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GOMA28

Author:GOMA28
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500ページの夢の束

Please Stand By001

Please Stand By
2017年
アメリカ

ベン・リューイン監督
マイケル・ゴラムコ脚本・原作

ダコタ・ファニング、、、ウェンディ(脚本家志望の自閉症の少女)
トニ・コレット、、、スコッティ(ソーシャルワーカー)
アリス・イヴ、、、オードリー(ウェンディの姉)
パットン・オズワルト、、、フランク(スコッティの息子)


大好きなダコタ・ファニング主演とくれば、観てみたくはなるもの。
最近は妹の出演する映画を観ることの方が多くなったが。

自閉症のスタートレックおたくが、「スタートレック」の脚本コンテストに自分の渾身の力を込めた作品を応募する噺。
自分を明らかにスポックに投影している。
どうやらカーク船長はお姉さんらしい。
そして郵送による応募に色々あって間に合わない状況となり、ロサンゼルスのパラマウントピクチャーズまで一人で数100キロを旅する。
自閉症の人が一人旅というのは、かなりの困難を呼ぶことになるが、果敢に挑戦する。
ここが普通?の自閉症の人とは異なる特殊な例かも知れない。
厳密なルーチンを少しでも乱されるとパニックになるものだし、突然の音や光にも混乱するし、、、しかし一つの事への尋常でない集中力はしっかり見て取れた。

この困難を極める長旅をスタートレックの冒険にも準えているのだろう。
音を遮断するためにいつもイヤホン付けてiPodの音楽を聴いている。
後、出来事を極力、ルーチンの内に落とし込もうとするノートを首に下げている。
これらの装備の上でいざ、広大な宇宙へという感じか。
非常に強い「脚本を届けたい」という要求なしに自閉症の人がこんなトライをすることは考えられない。

しかし、彼女の独創性を感嘆するスコッティの謂うように、人とのコミュニケーションに困惑しながら様々なハプニング(事件)に対しビックリする対応を取る。
その度に”Please Stand By”を唱えていたか。

Please Stand By002

彼女の困難は、普通の人であっても大変なもの。
姉夫婦に子供が生まれたことで、一緒に暮らすとこができず、ソーシャルワーカーのスコッティと施設で過ごす。
しかしここでは思うように脚本を書く時間が取れない。
勿論、姉と一緒に暮らしたい。
そして奮起して旅に出るが、ロス行きのバスを途中で降ろされる。連れの犬がおしっこをしてしまったのだ。
此処で、まだ目的地まで270キロを残していた。
姉の娘に似た赤ちゃんを抱く女に出逢い、彼女に同調しようとするが、ロスに一緒に行こうと言う口車に乗りお金とiPodを奪われてしまう。誰でも大変動揺してしまうものだが、彼女は自らの方法で心を落ち着かせる”Please Stand By”

Please Stand By006

店でなけなしの小銭まで騙し取られそうになるが、彼女の様子から彼女の抱える問題を観抜いた老婆に助けられ、老婆の乗るバスに促され乗り込むが、運転手の居眠りで事故に遭い、病院に運ばれてしまう。
もう彼女に時間はない。早く原稿を届けなければ。
看護師の目を欺き(窓から逃げたと想わせ隠れた収納から機を観て逃げる)、病院から抜け出す時に、人に接触し原稿を100ページ分ばかり風に舞い落としてしまう。拾おうとした時に病院スタッフが駆け寄って来た為、拾いきれないと悟り逃げる。
この拘りを捨てた機転は、われわれでも利くかどうか分からない。
柔軟な対処には目を見張る。これも原稿に一点集中するところから来る英知であろうか、、、わたしには分からない。
そしてコピー屋の前のゴミ箱から拾った紙の裏を使い失った原稿を手書きし始める。
わたしでは、思いつかない。凄すぎる自閉症だ。
ロス行きバスに乗るお金はもうなかったが、荷台に忍び込み、とうとう目的地まで着いてしまう。

Please Stand By004

彼女の足取りを病院から知ったスコッティにフランクとオードリーは、舞い落ちていたウェンディの原稿を全て拾い集め、何とかパラマウントピクチャーズの手前(警察署)で彼女に手渡すことに成功する。
その前に捜索願の出ていた彼女を見つけた警官が彼女に「クリンゴン語」で話しかけるなどの粋な働きかけもあり救われる場面があった。
しかし最後のゴールにあっても、原稿の担当者は郵送以外は認めないと彼女を突っぱねる。
だがここで初めて彼女は感情を顕わにする(スポックが稀にそうするように)。
そして強引に原稿を投函して皆で帰って来る。

Please Stand By005

皆、彼女の力に驚きを隠せない。彼女のポテンシャルに感心し見直す。
脚本は、惜しくも入選からは漏れるが、才能は高く評価され今後も書き続けて欲しいというメッセージを受け彼女は満足する。
最後に、姉を訪ね彼女の赤ちゃんを抱き、エンディングへ。

ダコタ・ファニングの演技力と存在感で全て説得してしまった感がある。
まさに力技か。
とてもウェンディが魅力的な女性に思えた。

Please Stand By003

印象に残る良い映画であった。








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