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GOMA28

Author:GOMA28
絵画や映画や音楽、写真、ITなどを入口に語ります。
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ゼイラム

ZEIRAM001.jpg
ZEIRAM
1991

雨宮慶太 監督
雨宮慶太、松本肇 脚本
松本肇 原作

森山祐子、、、イリア(マイス星系の捜索者)
螢雪次朗、、、神谷(ゾーンに巻き込まれた電気工)
井田州彦、、、鉄平(ゾーンに巻き込まれた電気工、神谷の後輩)
吉田瑞穂、、、ゼイラム(凶暴な宇宙生物)
半田雅和、、、ボブの声(イリアの相棒AI)

「最強の特撮ヒロイン」というだけあり、その美しさに凛々しいカッコよさは、「スーパー戦隊シリーズ」ではなかなか見られない女性戦士ぶりであった。電子戦隊デンジマンの桃井 あきら、炎神戦隊ゴーオンジャーの須塔美羽、特命戦隊ゴーバスターズの宇佐見ヨーコ、警察戦隊パトレンジャーの明神つかさ辺りが同レベルのヒロインであるか?何とも言えぬが、これが1991年に作られていたとは、、、洗練されている。ヒロインものであるから、この主役にかかって来る比重はどうしても重い。
このヒロインでもっている部分は大きいが、噺もしっかりできているし、脇のキャストも充分に盛り上げている。
これで面白くない訳はない。

ZEIRAM005.jpg

ヒロイン、イリアの相棒はAIであり、コンピュータのパネル上で意思疎通を行っている(お喋りが少し多いが)。
CGも、この時期のものとしてはかなりのクオリティだ。
ストーリーはシンプルで、生物兵器として作られた宇宙の御尋ね者みたいな怪物を賞金稼ぎであるイリアが相棒と共に捕獲に乗り出し地球の電気工とも協力し合い悪戦苦闘してそれに成功するというもの。噺を単純にしてゼイラムの造形の変化やアイテムを使っての戦闘~攻防を工夫を凝らして描いて行く。捕獲の空間をゾーンとし街並みは同じだが時間制限付きの無人密閉状態とする。
つまり誰もいない夜の街で捕獲作戦を実行するというもの。
(低予算で効率よく撮るには、良いアイデアだ)。

メティス砲など特別なアイテムを色々と出すが、ともかく相手がねちっこい。
やられても、違う形態として復活して襲ってくる。
しかし、最初から本体は相棒AIが割り出しているし、そこをダイレクトに狙えば効率よかったのでは、、、と思うが。
その本体が白塗りの歌舞伎の面のようにも舞妓さんにも見える顔でヘビのように首が伸びて噛み付く。
不気味で日本的(笑。
登場時のBGMからも東洋的である(お寺で聴くサウンドである)。日本の妖怪にも通じるフィギュアだ。本体が兜の額の位置に埋まっている。

ZEIRAM007.jpg
ZEIRAM003.jpg

最初は現地人とは一切関わらず、口もきかないようにしていたが、電気工がひょんなタイミングでイリアと一緒にゾーンに転送してしまい、彼女も関わらざる負得なくなる。
現地人を死なせてしまうと賞金どころか賞金稼ぎの資格も失ってしまう為、彼らの命を守りつつ、思いの他手強い生物兵器の御尋ね者を捕らえようとする。
しかし敵が強すぎて捕らえることは難しく、退治してしまうことに。

ZEIRAM002.jpg

ハラハラさせる演出が上手く、相手のしぶとさが生きているが、強さが今一つ分からなかった。
物凄い破壊力を発揮するのに人に押さえ込まれていたりして、その実力のほどが掴めないもさもさしたところも、ハラハラさせる要因でもあった。
音響がなかなか面白く、随所で演出効果をあげている。
イリアも地球人を遥かに凌駕するタフさで、やられてもダメージを感じさせないところなど高度な異星人らしさを見せていた。
アクションは地球の格闘技にも通じるものであったが、、、。


ZEIRAM004.jpg

低予算であることが分かるが、ただ狙った獲物を倒すだけという余計な思想的なものを排した、無駄なく作り込まれた作品であった。
毎週放送のTVドラマの形でも充分に成り立つものだと思う。

続編もあるようで、AmazonPrimeで観る事が出来れば是非見たい。

ZEIRAM006.jpg

最後は仲良くなって記念撮影。
2人の電気工は地球の英雄扱いに。

やはりヒロインの映画であった。





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