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GOMA28

Author:GOMA28
絵画や映画や音楽、写真、ITなどを入口に語ります。
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グッド・ネイバー

The Good Neighbor001

The Good Neighbor
2016年
アメリカ

カスラ・ファラハニ監督
マーク・ビアンクリ、ジェフ・リチャード脚本
アンドリュー・ヒューイット音楽

ジェームズ・カーン、、、ハロルド・グレイニー(独り暮らしの老人)
ローガン・ミラー、、、イーサン・フレミング(高校生)
キーア・ギルクリスト、、、ショーン・ターナー(高校生)
ローラ・イネス、、、キャロライン・グレイニー(イーサンの母)


淡々と流れる映画であった。

糞生意気なアホ高校生が、したり顔で「人は見たいものを見る」などとほざいていたが、まさにその通りで、お前がそれにはっきり自覚的でない為に人を殺すことになったのだ。
他者に対する想像力の欠落。
人を自分の都合の良いようにしか見ることの出来ない屑。
近所の老人に対して、自分の見たいもの~内面を投影して、老人をいいようにいたぶり殺すに至る。
その老人が日頃、不愛想で誰とも付き合いを持たない変人だからきっと何か悪いことをしているどう扱ってもよいやつだ、などと決めてかかる。
この老人は、知人(妻の友人)から良い施設の世話をされていたが、断固として断っていた。
家に大切な想い出が詰まっている為、絶対にここを離れたくなかったのだ。
そこへ、ターゲットに質の悪い悪さをしてその反応を録画・編集しwebに上げ評判をとろうという糞バカどもが一方的に絡んできた。

The Good Neighbor002

向こうには決まって地下室というブラックボックスがある。
昨日の映画では狙い通り地下室に犯罪の巣を見つけ真犯人を暴くことに成功したが、今日の作品はこの老人が地下室でしていることは、亡き妻との想い出に耽ることであった。
そこには病床の妻の為にプレゼントした、彼女が自分を呼ぶときに便利なベルが大切に保管されていた。
この餓鬼どもは、それまでポルターガイストばりの扉がバタバタ開閉したり音楽が勝手に鳴り出したり、電気が付いたり消えたりなどを全て遠隔操作し、それに対する彼の反応をずっと録画してきた。
それらのデバイス取り付けは老人が買い物に出かけた隙に忍び込んでやったものだったが、地下室にはカメラも盗聴器も取り付けていなかった。
家宅不法侵入とは、そもそもこの老人の稠密な内的生活に土足で入り込むことでもある。その重みすら微塵も感じていない。
(単に見つかったら、やべ~っというだけなのだ)。

The Good Neighbor003

ご丁寧にこの家の地下から女性の叫び声が聞こえたなどと警察に通報して何とかその中を確かめようとさえする。
老人にとってそれら全ての事象は霊現象~女性の声すらも~妻からのメッセージだと受け取れるものとなっていた。
そして警察の調べに満足しないそいつらは、自分で地下室を探りに行き、ビンテージもののベルを上の居間まで勝手に持ってきてしまう。そのベルの移動は、老人にとり特別な意味を持った。
これが最終的なトリガーとなり妻からの指示~お迎えと受け取り、彼はピストル自殺を果たす。
(確かにこいつらの言う通り「人は見たいものを見る」ことしか出来ない)。
こいつらは腰を抜かすが、勝手に死んだんだから俺達にはかんけーね~、とかほざいて、機器を取り外し証拠隠滅を図ろうとする。

The Good Neighbor004

裁判官が本来なら無期懲役にあたいする行為だが、まだ未成年であり初犯である為、2年間の保護観察処分とする、ときた。
何なんだ、この情状酌量は。
この老人が死ぬまでに至る仕掛けを作動し、その反応を全てビデオに録りそれをウェブ上にアップして人気者になろうなどと企む屑どもに対し、、、
人をそもそも何だと思っているのか。
だがこういった手合いはいる、いる。こういう空馬鹿は巷にウヨウヨ老若男女を問わず、いるから困る。
自分の空虚さを充たそうと、承認要求の点稼ぎの為に他者を平気で利用し犠牲にするゴロツキどもが。
この映画も典型的「バカは死ね!」映画、(わたしにとり)第二弾となった。だが、ターゲットにされた老人は死んだ(殺された)が、奴らときたら、ピンピンしており保護観察2年というのは、余りに非対称な関係性ではないか。

そして判決後に裁判所を出ると、マスコミや野次馬が大挙して集まり騒ぎ立てて、沢山のマイクを向けて来る。
この子憎たらしい高校生のまんざらでもないという満足気な表情、、、。
こう言う奴を果たして生かしておく意味があるのか。
(死んでも治らない手合いだが)。
こいつは、更に調子に乗るだけだろう。
共感性と想像力のない上に承認欲だけ旺盛なモノがこの先、また何をやらかすのか、、、。
まずもって、少年法というのが気に喰わない。
人類は急速に変化している。枠の有効性は常に検討を加えられなければならない。


見るのが嫌になる映画であった。









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