亀の病気 一難去ってまた一難

長女が気が付いたのだが、脱走して帰ってきた亀の後ろ足の付け根と首元に、白い綿のようなものがモヤモヤと付いている。
何だこれ?と調べてみると、、、
どうやら「水カビ病」というものらしい。
亀や魚特有の病気のようだ。
もう一匹の方もよく観察すると、尻尾の先の方にやはり小さいが白いものがくっついていた。
厄介な病気でなければ良いが、、、
ウェブ上で治療法も確認してみた。
亀に紫外線を当て充分乾燥させ、カビは歯ブラシで擦って取るとある。
その患部に傷用イソジンを約10倍に薄めて広めに塗る。
これが家庭で出来る一般的な治療法のようだ。
ただし、初期段階であれば、これで治療できるとある。
(重症の場合は、動物病院だ)。
うちの亀はどのくらいの段階に来ているのか、、、。
心配ではある。
ともかくできることをまずやってみたい。
水カビは水温と水質の管理が大切という事(そうだろうな。ここの所暑いものだからヒーターを外していたが、水換えはしていた)。
25度にくらいに保ち、換水頻度も増やしてみていくつもりだ。水温は28度と書いてあるところもあった。
これから毎日、亀を一回は乾かしてはイソジン塗りを繰り返すルーチンとなる。
結構大変だが、成果が出ればいう事ない。
ともかく治療である。
亀が脱走したころ、水替えが億劫になったりしたこともある。
こちらの体調が辛かったころだ。そのタイミングに乗じて抜け出てしまったのだ。
ホントに生き物は素直である。
外遊に出てきた頃にストレスもあったろうが、怪我もしたのだろう。傷口から感染することも多いらしい。
ともかくカビなど日常的に環境にあるもので、抵抗力があれば影響を受けず問題ないはず。
ちょっと心身ともに弱くなってしまったのだ。
体力面でのケアも同時に考えていかないと。
餌の面からも。
まず早速、先ほど歯ブラシで白いモヤモヤを擦ってみたが、ほとんど何も取れなかった。
見た目からすぐ落とせそうに感じたのだが、かなりこびりつきがキツイ。
あまり力を入れても良くないだろうし、亀が前脚でやめろ、やめろよと止めようとするので、どうしたものかと、、、。
ピンセットでつまんで取るというのもあったが。
ともかく、皮膚が傷付かないようにやってみないと。
今日は程々で止め、何も取れなかった。
今、大きな水槽を二つ用意して2人を離してみている。
症状に差があるため、混ぜない方が良さそうだ。
両方に今季初めてヒーターを入れたが、赤外線ライトは重症の方にだけ当てている。(一つはクリップがうまく働かず落ちて割れてしまった)
それにしても、白カビが2個所共に付け根にあるのが、文字通りネックであった。
次女と亀を押さえながら患部に薄めたイソジンを塗ろうとするのだが、悉く首も脚も甲羅の中に引っ込めてしまい塗らせてくれないのだ。それでもどうしても塗ろうとすると前脚で必死に綿棒を払い除けようとしてくる。
やはり薬湯に漬けようかと思ったが、調べたサイトには飲ませないようにすることとある。
そうだろう。飲んだらまずかろう。
患部に直接塗布するのがやはり良いはず。
今後の課題だ。
うまく塗れないようだったら、うんと低く薬湯を張って短時間漬けて引き上げるか。
長細い容器みたいなものに薬を満たし、首だけ出した状態ですっぽりはめてから出すとか、、、。
亀の島も買い替えることにした。そこにもカビがありそうである。
色々試してみたい。