Dr.STONE 1~24 観終わる

飯野慎也 監督
稲垣理一郎・Boichi 原作
加藤達也・堤 博明・YUKI KANESAKA 音楽
(声
千空 (天才科学者高校生)、、、小林裕介
大木大樹(体力自慢の千空の親友)、、、古川 慎
小川 杠(大樹が思いを寄せる高校生のクラスメイト、)、、、市ノ瀬加那
獅子王 司(霊長類最強の高校生)、、、中村悠一
コハク(大変な戦闘力の少女戦士)、、、沼倉愛美
クロム(千空と同じ歳ごろの石器時代の科学者)、、、佐藤 元
金狼(腕の立つ門番)、、、前野智昭
銀狼(金狼の弟)、、、村瀬 歩
ルリ(巫女、村の物語の伝承者、コハクの姉)、、、上田麗奈
スイカ(村の近視の少女)、、、高橋花林
あさぎりゲン(メンタリスト、司を裏切り科学の国につく)、、、河西健吾
カセキ(超絶的な腕を持つ職人)、、、麦人
百夜(千空の父、宇宙飛行士)、、、藤原啓治
リリアン・ワインバーグ(宇宙飛行士)、、、Lynn
シャミール・ヴォルコフ(宇宙飛行士)、、、森久保祥太郎
コニー・リー(宇宙飛行士)、、、金元寿子
ヤコフ・ニキーチン(宇宙飛行士)、、、山本兼平
ダリヤ・ニキーチナ(宇宙飛行士)、、、田中理恵
Season1は24話で終わりのようだが、これからというところで終わる。今見終わったところ、、、。今日は時間がない(笑。
それにしても、これでは、先が気になって仕方がない、、、。
Season2は来年こってりと放映されるようだ。
飛んでもない物語だ(そして何より主人公が飛んでもない。自分が石化してから3000年以上頭の中で時計のように時間を計っていたのだ。それが全てを物語るような少年)。
「まどか☆マギカ」、「涼宮ハルヒ」、「メイドインアビス」に比較しうるとんでもない大作だ。
こんなものがあるなんて、ビックリした。
少年ジャンプに連載中ということで、観たくなってしまったが、、、。
それくらい「そそる」内容だ。
とても緻密で伏線の回収もスムーズで無駄がなく、テンポもよく、何よりエンターテイメントとして大変面白い。
リアリティも保証されており、とても観易い。
ある日突然、地球上の人と燕のみ石化してしまう。
石化した人間も脳の活動は続いていた。
3700年経った後、高校生の千空は石を破って目覚める。
文明の消えた地上「ストーンワールド」に科学の力をもって再び人間を復活させ、世界を復興しようと「科学の国」を打ち立てて頑張る主人公千空を軸にした壮大な物語である。
かつての世界を再現させまいとして、それを潰そうとする獅子王 司とその一大勢力との対立が緊張感を高める。
硝酸により石化した人類を蘇生する方法を千空が発明するのだが、それとは別にISSに行っていた宇宙飛行士(千空の父含む)は石化を免れ地球に戻り、その子孫たちが何世代にも渡り原始的な生活を送っている村を見出す。
彼らと共に千空は父のメッセージ(ルリの伝承した物語)も受け取りつつ文明を爆速で蘇らせてゆく。
何と言っても、材料(鉱物など)をクロムと共に採掘に行き、それを工夫を凝らした工程で素材に加工し文明の利器を製作してゆく過程が面白いのだ。そこに絡む各キャストの人間模様も負けずスリリングである。
それらが非常に丁寧に緻密に描かれてゆく。
片や司は千空の方法により石化を次々に解いて若者だけの軍隊を作り、年寄りで既得権を要求するような者たちを間引きしながら科学の世界を再興しようとする千空たちに挑んでくる。司は所有~支配・被支配関係を生む要素がある科学を基底に置いた世界を徹底的に嫌い、原始状態のまま生きることが人類にとって幸福であると信じるのだ。
まさにSeason1は、いよいよ司の軍が村長ともなった千空の「科学の国」に攻め込もうとするところで終わり、である。
多彩なキャラがそれぞれの立場から時間も縦断する構成から複雑に絡み物語を重厚にしてゆく。
科学全般について詳しい人はいるだろうから、千空という存在~キャラに無理はない。
ただ彼の理屈~理論が大変なテンポで具現化されるその作業工程にスーパーマンが絡む。
カセキという天才職人である。勿論、専門分野において飛びぬけた技量を発揮する巨匠はいるものだ。
しかしこの老人、何をやらせても出来てしまう。物語の性質上、テンポの上でも必要不可欠な存在でもあろうが。
カセキ以外は特に気にならない。(カセキも勿論、魅力的なキャラだが少し都合が良すぎる)無理な設定のキャラと感じる者はほとんど無く、各キャラが個性的で厚みのある描かれようだ。
特にメンタリストのあさぎりゲンは人間味が溢れていて魅力的。
まだまだ色々あるが、、、
何がどうなっていてこれからどう向かうのか、、、24話までの時点でかなり明瞭になってはいるが、、、
これから断片的に、このSeason1の物語~アニメの範囲で、チャームポイント等を挙げてゆきたい。
明日以降に、、、。