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GOMA28

Author:GOMA28
絵画や映画や音楽、写真、ITなどを入口に語ります。
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時をかける少女 1977 

tokikake1977 001

1997
角川春樹 監督・脚本
伊藤亮二、桂千穂 脚本 
筒井康隆 原作
松任谷由実 「夢の中で〜We are not alone, forever」、「時のカンツォーネ」

原田知世 ナレーター

中本奈奈、、、芳山和子
中村俊介、、、深町一夫
浜谷真理子、、、神谷真理子
山村五美、、、遠藤梢
早見城、、、浅倉吾郎
野村宏伸、、、福島先生
早見優、、、大原先生
榎木孝明、、、星先生
倍賞美津子、、、芳山有紀子
伊武雅刀、、、芳山治男
久我美子、、、芳山ミチエ
渡瀬恒彦、、、骨董屋主人


何故かモノクロ。
間違いなく、これまでにわたしの見た映画のワースト3に入る。
ストーリーの余りに酷いところにもってきて、それを演じる主要キャスト(3人の高校生)の大根レベルを遥かに凌駕する恐るべき大根ロボットの演技。小学低学年でもずっと上手な子役が山ほどいよう。
一体、何のつもりだ?

特に「時かけ」はわたしのお気に入りの映画でもあり、それがものの見事に崩壊して瓦礫となっている。
いや、大根畑となっている。

実は、今日も「クレヨンしんちゃん」を一本観たのだが、それがかなりの初期のもので、、、何という題であったかもう忘れたが(しんちゃん映画の題は難しくて覚える気もしないのだが)TV版で観たしんちゃんそのものの延長線上にあるような、悪ふざけの効いたナンセンスものであり、昨日まで見た映画とは異なる流れにあるモノであった。これはこれで(寧ろこの方が)真っ当なしんちゃん映画なのだろうが、どうこう感想を書くような作品ではなかった。ただオカマとホステスを交えてしんのすけ一同が玉を巡って大騒ぎするお話なのだ。鑑賞後、何も言うことなし、であることだけがはっきりした。

その後、偶然Primeで見つけた映画がこれであり、こういう実写版が作られていたことを初めて知ることとなった。
だが、知る必要がなかったことが、はっきりと判明するのだが。時既に遅しであり、、、。
ズルズルとどこかでなんとかなるのでは、と微かな希望を胸に最後まで観てしまったではないか、、、無念。
特にこの映画、ラストシーンが最悪の極みであった。

それにしてもこの映画、根本的にどこがどうとか言う気にもなれない代物であるが、そもそも深町が何しに来たのか分からない。
祖母の若い頃が見たかったって何だそれ?!
この時代のラベンダーからしか採取できない成分を元に研究に来たのでは、、、そもそも科学者なのだし、薬品研究のためだと時間警察とやらに説明し承諾を得てタイム・リープすれば済むところを、無断で来たために彼らに逮捕され10年はくらうとか何とか、、、意味分からん。
それに何で、深町と芳山はこんな風にいきなり相思相愛の関係になっているのか。最初の版では、記憶操作で幼馴染み枠に嵌っていてそのまま横滑りとなったが、今回は図々しい幼馴染は独立しており、深町は完璧な新参者である。
一目惚れとかいう瞬間もシチュエーションも内面~機微の演技・演出もなかったし、それは全く感じられないものである。
野原信之介も呆れてものも言えないレベルではないか。
蛇足だが、何故このヒロインは学生服のまま布団に入って寝るのか?初版の原田知世は帰宅すると御着物にお召し替えしていたものだが。
欅坂(現桜坂)の由美子会長が怒るぞ!(全くの蛇足だが)。

大筋以外にも不自然で妙な流ればかり、、、。そもそもエミリー・ディキンソンの思わせぶりな詩を読んで煽っているが、中身がこの話ではまるで頓珍漢ではないか。
雰囲気だけ出そうにも白けるだけである。
それにしても演技がもうちょい、どうにかなれば、雰囲気でも少しはどうにかなる面もあろうが、もう大根のロボットたちが何かやってるという感じなのだ。すでに何の劇だったか分からなくなっている。脇を固めるベテラン勢にまで大根化現象が起きているし。感染か?
ラベンダーのお花畑ではなく、見渡す限りの大根畑である(ホントの大根畑は有難いものだが)。
信之介が「おお、かーちゃんの脚とおんなじ~」、とか言って騒ぐところか、当然その後悲惨な目にあうのだが、こちらも同様の目にあった気分。

ラストは何と、向こうから堂々と会いに来たとドンっと現れ、あなたなのねとつかつかと歩み出てひしっと抱き合いエンドロールって、初版の詩情も趣の欠片も何もない、もう箸にも棒にも掛からぬ厚かましい締めであった。
天晴れ。ある意味、最後が全体の内容そのものを象徴している。
終わり悪ければ全て悪し。



最初の時かけの主題歌の歌詞に違うメロディを付けて歌う松任谷由実の歌がちょっと面白かった。
強いてあげれば、早見優の英語の先生が良かった(短い尺だが)。



とてもお勧めできない、、、。


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