自分の時間に関するビデオメッセージを作らなくなる。
心配したジョナサンは、彼の彼女であるエレナに逢い、事情を話したりしているうちに、何と彼自身が恋に落ちてしまう。
何かちょっと気持ち悪さを感じるが、ジョンに内緒でジョナサンとエレナは愛を深めてゆくことに。
だが、2人の間での内緒事はご法度である。これは担当医が譲らぬところでもある。
担当医からそのことを聞いたジョンは怒り狂い、夜にジョナサンの職場に乱入して落書きなどをして激しい抗議をした。
お陰で会社でとても高評価を得ていたにも拘らずジョナサンは首となる。

確かにジョナサンはジョンの恋人を奪ったのである。しかも彼の恋愛を強く批判しておきながら彼女を奪うというそのこと自体、卑劣ととられても無理はない。
しかしジョナサンもジョンを心配の余り彼女に近づいたことで自然に惹き込まれてしまったに過ぎず故意ではないのだ。
この彼女が魅力的過ぎたのだろう。そうだ悪いのは彼女だ。
と言う訳にもいかず、彼に詫びて必死に慰めるジョナサンであったが、、、。
ジョンは自暴自棄となり自殺未遂をしたりジョナサンを巻き込まない為に自分を消してくれるよう懇願する。

Jonathan007.jpg

終盤は畳み掛けるようにスリリングな展開を見せる。
ジョンの激しい感情の揺れが彼の精神パワーを引き上げてしまいジョナサンの時間を侵食して行く。
ジョナサンの時間中にジョンの破壊的な感情とエネルギーが突き上げて来るようになる。
ジョナサンがジョンを気遣っていたはずなのだが、いつしかジョンの時間が身体を侵食しているのだった。
そして気を失い目覚めるとジョナサンはタクシーの中で、運転手は「大丈夫、心配するな、と伝えろと言われた」そうだ。
その後、短時間のうちに何度も入れ替わり「もう疲れた。さようなら」と運転手に(誰ともなく)告げる。
運転手はどこか悟ったような男で、その様子を特に訝るでもなく、静かに見守っていた。
彼らは海を見晴らす海岸に降りている。
運転手の名を聞いた後、彼は自分を「ジョンだ」と名乗った。






AmazonPrimeにて






走る予定が

Moonwalker003.jpg

昨日と今日、桜祭りで、何処も混雑を極めて、、、
家の一つ奥まった区画は普段はそれほど車は走らないのだが、一つ外の街路と同様に車が行き来する。
走るという感覚にはなれない。
ひとが多すぎるのだ。

桜が丁度満開時に、「桜祭り」なのだから、もう何処からともなく集まって来る。
お祭りと言えば、出店だ。発電機だ。
ぞろぞろと皆がカメラを抱えて彷徨い出す、、、

そこ~その近辺を走るのは無理。
明日から走ると言うか歩くか。
数年前は、インディーズの不思議なバンドがなかなか興味深いサウンドを聴かせていたことがあったのだが、、、
今年はどうであったか。

15分くらい状況確認に出ただけなので、分らない。
大分以前は、娘を連れて多肉植物など買いに行ったものだ。
もう娘と外出するなど、ないだろう。
式にも一切、出ていない。

人のいるところに出て行くこと自体が飛んでもなく億劫になっている。
そうほぼ引き籠りか。
いや、広い公園などなら、幾らでも出て行く。
人のひしめく空間にいたくないだけだ。

ともかく、明日から街路に出て行こう。
桜も散ってゆく、、、。
風に渦を巻きながら。

地面に。
密かに。
何が埋まっているという訳でもない。

薄っぺらいフラットな面が何処までも続いていて。
身を寄せたい余白もなく。
確かに外に出たら、単に走り去るしかないわ。


moonbow003.jpg



運動の必要性

sun005.jpg

今日、物凄くこき使われて分かった。
体が動かなくなっている(爆。

非常に体が重い。
何をやるでもなくぼんやり過ごしている場合ではない。
体を空気化しないと。
透明化でも良いが、都合の悪い場合もある。
羽のように軽くするのだ。

体が異物のような引き攣り方をしているのは、実にマズイ。
走ると直ぐにゼイゼイしてしまう。
何たること。
全て放り出して体のケアに移行する。

まさにやるべきことをやるべき時にすることだ。
それしかない。
幸い、もう何も余計なことをする義理はなくなった。
何もない。

内側へ内宇宙に深く潜ろう。
外は一切、興味ない。
集中するときは猫も締め出そう。
音が入って来るなら、ヘッドフォンで音楽の防御シェルターを形成する。
少なくとも馬鹿避けにはなるし。

地球は早晩消え去る。
人類が消える前に先に地球が消えるかも。
どちらでもよい。
関心はない。

入りこむこと。
次々に入りこむこと。
内側に。ただ只管内側に。

そこで。
ほぼ。
何も見えなくなった風の中で。

いつもの公園をじっくり一日かけて散策しよう。
何も変わらない幻覚のような日常はそのままに。
全てが終わっていようと。
最初から寄る辺など無かったのだから。



moon07.jpg




パラレル 多次元世界

Parallel001.jpg

Parallel
2018
カナダ

アイザック・エスバン 監督

アムル・アミーン
マルティン・ヴァルストロム
ジョージア・キング
マーク・オブライエン
アリッサ・ディアス
キャスリーン・クインラン


若者4人のパラレルワールドに自由に行き来出来る鏡を発見したら人間どうなるかの御話。

Parallel002.jpg

パラレルワールドが、こちらの180倍速く進む。
こちらの1分があちらの180分となる。
この違いを利用し、ベンチャービジネスでは顧客の無茶な納期の要求に応えて成功をまずは収める。
これに気をよくした4人が最初はビジネスの成功の為に、協力して時間差を利用して儲けてゆくが、そのうちにバラバラに私利私欲のために暴走を始めてしまう。

Parallel003.jpg

パラレルワールドもひとつではない。
マルチバースであるから、無数にある。
しかし時間の速度の差はどの世界ともこの関係であったような。この辺に関する詳しい言及はなかったが。
また細部がどこも少しづつこちらとは違い、芸術などは、違いは他の領域よりも大きいものであった。
それらを調べては考察していたが、やがってその有様やシステムを考えるより時間差パラレルワールドを利用して欲を満たすだけに方向性が決まって行く。
この過程がかなり浅ましい。
最初この鏡、移動させようとしたら出来ず、鏡の面を少しでも傾けたら作動しないことに気付く。つまりこの場と角度の調整は出来ず、常にこの場が出入り口~ポータルとなる。
何でこんな装置が、4人で借りている部屋の壁の向うに封印されていたのか、その辺の謎解きなどには誰も無関心であった。
実用性に只管、目が向く。

Parallel004.jpg

他の世界から来た者はちょっと青みが掛かり少し形が歪んだりするので分かり易い。
どんどん、欲に任せて他の世界でやりたい放題にエスカレートし、遂に女性問題で脚を撃たれて出血性ショック死する仲間が出てしまう。
だが機転を利かせ、その代わりを別の世界から連れて来たり(つまり欠損の補填だ)、もう何でもありとなる。
しかしこちらに強制的に拉致された当人はこれまでの脈絡とどうも繋がらない点が幾つも見出され混乱を極めてゆく。
少しづつ違う流れで生きて来たとは言え、重要な経験が決定的に異なっていたりもする。
宝籤も当たり番号は異なっていた。

Parallel007.jpg

行き来を繰り返してゆくうちに彼らも精神を病み始め、欲望だけが野放図に増幅して行く。
ひとりは、幾つもの世界から発明品や先進技術だけを盗んで来て、この世界で発明王になろうとする。
もうその欲望しかなく、幾ら金が入って来ても満足が出来なくなっている。富の後は名誉か。
しかし何でもありの世界で、邪魔な人間を殺しても他から補充すればよいという考えに短絡してしまう大変危険なサイコだ。
芸術家で目の出なかった女性は、向こうの世界の自分の作品を盗用してこちらで有名な絵描きとなる。
しかし何とも虚しくなり自暴自棄になってゆく。
のび太が何でも願いが叶い、お噺の最後でちゃんとプラマイゼロに引き戻されて終わることがなければ、こんな風に虚無的になってしまうはず。
もうひとりは事業に失敗し、自殺した父に出逢いやり直そうとする。
彼はこの行き来の中で正常を保とうとするが、父との対話が叶い、芸術家の彼女とも愛情を確かめ合い、お互いに良い方向に流れを修正しようとするが、、、。

Parallel005.jpg

もう一人の発明王を狙うかつての仲間にその彼は殺され、他の世界から代わりが連れて来られていた。
彼女は、そのことに気付き愕然とする。
そして偽発明王がまた邪魔になった彼らを消そうともみあいになり彼が怪我をして一瞬鏡に入った隙に彼女が鏡の角度を変える。
体が半分こちらに出掛かったところで、転送が切れた為、半分に切断された体がこちら側にバタッと倒れる。ここはやけに生々しい。
ここで鏡は破壊してしまう。
それが良い。欲望で身を亡ぼすだけの魔の入り口である。
封印となったか。

Parallel006.jpg

死体処理して殺された代わりの彼と車で逃避行となる。金はあるし何処に行ってもどうにかなろう。
死んだ発明王が持って来た技術はそれぞれ各研究団体に匿名で寄付し有難がられる。
そして途中でガソリンスタンドに寄った時に、彼女が何故か鏡の世界に囚われ入れ替わった彼女が乗り込む。

何故だ?あそこのあの角度の特殊な鏡でのみ可能であったはずが、、、
何の説明的状況も省かれ、、、
ともかく彼女は入れ替わっていた。
その先どうなるのか、ほぼどうでもよい感じの噺に既になっていた。あんまりだわ。

微妙な映画であり、パラレルワールドを前提にしているが、SF要素はほぼ無く、欲望に翻弄され自滅する4人の元仲良しグループの噺であった。サスペンス物の好きな人には向いているだろう。




AmazonPrimeにて










子供はやはり友達と

BLACK SUN016

隣りの部屋に半日差で入って来た子と一緒にお料理をして食べているという。
寮は朝と夕にしか食事は出ない。

図書館もありそこで、課題も二人でやっているそうで、家では到底そんな気持ちにはなれない。
やはり親元を出て、同年齢の子と生活を共にする価値は大きいと思う。

明日は登校してガイダンスを受ける。
いよいよ一緒に勉強に励む友達、全員と顔を合わせるようだ。
やはり友達が肝心だと思う。

自分を振り返ると、高校時代は女子がとてもしっかりしていて、随分助けられた記憶がある。
高校くらいだと女子の方が精神年齢が高く頼りがいがあるもの。
娘の高校も共学で、寮生は男女同じ人数である。
帰国子女が多いこともあり、きっと面白いのではないか。
まさに流行の”ダイバーシティー&インクルージョン”の日々となりそう。
わたしがそこで愉しみたい環境かも。

違いを前提として似ているところを探すのは面白い。
科学的だ。
発見したことをもとに発展させる。展開する。
創造的で芸術的だ。

そういう人間関係が出来れば持続的な信頼関係も生まれるだろう。
そして詰まらないことから解放されて、ホントの意味で愉しく過ごして欲しい。

わたしも悟りの意味で、すべて忘却しようと思う。
歴史から解かれること。
日々新たに生まれること。

そう猫のように。
きっと猫はそうして生きていると思われる。
うちのトラも「おはよう」以外は何も覚えていない。

sun005.jpg

長女入寮

sun009.jpg

今日、長女が入寮した。
淋しい。
わたしに逆らってばかりいた長女が家を離れ遠くで暮らすとは、、、。
考えられないことだが、家にも、近くに借りたマンションにもいない。

もうピアノの音も聴けない、、、。
静かな毎日が来るのだ。
淡々とした毎日が、、、
次女もこの後に家を出ることになっている。

マンションの彼女の部屋をこれから少しずつ4,5日かけて整理するつもり。
片付けできない女である為凄まじく散らかっていたが、今日はごみを集めて袋詰めにし、ペットボトルの片付けをした。
半分飲んだジュースや水が沢山転がっており、水道に流すのが勿体なかった。
これで寮で集団生活できるかどうか、、、とても心配だが、逆に良い機会であろう。

寮に着いてから整理が大変だったと謂うが、部屋も中の家具・備品も全て新品ということからさぞかし気持ちはよいはず。
冷蔵庫もピッカピカだそうだ。全て新しくされたらしい。
確認後に、モノを所定の場所に収めるでもなく、ベッドでスヤスヤ眠ってしまったそうな。

わたしも一週間かけて持ち物を買いそろえたが、同行した妻が更に40品目くらい着いてから買い足したという。
そんなに何を導入したのか。
部屋が狭くなっていなければよいが、、、。
この後、寮長とも相談し、電子ピアノも入れる予定であるが、、、

しかしまだ少し先がよさそうだ。
オルガンの弾けるコースに入れれば、それはそれでよいが、基本オルガンとピアノは全く異なる楽器だ。
オルガンは管楽器だがピアノは打楽器である。
全く弾き方もタッチも異なるし、ペダルもまるで違う。ましては電子ピアノであるから余計に微妙。
運指の練習用としてだけあれば役には立つかというところだろうか。
様子を見て、少し経ってからにしたい。

還って来るのは大変だしものぐさな娘だからそんな面倒なことはしまい。
恐らく行ったままになると思われる。
心配は心配と謂えるが、海外に留学させた知人もいるし。
まあ、英語が強ければそれも充分ありだ。
因みに長女は英語が苦手。
しかし英語教育にもっとも力を入れている学校に何故か行ってしまった(笑。

どうするんだろ(爆。
自分が決めたことだから自己責任で頑張ってもらうしかない。
隣りに入った子とお友達になって既に出ている課題を一緒にやることにしたそうだ。
ホントはもう終わっていなければならないものなのだが、、、。
夕食の写真を見た。
とてもヘルシーな感じの美味しそうな和食であった。

お風呂が超豪華ホテル並みと聴いていたが、凄く気持ち良かったという。
お風呂が良ければすべてよしである。
夜もよく眠れるというもの。
良い睡眠が一番肝心。
一日を頑張るには、まずはスッキリ・リセットが前提である。

勉強はそこそこで構わないので、気の合う友達と仲良く過ごしてもらいたい。
3年間など、あっという間だ。
うわ、まだ大学が控えているが、、、
わたしは、高校も大学も無意識で入ったので、今回を考えるとちょっと、、、である。
今から心配することではないし、逞しくなってくれることを願うのみ。


BLACK SUN013




約束の宇宙(そら)

Proxima001.jpg

Proxima
2019
フランス・ドイツ

アリス・ウィンクール監督・脚本
ジャン=ステファヌ・ブロン脚本
坂本龍一 音楽

エヴァ・グリーン、、、サラ: (フランス人宇宙飛行士。シングルマザー)
ゼリー・ブーラン・レメル、、、ステラ: (サラの娘、学習障害)
マット・ディロン、、、マイク: (アメリカ人宇宙飛行士)
ザンドラ・ヒュラー、、、ウェンディ: (ステラを担当する女性職員)
アレクセイ・ファテーエフ 、、アントン: (ロシア人宇宙飛行士)
ラース・アイディンガー、、、トーマス: (サラの元夫。ステラの父。宇宙物理学者)


子供を持つ女性宇宙飛行士の生き様を描く、子育てドラマ。
ESAで飛行訓練に明け暮れる女性を描くが間違ってもSFは関係ない。
だがキャストが良く雰囲気もトーンも心地よい。
母の感情の振幅はかなり激しいが(それに対応する娘役がやたらと上手い)。

Proxima002.jpg

如何にも自立心旺盛のフランス女性という感じのサラ。
仕事の場に私事~娘関係を持ち込み過ぎな感じもするが、子育て重視であることは大いに賛同する。
だが、やり方が良いとは思えない。
共に搭乗する飛行士と安全管理~危機管理の重要なミーティングに子供を断りなく連れて来て、子供がいなくなったと勝手にその場を離れ探しに出て行ってしまう。
何と自由な。感情に任せた行動で大丈夫なのか。

Proxima003.jpg

これは頂けない。3人でこれから火星に向おうとするのだ。
その前の重要な会議に公私混同は言語道断であろう。
注意するロシア人飛行士には、文句を垂れる。この辺は観ていて不快。
連れて行ってもらった子供は自分の相手をしてくれるはず、と当然思う。だがその場に行くと放っておかれれば詰まらなくて出歩くのも当然。ちゃんと言い聞かせてホテルに(父に)預けておくべき。中途半端はどちらにとっても不味い(危機管理のおいても)。
自分の感情に忠実というか最優先というのは、このようなミッションにおいてどうなのか。

Proxima004.jpg

だが、重要な任務にありながら最大限、子供と接する時間をもとうとする気持ちはとても大切だ。
娘は幸せだと思う。忙しくて実質時間が取れなくても、飽くまでも気持ちの問題だ。そこはしっかり通じる。
母親によっては適当な理由をつけ子供を極力遠ざけようとする者もいる(忙しいなどと)。
近くにいなければならなくなれば、自分の対象化出来ない鬱積した感情~ストレスを全て子供にぶつけて来る。
そういう親も確かにいる(そういった親ほど、ストレスフリーで長生きもする。呆れる)。

フランス人として彼女はロシア人の中の入る。
ソユーズに乗って行くのだ。
よくある先輩の高圧的な見下した態度~言動。
これにはめげず頑張る。フランス女性はこういうところは強い。

Proxima005.jpg

この映画、訓練の過程はかなり濃く描かれ、子供との繋がり~愛情、勉強の心配、元夫との子供を巡っての葛藤などもタップリ演じられるが、ロケットが離陸したところで噺はお仕舞である。
そういうテーマの映画であるから、良いのだが、、、。
飽くまでもシングルマザーの子育て奮闘記以外の何ものでもない。

とは言え、訓練方法は面白かった。
これは、きっとESAで実際に行われているものだと分る。
それくらい信憑性を感じた。
まさかこの場でオチャラケやっても意味はない。
きっとかなりの協力の下の撮影のはず。
これらのシーンには好感を持った。
かなりハードである。わたしもダイエットの為にやってみたくなるが、到底続くような生半可なものではない。

Proxima006.jpg

最後の最後に娘と約束していた、ふたりでロケットを観るということをもう隔離された状況になりながら部屋を脱出して深夜、娘を車で連れてゆく。
元夫も、お前何やってんだ!と目を丸くして言うが、これは掟破りとは言え、母と娘の間にはどうしても必要なことであった。
娘はこれで納得し、母もこころが安らぐ。
思い残すことなく宇宙に旅立てる。見送れるというもの。

その後、帰って母は体中を殺菌する。
こちらは見つからねば良いがとハラハラしたが。
見つかったら即、控えの飛行士にチェンジ必須だ。
結構、危ういことを度々してくれる。
母は強しと言うべきか(無鉄砲でもある)。

Proxima007.jpg

まあ、子供を奥さんに任せた男の世界で女性がしかもシングルマザーが対等に張り合ってゆくのだ。
それは大変なはず。
舞台は、別に「欧州宇宙機関」ESAでなくともよい。
どんな職場でも同じだ。
但し、この職場は一つ間違えれば、命はない。娘と二度と逢えなくなる。
(だから安全~危機管理は重要になるはず)。

最後の母の乗ったロケットの光が夜の闇に吸い込まれるように消えてゆくのを見守る、娘の表情に収斂する。
葛藤はあったが清々しくエンドロールへ。
坂本龍一が音楽を担当。溶け込み具合は申し分ない(しっかり聴かせるが主張し過ぎない)。




AmazonPrimeにて




トラにおやすみを言わせるには

moonbow003.jpg

もう「おはよう」をマスターしたトラだが、「こんばんは」は些か難しい。
それで「おやすみ」にした。

だが、反応自体がない。
いくらこちらが「おやすみ」を言っても明後日の方を向いている。
「おはよう」を言っていたころは、しっかりわたしを観て、その発声を真似て「おはよう」に成功した。
H3ロケット2号機とほぼ同時期の成功であった。

しかし先程、再度「おやすみ」を言ってみたら、そのまま目を閉じて眠ってしまった。
どうやらことばの意味は分かっているらしい。

だが、、、、
「おやすみ」も言って欲しい。
「おはよう」が言えているのだ。
それ程難しいとも思えない。

もうずっと寝て居る。
いつもの丸まったフォームで。
思い切って足を延ばした後で丸まる。
気持ちよさそうに。

それは良いのだが、やはり本質が野生。
ちょいと触ると直ぐに起きて反応する。
どのような体勢にも移れそうな感じだ。
これでは落ち着く暇もないだろう。

と、いつも思う。
夜中に急にわたしが目覚めトイレにでも行こうとすると、、、。
スッとやつも起きる。
人類の祖先もかつてはそんな風に過ごしていたのだろうか。

外で~野生で過ごすとはそういうモノだろう。
トラにとっては、まだ外も家の中も同じなのだ。
だから、「おやすみ」は、まだみたい。
「おはよう」は、朝飯頼むぞみたいなノリで前向きなのだ。
いつも朝の食欲は凄い。

moonbow002.jpg

安らかに眠ろう。






”Bon voyage.”

検索フォーム
ブロとも申請フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

SF PickUp
ブレード・ランナー ファイナルカット
ブレードランナー2049
メッセージ
インターステラー
第9地区
月に囚われた男 MOON
オブリビオン
コンタクト
オデッセイ
エイリアン
プロメテウス
エイリアン: コヴェナント
エクス・マキナ
クラウドアトラス
モンスターズ 地球外生命体
クロニクル
ガタカ GATTACA
チャッピー
パシフィック・リム
ザ・ミスト
オートマタ
スターシップ9
モーガン プロトタイプL-9
ロスト・エモーション
スローターハウス5
ザ・ドア 交差する世界
メランコリア
アルファヴィル
アンダー・ザ・スキン
不思議の国のアリス
イーオン・フラックス
サリュート7
アポロ13号
シルバー・グローブ/銀の惑星
イカリエ-XB1
アイアン・ジャイアント
アンドロメダ
地球の静止する日
地球が静止する日
宇宙戦争
トランス・ワールド
ロボット
ヴィデオドローム
イグジステンズ
マイノリティ・リポート
フローズン・タイム
マザーハウス 恐怖の使者
EVA
ベイマックス
ファースト・コンタクト
ファースト・マン
13F~サーティーン・フロア
あやつり糸の世界