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GOMA28

Author:GOMA28
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黄金

The Treasure of the Sierra Madre004

The Treasure of the Sierra Madre
1948年
アメリカ

ジョン・ヒューストン監督・脚本
B・トレヴン『The Treasure of the Sierra Madre』原作

ハンフリー・ボガート、、、フレッド・C・ダブズ (山師)
ウォルター・ヒューストン、、、ハワード (山師)
ティム・ホルト、、、ボブ・カーティン(山師)
ブルース・ベネット、、、ジェームズ・コーディ(山師)
バートン・マクレーン、、、パット・マコーミック(インディオのリーダー)
アルフォンソ・ベドヤ、、、ゴールド・ハット (山賊のボス)
ジョン・ヒューストン、、、白いスーツの男
ロバート・ブレイク、、、宝くじ売りの少年


ウォルター・ヒューストンとジョン・ヒューストンは親子なのか。
親子そろってのアカデミー賞受賞(監督賞と助演男優賞)の作品だという。
確かによく出来た映画であった。見応えは充分。

The Treasure of the Sierra Madre003

1920年代のメキシコのタンピコという町から物語は始まる。
アメリカ人労働者にはとても厳しい町でダブズは金持ちの紳士から金せびりをしながらどうにかしのいでいた。
そんななか、安宿で出遭った初老の男の金で一儲けの噺に知り合ったばかりのカーティンと共に食いつく。
金鉱発掘のベテラン、ハワードに従い、シエラ・マドレ山脈で金の採掘に挑む。
ふたりは全くの素人で要領を得ない上に体力も追いつかないが、ハワードの指揮のもと、金鉱をついに掘り当てる。
いかし、ハワードが当初、言っていた「人間大金を前にすると欲に目が眩み殺し合いになる」と謂う件である。
当初、その部分に二人は重きを置かなかったが、実際採掘の苦難を上回る苦痛を彼らに強いることになる。

The Treasure of the Sierra Madre001

そしてコーディという男が突然乗り込んでくる。自分も金を掘ると。
彼らは、この闖入者を前に大変難しい局面を迎える。
自分たちだけでも疑心暗鬼で夜もまともに寝れないのだ。新たなメンバーなど入ろうものなら緊張度は更に跳ね上がる。
彼らは外部からも、たびたび山賊に襲われるが、どうにか切り抜けてきた。
フェデラルズという山賊を取り締まる連邦警察がいたことを知った。
ここで厄介ではあったが、外部の敵に対し力を期待できたコーディを失ってしまう。
コーディの持っていた手紙から彼の素性が分かる。そして3人に人間らしさが戻る一時であった。
ダブズから、埋葬してやろうという声が出る。
ハワードとカーティンは、分け前の4分の1を彼の家族に渡すことにする。
だが、ダブズはやがて仲間を誰も信用できなくなり彼らを葬り全ての砂金を自分が独り占めしようと目論むのだ。
ハンフリー・ボガートってこんな役も熟していた(笑。
ちょっと驚き。

The Treasure of the Sierra Madre007

大金を前にするとこうなる人間はなってしまう(なるべくしてなるのだろう)。
まず、ストレートに全ての金を頂きたいと思う前に、これまで共に組んできた相棒が実は俺を殺して金を奪う気ではないのかという疑心暗鬼から逃れなくなる。その思いに憑りつかれてしまうのだ。ここがまず恐ろしい。相手が殺そうとしているのなら先にこちらが殺してしまおう。そうすれば底知れぬ不安から逃れられるのだ。
しかしその後に良心の呵責に苛まれる。結局、この作業自体が地獄に他ならないではないか。
物凄い体力を使い何とか砂金を手にして、その分け前を仲間から守るためにただ神経を擦り減らしてゆく。

The Treasure of the Sierra Madre005

黄金とは何か。
それぞれ分け前を袋に入れ、ロバに背負わせて三人で歩いていたのだが、結局ダブズひとりでロバを誘導して行く羽目に。
鉱山で落石事故から救ってくれたカーティンを撃ってそのわきまえをせしめ、インディオの少年の命を救いそのお礼に招かれたハワードの分も、本人がいない事をよいことに横取りしたものだ。彼なしに鉱脈探しも砂金にする方法も分からなかったものを。
人間ここまで落ちぶれるものか、、、
しかし独りで無防備に疲れ果てて進むところをまたもや山賊に襲われることとなる。ゴールド・ハットは結構出番が多かった。
今度ばかりは、一人では勝ち目はなかった。

そしてダブズを惨殺して沢山のロバを奪いそれを売りにかけた盗賊が、そのロバの焼印の形を知らなかったため盗んだものとバレてフェデラルズに処刑される。
盗賊はロバに括り付けられた袋に入ったものを砂金を見抜けず袋ごと捨ててしまっていた。
捨てた場所を特定し、ハワードと一命をとりとめたカーティンがその場所に向かうが、すでに強い季節風に煽られ砂金は完全に宙に舞い空袋がかろうじて拾えただけであった。
結局、黄金とは何か。
二人はただ笑うしかなかった。


ハワードはもう村では神様扱いされ何の不自由もなく暮らせる身分となっている為、そのまま村にとどまることを決める。
丁度よい老後ではないか。
カーティンは行く当ては全く無い為、コーディの手紙を頼りに彼の家を訪ねることにする。その家はカーティンが夢にまで見ていた果樹園を経営しているのだった(今回の稼ぎで果樹園をもつつもりであったのだ)。

それにしてもハンフリー・ボガート、序盤は紳士と見るや金をせびり、後半は大金をモノにしたことから欲に目が眩みそれまで支えてくれていた仲間を裏切り、果てはそのために独りとなり、山賊に殺されてしまう。
まあ、何というか強欲に振り回された人間の顛末をとても説得力ある演技で魅せてくれたものだ。
彼がこういう役をやること自体、感慨深い(笑。
ウォルター・ヒューストンは余裕と頼りがいのある落ち着いた男であった。
ティム・ホルトも散々な目に遭いながらも良識を失わない男を静かに演じていて好感をもった。
キャストも脚本も申し分ない。息子に金をねだる演技と言うのも粋である。




BSTVにて










”Bon voyage.”

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