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GOMA28

Author:GOMA28
絵画や映画や音楽、写真、ITなどを入口に語ります。
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Rise Up ライズアップ

Rise Up005

Rise Up
2009

中島良 監督
入江信吾 脚本

林遣都、、、津屋崎航(わたる)
山下リオ、、、柳沢ルイ(盲目の少女)
太賀、、、梶裕哉(ひろや)わたるの親友
青木崇高、、、柳沢誠一郎(ルイの兄)


主役トリオがとても瑞々しい。
ほぼありえないような巡りあわせにとても強引な運びであるが、それでも役者が良いと魅せてしまう良い例。

わたしも「太陽って暖かいのね」と涙できる感性で日々を生きたい。

Rise Up003

パラグライダー、盲目の美少女、カメラ、、、。
この三つが揃えば、ドラマは出来るな。
ロケ地がまた良い。

特別な上昇気流“ライオン”に乗ればきっと自分は変われると信じる航。
最後はその航と一緒にパラグライダーで風に乗るルイ。
カメラが趣味であった彼女は、事故で盲目となった後、彼の影響でまた撮り始めた。
高みに上がり、太陽の暖かさを感じてシャッターを押す。

Rise Up001

間近に立つ航の顔を撮る際に、ルイの心象風景における彼の顔が写真に納まる~重なる瞬間のVFXが素敵であった。
これから彼女は盲目の写真家として歩んで行くのだろうと想える。
ひろやもいいやつだが、なかなかここまでの親友というのも、、、貴重である。
航とルイの出会い自体、その因果も含め確率的に在りそうもないものだし、、、あってもよいが。

非常に場のエネルギーが高まっている状態に思える。

何というか若い感性がキラキラしている、そんな映像であった。
ここのルイみたいな少女をツンデレというのか?
ルイ程可愛くないと単に途中で見捨てられそうだが(笑。

Rise Up002

ルイが趣味にしていたカメラは、事故で盲目になってしまった後で処分を頼んでいたモノだそうだ。
それがまだ家に保管されていたことを知り、彼女は逆上してその大切だったカメラを床に叩きつけて壊してしまう。
だが、あることで失意にある彼女を何とか元気にしたいということから、わたるはそのカメラを修理して彼女に手渡す。
わたるに見せた彼女の対応がまず普通のものであろう。嫌がらせなの?と怒り撥ねつける他は考えにくい。
そこから、どういった心の動きがあって、再び撮ってみたいと感じるようになったのか、そこの過程を繊細に描くことは、もうちょっとして欲しいところであった。この部分こそ、この映画の臍の部分だし。

Rise Up004

彼女は撮る対象も撮った写真も見ることは出来ない。
それでも写真を再度、始める決心をしたのは、、、。
確かにその決心をしてから、彼女の外界に対する態度・姿勢が変わった。
こころを強張らせ閉ざしていた他者に対し自分から進んで関り、親切にしてくれた老人に被写体になってくれることを頼むまでしている。
今の自分の身体性を受け容れ、そこを元に新たに積極的に環世界に対して関係を切り結ぼうとしたのだ。
決意後の姿勢はよく分かる。
そして、、、何といってもパラグライダーであろう。
感性が開かれ受容性が高まり、それで”ライオン”に航と一緒に乗れたらきっと感じられるものは、とても広大で美しく暖かいもののはず。
まさにアルタード・ステイツである。

こうした体験から以前の視覚とは異なる感覚が冴えわたってくるかと思われる。
その(拡張)感覚で捉えた写真というのも面白いものになるかも知れない。
そういったことに想いを馳せる機会ともなる映画であった。

Rise Up006

物語の中で流れる「月の光」は良いとして、エンディングの歌はやめてもらいたい。
邦画はどうもエンディングに全てをぶち壊すようなヴォーカルもののポップスをガンガン入れてくるものが多い。
止めて欲しい。


林遣都の演技のぶっきらぼうなところがとてもフィットした物語であった。
山下リオは何の役で出ても存在感があり素晴らしい。








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