カウアイ島

わたしは、ハワイはカウアイ島だけ行っていない。
ハワイに行ったらカウアイ島に行かなければ話にならないとみんな言うがそれはよく分かる。
カウアイ島専門でじっくりその地を堪能してみたいとは思っている。
(というが、まだまるで知識はない。旅行ガイドというのを見るのが好きではない為か)。
1年に350日雨の降る、雨によって地形の出来た島である。
虹が凄いスケールで見る事が出来、サークルレインボー(真丸の虹)でも有名だ。
これは是非見たい。そして”ナイトレインボー”である。ブロッケン現象というのもこの目で見てみたい。
何より売りは、「太平洋のグランドキャニオン」と呼ばれるワトメア渓谷だろう。
あのジェラシックパークもその辺で撮影したとか聞くが。
そう大きな滝の近くをヘリが飛んでいたっけ。
雨が多い為、滝が至る所にあるとか。これは壮観だ。

カウアイは海底からのマグマの噴出によって出来たハワイの島で最も古いものだそうだ。
北から順番に出来て行ったかたちになったので一番新しいのはハワイ島であり、今でも火山活動が活発だ。
(マウナロア、フアラライ、キラウエアはまだマグマ源から切り離されていない)。
もうマグマ源からとっくに切り離されているので(プレート移動の為)、カウアイに火山の心配はない。
ただ、トカゲやムカデがホテルのベッドにやって来ると知人から聞いて、どうも二の足を踏んでいる。
(うちの家族は野菜に小さな腹ペコアオムシが付いていただけで大絶叫なのだ)。
TV特集でざっと見たが(途中で眠ってしまったのだが)火山の溶岩の層で出来た壁面がどこも細かい土になっており、石~岩に見えるところも皆角が取れて丸くなっており、内側から侵食されてボロボロになって崩れてゆくのだそうだ。
全て雨による浸食作用である。
この地の石は、河の流れで丸くなったのではない。
雨が外側から石を削り、火山岩の微細な穴に雨が入り込み内側からも砕いてゆくのだ。
雨の力をまざまざと大変なスケールで見せつけられる。

水の島だ。
オヒヤの木は雨で根を深く地に張ることが出来ないため、幹から根を生やし大気中の霧から水分を吸収しているのだという。
まるで、多肉が妙なところから根を一杯垂らすのに似てはいる(用途は違うが)。
その他、固有種の植物や鳥がかなりいるというのも、魅力である。
(これこそが一番の魅力だ)。
葉にワックスが付いていて雨滴を全て滴らせてしまう木や、雨が花弁にかからないよう筒状に曲がった花弁を持つ木など、、、。
多様な植物の宝庫か。
雨に適応する術を皆身に付けているのだ。
TVでも雨の中の島の探検をしていたが、雨音と葉の踊りが心地よくそのまま眠ってしまった、、、。
録画してあれば、睡眠に効くとても気持ちの良い環境ヴィデオともなるはず。
わたしは宮古島の海岸の音を録音したCDを長いこと寝るときにかけていた。
雨~滝と緑と虹は心身にとてもよいと思う。

この続きは、そのうち家族で行って確かめることにする。
恐らく探検が大変な分、ホテルは良い所を選びたい。
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