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GOMA28

Author:GOMA28
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北斗の拳

hokuto001.jpg

1986年


芦田豊雄 監督
武論尊 原哲夫 原作
高久進 脚本
KODOMO BAND「Purple Eyes」主題歌
服部克久 音楽

神谷明、、、ケンシロウ (北斗神拳正統伝承者)
山本百合子、、、ユリア (南斗の血をひく女、南斗最後の将であることは明かされない)
内海賢二、、、拳王 /ラオウ(流派などに関せず天を狙う世紀末覇者)
大塚周夫、、、ジャギ (リュウケンの不肖の弟子)
古川登志夫、、、シン (「南斗孤鷲拳」伝承者)
塩沢兼人、、、レイ (「南斗水鳥拳」伝承者)
鈴木富子、、、リン (孤児、天帝の双子の妹という素性は明かされない)
鈴木みえ、、、バット (孤児、リンの相棒)
安藤ありさ、、、アイリ (レイの妹)
千葉順二、、、リュウケン (北斗神拳先代、4人の師匠)


あの威勢のよい主題歌が流れるかと期待したが、マイナーの静かな曲しか聴けなかった。
そこは、ちょっと残念であった。
例の「ひでぶーっ」も一度しか聞けなかった。「お前はもう死んでいる」は数回聞けたか、、、。
スプラッターアクションはたっぷりあり、そこは爽快であった。
経絡秘孔を突き内部破壊を呼ぶというのもカッコよい。
あれには憧れたものだ(笑。

hokuto006.jpg

全世界規模の核戦争後の荒廃した世である。
ここでは、食料を得るため暴力、殺戮が常態化していた。
当然、孤児もたくさん見られる。リンとバットにとって大変過酷な世界である。
マッドマックスに出てくるゴロツキみたいなのに、リンが捕まり、殺されそうになった時、リンの内なる何かがケンシロウを呼ぶ。
ラオウ=拳王の行進中にもリンの気配でラオウが黒王号と共に暫し留まる。
リン(そしてユリア)が特別な存在であることが暗示される。

トキは出てこない(話題にもあがらなかった)。
リュウケンの四人の弟子のうちもっとも人格者で技のキレる彼だが、、、。
出すと物語も複雑化し尺も足りなくなるか。
その代わりとんでもない下衆のジャギがタップリ出演している。
(何故こんな輩が弟子のひとりに選ばれていたのか疑問)。
他の3人は確固たる志と理念をもっているが、こいつは僻みと妬みが原動力の狡猾で悪辣な輩。

hokuto003.jpg

TV、コミック版とは話も異なっており、映画オリジナル脚本であった。
(場合によっては正反対の設定部分もある)。
ケンシロウが恋人のユリアを奪われ、それを助けに旅をする大筋は同じでも異なる場面展開に戸惑ったりもする。
だがラオウとケンシロウの死闘となるとやはり、ドラゴンボールを彷彿させる異次元バトルだ。
とてもヒトの入る幕ではない。
ふたりが本気を出して対峙すれば、周囲の人間はどんな豪傑であろうが、きゃ~きゃ~言って逃げ惑う他ない。
ビルなどの建造物が粉々になって吹き飛んでしまうのだ。
シンもレイでさえもラオウにはかなわない。
ふたりとも別格の戦闘力である。

hokuto002.jpg

このふたりに唯一対抗できるというか、その闘争力を無化できるのは、リンという存在(別次元の力)だけである。
そうなのだ。同じ地平上での同種の力=破壊力の競い合いでは埒が明かない。
常に戦闘力をアップし続け凌ぎを削るのみである。
これでは両者ともに消耗し尽くして共倒れが見えている。
ドラゴンボールでは、その「玉」によるリセットなどをとりいれ誤魔化しているが構造は一緒だ。

hokuto005.jpg

ここでケンシロウは世紀末の救世主という位置づけである。
特にレイが自らの身を犠牲にしてケンシロウを生かそうとする。
暴力の支配する世界を変革できるのは彼しかいないと、、、。
しかしやはり、リンがカギなのだ。
この先の世界は、彼女に託される。
だがそれまでは自らの宿命を全うするだけだ、、、世界に草木が生い茂るころには、もう拳の支配する世界ではなくなる。
ラオウもケンシロウもそれを悟って闘っているところが、何とも悲哀があってよい。

hokuto004.jpg

ケンシロウがユリアを追って砂漠のオアシスのような幻想の中を彷徨う姿で静かに終わる、、、。

当然、続編があって良いはずだが、、、ないみたいなのだ、、、。


ラオウの「わが生涯に一片の悔いなし」と、立ったままで往生する後編をやらない手はないであろうが。
「北斗神拳究極奥義 無想転生」も是非とも観たいし。
リンとユリアの波乱と更なる展開のなかで幾つもの山場が観られる、、、。

面白いはずだが。











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