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GOMA28

Author:GOMA28
絵画や映画や音楽、写真、ITなどを入口に語ります。
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セバスチャン・サルガド地球へのラブレター

THE SALT OF THE EARTH001

Le sel de la terre    THE SALT OF THE EARTH
フランス・ブラジル・イタリア
2015年


ビム・ベンダース、ジュリアーノ・リベイロ・サルガド監督・脚本

ジュリアーノ・リベイロ・サルガド撮影

セバスチャン・サルガド、、、写真家
ジュリアーノ・リベイロ・サルガド、、、息子


この偉大な芸術家~写真家の魂の遍歴にどう自分の固有時を接続させるか、、、
課題である。見てしまったからには、課題となる。
じっくり自分の身体に浸み込ませて、後は自然に任せたい。
新たな時間系に乗っている自分は、少なくとも今より身軽になっているはず、、、。

わたしは、本当に動けない質だから、彼のような本質的なノマドには圧倒されるばかり。
唖然として立ち尽くすばかり。そんな感覚で巨匠ビム・ベンダースと主人公の息子であるジュリアーノ・リベイロ・サルガドが監督を務めるドキュメンタリーを見た。
(ビム・ベンダース自身も写真家であるが、その彼がこころを奪われた写真家である)。
そこに切り取られた光画の質量その説得力は無限大であった。

THE SALT OF THE EARTH002

彼が撮れば、地球上の何処であっても、本質があからさまになると信じられる。
まさに「神の目を持つ写真家」だ。
その凄さはよく分かるが、ひとりの人間がここまで(過酷な飢餓地域及び紛争地域、地球規模の大自然や動植物を)撮影出来ることに驚愕する。いや畏敬の念をもつ。

THE SALT OF THE EARTH004

人間の生む地獄を徹底して見つめ告発し、包含する地球自然の力を見出し、それによる浄化を自らも進める。
(大変な規模で植林しそれが環境を蘇らせるモデルケースにもなっている)。
セバスチャン・サルガドとは、洞察力と芸術的表現力と行動力全てが備わった稀有な人物だ。
その作品は、孤高の出来栄えであるが、誰もの肌に馴染む優しさを湛える。

THE SALT OF THE EARTH003

彼がこれだけの偉業を成すことが出来るのは、彼を理解し支え積極的な企画も出してくれる有能な妻の存在が大変大きい。
独りでこれだけのスケールで動き、成果を見事な形で世に提示することはとても困難であろう。
子育ても含め素晴らしい支援者に恵まれていることも忘れてはならない。

THE SALT OF THE EARTH005  
THE SALT OF THE EARTH006


これだけ濃密で充実した人生を送る彼には、尊敬の念は抱くが、憧れのようなものは感じない。
自分が端から全く異なる種の人間だからだ。
抱える課題の異なる。
だが、何処かで彼の時間に接続してみたい。
わたしも人間の作る地獄には、ドップリ浸かってきたものだから。
(今現在もか、、、)。

彼のような悟りに至れるかどうか。
そこが肝心なところだ。
わたしにとって。



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