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GOMA28

Author:GOMA28
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マーニー

Marnie002.jpg

Marnie

1964年
アメリカ

アルフレッド・ヒッチコック監督
ジェイ・プレッソン・アレン脚本
ウィンストン・グレアム『マーニー』原作

ショーン・コネリー 、、、マーク・ラトランド(裕福な会社社長)
ティッピー・ヘドレン 、、、マーニー・エドガー(女詐欺師)
マーティン・ガベル 、、、シドニー・ストラット(マーニーの被害に遭う社長)
ダイアン・ベイカー 、、、リル・マインウェアリング(マークの亡き妻の妹)
マリエット・ハートレイ 、、、スーザン・クラボン(マークの会社の社員)
ブルース・ダーン 、、、船員(殺されたバーニスの客)
ルイーズ・ラサム 、、、バーニス・エドガー(マーニーの母)


久々にヒッチコックの映画を観た。BSで録れていたものだ。
朝食後に観始めたのだが、ヒッチコックの映画にしては、大変見ずらい映画で、何度も息抜きしながら何とか見終えた。
マーニーという幼少時に受けたトラウマが原因で盗癖と虚言癖が治らない女性がともかくキツイ。
この女性の言動に付き合うのがどうにも耐え難い。

」の翌年の作品だが、う~ん「鳥」が余りの傑作であったもので、それから見ると、、、ヒッチコックらしさは充分窺えるのだが、何とも見ずらい。
ここまで、重症になると余程の義理?でもない限り、こんなに面倒みるひとがいるか?

マークはマーニーが好きになったからだという。
う~ん。好きになるか?
好きになったというのだから、そうなのだろう。一目惚れか。
これだけ無私の態度で何度裏切られようが徹底して尽くす、、、決して諦めない。
そうか、自分の娘だったらそうするな。そうする以外の選択などありえないし。
まるで、娘の教育だ。親父の視線だ。それなら痛いほど分る。実際、ホントに痛いもの(爆。

でも、他人でここまで出来るか?
そう、好きだからと言っていたっけ。
そうか、好きなのか。
好きなら出来るか。
そういうものだろう。

Marnie003.jpg

どうもこういう映画は手に余る。
このマーニーのシンドさは、途轍もない。
わたしは終始、マークはよくここまでやるなあ、と距離をかなり持って眺めているだけだった。
実際、TV画面から次第に距離を持って遠くから観ていたくらいだ(笑。
この映画にドップリ浸かって身を入れて観れる人こそ映画通という人であろう。
わたしは、基本的に映画というメディア自体が苦手なにんげんであるからして、生理的にキツイ映画ではすぐにヘタる。
映画そのものの出来だとかそういうレベルではなく、こういう登場人物に、まいるのだ。

勿論、彼女が精神に深手を負っていることは理解はできる。
一般に盗癖と虚言癖などは幼少期の母親との関係がとても大きく作用するものだ。
このヒロインもそうだ。母との関係に問題があることははっきりしている上に、衝撃的な事故(殺人)も経験してしまった。
当然、深いトラウマとなってその後の人生を支配してしまうだろう。
自分でもどうにもならない精神的基調の上を衝動に突き動かされて生きるのだ。
(この辺は、ヒッチコックの好きな題材の一つであることは分かるのだが。サイコのような面白さ、共感には繋がらない)。
確かに事務所の金庫周辺を行き来する緊張感は、ヒッチコックのものだが。

ひとつ映画に入って行くには、、、
その主人公の様々な動きに共感する条件として、生理的にも主人公と同等の生理・感情が働かなければならない。
わたしは、どうもこの主演女優に魅力を覚えないのだった、、、。
だからなのだ!(ほとんど、バカボンのパパである(爆)。

そういうレベルで引いていたのだ。
この主演女優がいくちゃんとまで行かなくとも、マリオン・コティヤールほどの女優であれば、わたしも主人公に共感して、一緒に彼女の動向や心理に対しハラハラして見守っていたかも知れない。
「映画」と言うものはそういうものだ?
そうした面は不可避的にある。

だからキャストは大事なのだ。
この映画以降、この女優は恐らく使っていないはず。
アルフレッド・ヒッチコック監督は元々、女優選びのセンスが良いことにも定評がある。
ショーン・コネリーは役柄にピッタリであった。
よく頑張った!
自然にこう言いたくなるではないか(笑。

Marnie001.png

まずは、マークがムーニーにしたように、自らが抑圧した記憶にはっきり向き合わせるところから始めることが大切であろう。
その場を設けるだけの知性と行動力は必要である。
そして、こういう人が日常の中で無償の愛を注ぐことが出来れば、それに勝るものはない。
大病院に連れてゆき、専門医に任せるより、遥かに正しい。
これは断言できる。
(だが、これは極めてレアな例である。そういう奇蹟の物語である)。





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