RED/レッド

RED
ロベルト・シュヴェンケ 監督
ジョン・ホーバー、エリック・ホーバー 脚本
ウォーレン・エリス、カリー・ハムナー 原作
ブルース・ウィリス、、、フランク・モーゼズ
モーガン・フリーマン、、、ジョー・マシス
ジョン・マルコヴィッチ、、、マーヴィン・ボッグス
サラ・ロス、、、メアリー=ルイーズ・パーカー
ヘレン・ミレン、、、ヴィクトリア
カール・アーバン、、、ウィリアム・クーパー
ブライアン・コックス、、、イヴァン・シモノフ
ジュリアン・マクマホン、、、ロバート・スタントン
リチャード・ドレイファス、、、アレクサンダー・ダニング
レベッカ・ピジョン、、、シンシア・ウィルクス
アーネスト・ボーグナイン、、、ヘンリー
ジェームズ・レマー、、、ガブリエル・シンガー
REDとは、引退した超危険人物を指すという。
年金生活者となった彼ら殺しのプロをわざわざ殺しに来た組織がCAIであり、そこを操る黒幕をやっつけようと言うもの。
何とも、、、ハチャメチャな。おじいちゃんたちのコスプレも決まっていた(爆。
芸達者な豪華キャストである。

モーガン・フリーマンが死んだかと思ったら生きていて、良かったと思ったらまた死ぬが、またどこかでふいに出て来ると思って待っていたのだが、最後まで出てこなかったのは、何故?あそこでは死んでいないと思ったのだが。やっぱり死んだのか。一番の狸爺だと思っていたのだが、、、。
そこだけが気になった。
元CIAの凄腕エージェントのフランク・モーゼズが夜の自宅で突然武装集団に襲われるところから始まる。
なかなかの導入部。冷静沈着に最小エネルギーで、全員退治するところが如何に凄いおじいちゃんか充分分かった(笑。
(ここまで極端でなくとも、いつ何があるか分からないのがわれわれの世界だ)。
爽快な殺し屋集結の大銃火器アクションものかと思っていたが、それ程でもなく、勿論地味でもなく、年輩の元凄腕の殺しのプロフェッショナルたちが、経験と頭脳を活かしてどんどん敵の裏をかいて倒してゆくのだが、特に新鮮味はなかった。
兎も角、熟達した人は、一つ先が読めるという事だ。
そして充分に尖っている。
そうでなければ、しっかり生き残り、年金生活まで出来まい。
その上、フランク・モーゼズときたら可愛らしい彼女まで作っている。
(一緒に危険極まりない行動を通して親密になってゆくぱたんであるが)。

基本、お達者なおじいちゃん、おばあちゃんがハッスルする中で、サラ・ロスとカール・アーバンの存在はこれはこれで良い味は醸していた。
こういう作品は、時々アメリカ映画で観るが、お達者クラブがまだまだ若いもんには負けないと頑張るというフォーマットも好まれるのだろう。
コミカルな面もあり銃アクションも面白かったが、スッキリ爽やかというところまでは行かなかった。
結局、彼らREDを始末する手先となって働いていたウィリアム・クーパーが最後の最後に、黒幕の仕業とその真相を知り、寝返る。
それでスッキリ事件は解決となるようだが、後始末が大変だなあといつも思ってしまうところだ。
そう皆、タフなのだ。
タフと謂えば、あんな危険極まりない弾丸が雨霰みたいに降り注ぐなかを彼女と一緒に切り抜けるというのも何とも言えない(笑。
メアリーは素人である。まず命が幾つあっても足りまい。そしてそんな狂気の行動を共にするうちに楽しくなってゆくのだ。そんなものか?
まあそこが面白い流れなのだが。

ブルース・ウィリスのこういう演技がもう見られないのは残念だが、もうホントに年なのだ。
ヘレン・ミレンの貫禄も言うことなし。
モーガン・フリーマンはもうすっかり好々爺という域に入っていたが、、、。
ゆっくりゆったり残りの人生を愉しんでもらいたい。
そういう気持ちに自然になれる御話でもあった(笑。

REDリターンズというのもあるらしい。
油断できない。
U-Nextにて


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