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GOMA28

Author:GOMA28
絵画や映画や音楽、写真、ITなどを入口に語ります。
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ギャラクシー・クエスト

Galaxy Quest001

Galaxy Quest
1999年
アメリカ

ディーン・パリソット監督
デビッド・ハワード、ロバート・ゴードン脚本
デヴィッド・ニューマン音楽


ティム・アレン 、、、タガート艦長(マイケル・ネズミス)
シガーニー・ウィーヴァー 、、、マディソン中尉(グウェン・デマルコ)
アラン・リックマン 、、、ドクター・ラザラス(アレクサンダー・デイン)
トニー・シャルーブ 、、、技術主任チェン(フレッド・クワン)
サム・ロックウェル 、、、ガイ・フリーグマン(6人目の乗務員)
ダリル・ミッチェル 、、、ラレド(トミー・ウェバー)
エンリコ・コラントーニ 、、、マセザー(サーミアンのリーダー)
ロビン・サックス 、、、サリス(サーミアンの敵)
パトリック・ブリーン 、、、クエレック(サーミアン)
ミッシー・パイル 、、、ラリアリ(サーミアン)
ジェド・リース 、、、テッブ(サーミアン)
ジャスティン・ロング 、、、ブランドン(サーミアン)

BSで観た。
哀愁たっぷり、妙にエモーショナルなドタバタコメディ。
20年前のSF・TVドラマ”ギャラクシー・クエスト”を受信(傍受?)した異星人が実際の記録ビデオと勘違いして、彼らの敵を倒すため宇宙船プロテクター号のクルー(役者)に助けを求めてくるという荒唐無稽なハチャメチャな設定。
SFの香りはほとんどないが、ファンタジーとしては充分楽しめる映画であった。
昔見たスタートレックを思い起こす、、、。あからさまなオマージュを見る(笑。

助けを求めるのは良いとして、何故TV番組に出ていたものにそっくりの宇宙船プロテクター号を彼らはあらかじめ作っていたのか。
本物の記録と思っているのならわざわざ作って用意しておく必要があろうか?
ただ頼みに来るのではいけないのか。
テクノロジーだけは物凄く発達していても、戦い方を知らない、というのも同じく凄い。
不思議な点は多いが、取り合えず(撮影用の模型ではなく)本物のプロテクター号がなければ話にならないため、それは良しとしたい。

それでも、異星人の地球人似なのがやはり気になる(邪念のない方も邪悪な方も)。
頼って来た善良な?異星人は危険なほど純朴で人がよい。
悪者異星人は如何にも悪を絵に描いたような分かりやすい人だ。
極端ではあるが、思考形態や感情表現からして地球人そのもの。ちょっとだけ異文化の外国人レベルと言える。
(アメリカVSロシアくらいのものではないか?)
でなければ、こんな漫才めいた攻防は無理。
わざと笑い方や表情や拍手やハグをぎこちなく不自然な感じにしているが、他者の違和感と言うほどのものではない。


まず面白いのは、様々なファン層である。
「ギャラクシー・クエスト」の面々を落ちぶれた役者とみて馬鹿し面白半分で関わっているファンから、彼らを尊敬し、「プロテクター号」の詳細な内部構造を熟知しているファンまでいる。
主人公たちが、敵の仕掛けた起爆装置を解除しなければならぬ危機的状況に、そのオタクファンたちが船内の正確な情報を伝え案内をしてくれたことで助かる。ファンの少年はお母さんにゴミ出しの仕事を言いつけられそれをしながら船長に(宇宙人から受け取ったスマフォみたいな通信ガジェットで)逐次情報を伝えるのだ。
この一連のシーンはスリリングでもあり楽しい。

Galaxy Quest002

ちょっと疑問であったのは、全く邪念のない顔をそろいもそろってしている宇宙人サーミアンであるが、通常?情報リテラシーの低い文化圏にいる人々がフィクションを実際の記録映像と錯誤してしまうということはありうることだろうが、高度な文明を誇り、地球人とは比べ物にならないテクノロジーを持つ彼らが、それを見抜けないというのは、違和感がある。
彼らの文化には、どのような意味でも人をだます、ファンタジーも含め作り物の世界を楽しむ~表現するという価値は生じなかったようだ。確かに嘘をわざと作るのは大人の仕事であり、彼らは子供の精神をそのまま維持している様子が窺える。みんなノンフィクションに見えるのも無理ないのかも知れない(子供にとってはすべてが現実であるし)。
そのTVで謳われる愛や正義や勇気に信頼などの概念がそのまま彼らの文化に息づくこととなり、ギャラクシー・クエストの面々を敬愛することとなったようだ。
そう受け取れば気にせず見ることはできる。
悪に染まった敵の異星人サリスは、フィクションを一目で見抜いた。
そういうものなのか。


ギャラクシー・クエストのメンバーたちが、マイケル・ネズミスが取って来た新しい仕事だと思って、それに乗って後戻りが出来なくなり、本物の宇宙戦争をやるしかない、そして宇宙人サーミアンとの仲間意識も深まり奮起してサリスたちと自ら戦うまでの過程はとても説得力があった。
何より演技で操作(らしき仕草)をしていたのが、そのまま実際の宇宙空間移動、ブラックホールを利用したワープまで出来るのだ。
怯え戸惑いながらも操縦し、終盤には見事にプロテクター号を(番組のように)操り、悪者を打破する流れはよくできている。
最後の最後に一ひねり(いやふたひねり)もあり密度は高かった。

Galaxy Quest003

コミカルだが何故か最後には感動している。
色々な要素がこれでもかというくらいに詰め込まれているが、消化不良や中弛みなど全くなく、最近観た映画の中でも出色の出来であった。


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