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GOMA28

Author:GOMA28
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ダーケストアワー 消滅

The Darkest Hour001

The Darkest Hour
2011年
ロシア、アメリカ

クリス・ゴラック監督
ジョン・スペイツ脚本


エミール・ハーシュ、、、ショーン(アメリカから来たIT起業家)
オリヴィア・サールビー、、、ナタリー(モスクワに遊びに来たアメリカ女性)
マックス・ミンゲラ、、、ベン(ショーンの相棒、IT起業家)
レイチェル・テイラー、、、アン(ナタリーの親友)
ヨエル・キナマン、、、スカイラー(モスクワのIT起業家)
ヴェロニカ・ヴェルナドスカヤ、、、ヴィカ(ロシアの少女)


エイリアンのフィギュアの斬新さと幾ら人を殺しても灰しか残さぬ点に品を感じる。
光の使い方と無慈悲な他者観が物語をスッキリシンプルなものに際立たせていた。
「地球滅亡までの~」とかいうコピーが昨日からの繋がりに思え観てみたが、地球としては安泰のようだ。

モスクワのクラブでショーンとベンはアメリカ人の女性ナタリーとアンと出逢う。
意気投合して仲良くなりかけたところで電気が消える。
何が起きたのかと、他の客と共に外に押しだされるように出てみると、夜空に妙な光が無数に灯っており、ふいに落下すると光は消え去った。
そこを調べようと警官が近づいた途端、彼は一瞬にして粉々になり灰と化してしまう。
皆驚き、チリチリに逃げ惑う。その光の物体に触れたところで人は直ぐに破壊され灰となって行く。
彼ら4人も逃げ回るが結局クラブの中に籠ることとなる。そこに商売敵?のスカイラーも加わる。
数日後恐る恐る外に出てみると、辺りには砂が積もっているだけで人の気配はなかった。
それから彼ら5人は、生存者を探して静まり返った街の捜索に出てゆく。
人っ子一人いないモスクワの荒れ果てた廃墟のような街がなかなかのもの(これはセットでは無理)。

The Darkest Hour004

相手は電磁波生命体なのかと思って観ていたのだが、どうやら電磁波のバリアで身を守るエイリアンであるようだ。
面倒なのは光るとき以外は人間の目には見えないこと。
接近してくるときに、電球が光ったり、携帯が鳴り出したりする。それを手掛かりに立ち向かうことになる。
敵は生体電磁波に反応し人を見つけては殺傷していた。
人間のような視覚や声に対する感覚はないようだ。
かなり秀逸なエイリアンデザインである。レベルが高い。

われわれは身を隠すときは、ガラスに身を寄せる。
電磁波を吸収する為、相手から察知されないで済む。
ただ逃げるにも、電気系統が駆動の重要な役割を持つ自動車、バイクなどは全てえんこである。
何であっても全力で走って逃げるしかない。
ここは心許ない。追いつかれたら御終いなのだ。

The Darkest Hour005

逃げてゆくうちにビルの中に灯を認める。だが、その灯を見つけたスカイラーはエイリアンに敢え無く殺されてしまう。
どんな場合にも確率的に何処かに生存者はいる。
そして生き残っているということからして、必ず状況に対し何やらアドヴァンテージをもっているもの。
マッドサイエンティスト風の技師が、ファラデーゲージで守られた部屋に潜みエイリアンを撃退する電磁波砲を作っていたのだ。
そこには、この部屋の灯を頼りにやって来たロシア少女のヴィカもいた。
登場人物にはさして重きを置かれていないこの劇中、ヴィカには感情移入可能なキャラクタ性を感じる。
(実質的ヒロインのような)。

The Darkest Hour006

ここで作戦を練るが、物資を集めに行った帰りにエイリアンに見つかり、ゲージに慌てて帰るなかでアンも命を落とす。
そして電磁波砲開発者のロシア人もその武器の有効性を見せつけたのだが、2発目を撃つ前に殺害される。
このような展開が続き、緊張は途切れることが無い。
ほぼ主役で安心していたベンも窮地に陥ったヴィカを救援する際に敵に見つかり灰にされてしまう。
このかったぱしから先住民を片付けているエイリアンの目的は、どうやら空高く地中から吸い上げている地球の地下資源であるらしい。資源だけ吸い尽くして星間移動する連中のようだ。

The Darkest Hour002

プロメテウスのスタッフによる作品とあったが、特別凝ったことはせず手堅くストレートにタイトに進む。
ロシア人のマッチョな愛国者によるエイリアン撃退チームと3人は邂逅し、例の電磁波砲も複製し、河に停泊する原子力潜水艦に乗り込む目的でエイリアンが沢山待機する地区を皆で横断する。この時、彼らが乗る船が座礁し、エイリアンが攻撃を仕掛けてきた際、ナタリーが逸れてしまう。
潜水艦の出発を延ばしてもらい、彼ら全員で彼女の救出に向かう。
ここで、バスに彼女が隠れていることが分かるが、すかさず敵も乗り移って来る。ショーンは電磁波砲を撃つがとどめにならず彼の直ぐ足元まで光の触手が伸びてくる。このときわれわれは荒唐無稽な追撃を目の当たりにする。撃退したエイリアンのプロテクターの破片をバックから取り出し、相手目掛けショーンは投げつけるのだ。何なんだ?と思ったがそれが功を奏したらしく、敵は爆破して消える。
結果良ければすべてよし。テンポの速い映画であるから今のは何かなどと踏みとどまる分けにはいかない。
作戦で狙っていた水を使った連鎖攻撃もヴィカの機転で成功する。これは分かる範囲だ。

The Darkest Hour003

結局マッチョ隊も皆無事で彼らは引き続き祖国を守るため残り、3人は潜水艦に乗り込み、侵略者を本格的に迎え撃つ希望に燃える、、、。
世界中がエイリアンに対して反撃に転じたことが艦内で確認される。
希望を感じさせつつエンドロールへ。


何と言うかスーパーフラットな(SF)映画であった。









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