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GOMA28

Author:GOMA28
絵画や映画や音楽、写真、ITなどを入口に語ります。
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デッド・フレンド・リクエスト

Friend Request001

Friend Request
2016年
ドイツ

サイモン・ヴァーホーヴェン監督・脚本

アリシア・デブナム・ケアリー、、、ローラ・ウッドソン(心理学科の女子大生)
ウィリアム・モーズリー、、、タイラー・マコーミック(ローラの彼氏、研修医)
コナー・パオロ、、、コービー(ローラの元カレ、プログラマー)
ブリット・モーガン、、、オリビア(ローラの親友)
ブルック・マーカム、、、イザベル(ローラの親友)
リーゼル・アーラース、、、マリーナ・ミルズ【マリーナ・ネデファー】(黒魔術を操る女学生)
スーザン・ダンフォード、、、キャロライン(ローラの母)
ショーン・マークウェット、、、ガス(ローラの親友、イザベルの彼氏)


Jホラーのテイストであった。
これは怨念モノであり、情念モノとも謂える。
根拠もなく手あたり次第、次々に人々を最後まで殺し続ける西洋ホラーとは一線を画する。

貞子もそうだが、この時代デジタルソースに乗って、ウェブ上から波状攻撃をスピーディーに仕掛けてゆくのがトレンドだ。
黒魔術の使い手マリーナ・ネデファーも貞子と同レベルのスキルとパワーを有する。
パソコンの黒いパネルがそのまま黒魔術の黒鏡と等価の役割を果たしているようであった。

Friend Request002

マリーナ・ネデファーという突出した存在が物語を支配する。
全身火傷の瀕死の母から生まれて施設に引取られ、虐めのターゲットにされながら壮絶な幼少年期を経て孤独のまま大学にまで至る。
SNSに自分の制作した動画をアップし続けているが、友人は0であった。
明らかに黒魔術の不気味な面白い動画なので、イイねやフォローや友達申請が来てもおかしくないとは思うが、0なのだ。
(SNSにおけるフレンドの濃密さは、そのSNSの属性により大きく違う。フェイスブックの場合、実名登録で知っている人が基本友達になることが多い為、濃い関係ではある)。

一方、同じ大学のローラ・ウッドソンは誰もが憧れるアイドル的存在で、SNS上の友達数も大変な数である。
しかも研修医の彼氏もいて、親友にも恵まれ、何一つ不自由のない満たされた生活を送っていた。
この人気者の彼女に、全く孤独でいつも一人のマリーナが友達申請をして来る。
ローラはサイトの動画の出来映えを見て才能に惹かれ、申請を承諾する。

Friend Request003

はじめて出来た友達に喜びを隠しきれないマリーナであったが、ローラは実生活で特に親しく関わるつもりはなかった。
この辺の温度差は通常不可避であろう。
マリーナは、ローラとの距離を急速に詰めて来て、誕生パーティーにも呼ばれていないにも関わらず主席しようとする。
この件でローラは他者との距離感覚に乏しいマリーナとの友達を破棄する。
それを受けて、マリーナは儀式として黒鏡の前で首をくくって火で焼かれる「自殺」をして(生まれ変わり)ローラに呪いをかける。

まずはマリーナはローラのアカウントを乗っ取り、自分の自殺場面をウェブ上に拡散する。
しかし同時に自分のアイデンティティを証明する現実の全てのデーターは、抹消してしまった為、実際に彼女が実在したかどうかを訝る者も出てくる。元々影の薄い存在であったこともあり。
警察は、ローラのSNS(IPアドレス)からの発信であった為、彼女を疑うが、捜査は一向に進展しない。

メッセージ~動画のアップは、マリーナ死後も続き、ローラにも孤独を味合わせるという趣旨のメッセージが届いて来る。
その通りに実現して行く。
彼女の周りの親友たちが不審な死を遂げてゆくのだ。
ローラは、恐れ戦き焦燥しながらも何とか手を打とうとするがどうにもならない。
然もその殺害場面を撮った動画が、ローラのSNSを通して配信~拡散されてゆくのだ。
彼女は、一人また一人と親友を失い、自分の信用も失ってゆく。
文字通り、友達も激減し、支えをなくして行く。

そんななかで、ネットワーク上の問題やオカルト世界に関する調査でローラを助けて尽力してくれるのがコービーであり、精神的支えになるのがタイラーであった。
まず、彼らはSNSを解約しようとするが、ソースコードが生きて自立している為、コマンド類は全て撥ねつけられる。
しかもローラが解消したはずの友達にマリーナが戻っていた。
更に、親友が殺される直前に誰もがマリーナを友達承認していたのだ。
ローラを取り巻くこのSNSネットワークは完全にマリーナの手中にあることが分かる。

追い詰められてゆくローラたち。
そこでもう味方はコービーとタイラーだけかというところまで来るが、何とコービーはローラの腹に突然ナイフを突き立ててくる。
ずっとこの事件に関わって来た彼はマリーナがローラを独りにすることが目的であることを認識するに至った。
であれば当然、自分は最大の協力者であり友であることから殺されないはずはない。
しかし、ローラを殺せば、もう殺戮の意味も失せ自分は助かることから、彼女の存在を消そうという発想を得たのだ。
だが深手では無かった為、彼女はどうにか逃げ延びる。
タイラーはコービーに殺害される。

終盤、マリーナの呪いは遂げられ、ローラはあたかもマリーナになった(生まれ還った)かのような姿となり、大学の食堂にかつてのマリーナのように座っていた。
(マリーナはローラを欲することで、ついに一心同体になってしまったのか)。
ノートパソコンに映るSNS画面には、友達0が表示されていた。


ネットをないがしろにしてホラーはもう描けないであろうことは分かる。






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