軽やかで爽やかな

ただ、待っている。
最近は特に。
そんな日々が続いているような、、、。
いや耐えているのだ。
今日は「白と黒の同窓会」と言うのを見たが、さっぱり意味が分からなかった。
ヒロインに付き纏う白と黒の実体のない女。
最後の最後に、ヒロインとその白い女が入れ替わって、ヒロインが突然消えてしまい今日皆さんから中高の彼女の事が聴けて良かったです、ってどう意味か分からん。場所~場面は連続しているし。後日、日を改めてならまだ分からなくもないが。
旅行に行く噺だって、その友達はまだそんな間柄ではなく、この先の噺のようなことを言っていたはず。
(つまり友達は大学生になってからはいない)。
この影であったのに突然実体化し、ヒロインが影に入れ替わっていたのが、その文脈~筋道が全く不明。
こういう噺は、大嫌いなのでもう二度と触れる気はない。

ここのところ続けて観てしまった重い映画はちょっと現在の家の状況にそぐわないので、軽めのモノを探して観たつもりが、ワケわからんというのは困る。重厚で難解なモノの方が見応えがあったとか充足感が持てるだけ良い。
何なんだこいつら(志摩リンではないが)気持ち悪いだけなので、ご免だ。
「軽やかで爽やかな」ものがよい。
何の捻りもいらない。
淡々として飄々として郷愁を呼ぶもの、、、
そんな作品が観てみたい。
「東京物語」など最高なのだが、あんなものが他にあるとも思えない。
タルコフスキーみたいなものもとってもよいが、そうはない。
イングマール・ベルイマンも時折観たくなるが、そのとき観ればよいか。
サイバーパンクは「ブレードランナー」でよし。
これからSF観るとすれば、ドゥニ・ヴィルヌーヴを待つ。
待つ。耐える日々が続く、、、影すらない灼熱の中で。
