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GOMA28

Author:GOMA28
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ブラジルから来た少年

The Boys from Brazil003

The Boys from Brazil
1978年
アメリカ、イギリス

フランクリン・J・シャフナー監督
ヘイウッド・グールド脚本
アイラ・レヴィン原作
ジェリー・ゴールドスミス音楽

グレゴリー・ペック 、、、ヨーゼフ・メンゲレ博士(元アウシュヴィッツ主任医師)
ローレンス・オリヴィエ 、、、エズラ・リーベルマン(ナチスハンター)
ジェームズ・メイソン 、、、エドゥアルド・セイベルト
リリー・パルマー 、、、エスター・リーベルマン
ユタ・ヘーゲン 、、、フリーダ・マロニー
スティーヴ・グッテンバーグ 、、、バリー・コーラー
デンホルム・エリオット 、、、シドニー・ベイノン


「ブラジルから来た少年たち」の意味が後半になって明らかになり、その気味悪さに愕然とした。
ヒトラーのクローンたちというのが凄い。(この豪華な主役の二人の起用と共に)意表を突いている。
夫が1910年から14年の生まれの公務員で妻が1933年から37年生まれの夫婦で、北欧系であることを条件に、ヒトラークローンの幼子を養子縁組をさせ育てさせた、というのだから、、、これまた荒唐無稽である(笑。
その子供たちは、ブラジルから送られていたという。
ヒトラー自身、「こわい父親を持った陰気な子で、税官吏だった父が52の時に生まれ、彼を甘やかして育てた母親が29歳。父親が65歳で死んだ時、彼は14歳であった」ことから、メンゲレ博士の采配で、丁度養父が65になった今、事故死に見せかけて、次々にタイミングを逃がさず殺し始める。
ヒトラー・スイッチを入れるためのようだ。

The Boys from Brazil001

兎角、ナチスものには、飛んでもない陰謀が噂されがちであるが、リーベルマン氏の調査に寄り添いこちらも彼と一緒に唖然とする。
メンゲレ博士、実に気味悪い(特に病院跡を訪れ、例の手術を回想するシーンなど)。
ただ、意味が分からないのは、何でまた94人なのか?
そんなにヒトラーで溢れかえってはネオナチを統率しようにも混乱を呼ぶだけだろうに。
せいぜい10人くらいでどう成長するかを見守りながら進めてみてはどうか?
その人数では、ヒトラーとして覚醒するに確率的に低いという計算なのか?
クローンの子役が、また論理的で共感性に乏しく芸術至上主義的でなかなか魅力的であった。
(一杯いたらそりゃ気味悪いが、、、愛着障害の疑いも感じ取れる)。

気になったのは、クローンであっても、人の場合、生後環境から獲得する形質の方が大きいことは間違いない。
DNA情報を大脳新皮質の吸収する情報が上回るのが人だからだ。
メンゲレ博士はその点で遺伝子決定論(生物学的決定論)者であり楽観的過ぎる。
映画で言うようにクローンでモーツァルトやピカソがいくらでも生まれるというのはお手軽すぎよう。
親の影響~成育環境でどの子もヒトラー的になるとは限らない。
単に65歳で父と死別しようが、それまでどういう親子関係を育んできたかで決まるものだ。
最後に出てきたクローン君など、偉大な写真家になりそうだし。
(アドルフ・ヒトラーだって、美術学校に受かっていれば社会派の画家として活躍していただろう)。
「我が闘争」とか読ませていれば、覚醒してしまうかも知れぬが、、、?
(わたしは影響を受けた)。

まあ、この映画はナチ・ハンターであるエズラ・リーベルマンが、ヨーゼフ・メンゲレ博士たちの陰謀に気づきそれを阻止しようと対決するサスペンス映画である。クローン自体どうこうという課題を提示する類の映画ではない。

The Boys from Brazil002

それにしても、この映画、グレゴリー・ペックとローレンス・オリヴィエという二大スターを主役に起用しているところがミソであろう。
彼らの出演費だけでかなりの予算を取ったのではないか?
特にグレゴリー・ペックがこんな極悪マッドサイエンティストになるなんて、やはり意表を突いている。
まさに怪演であった。
ローレンス・オリヴィエの説得力ある細やかな演技も惹き込まれる。
ふたりの取っ組み合いというのも重厚な迫力があった。
そして異様なクローン少年も何度か違う場所で見てゆく度に危ない魅力が深まる。

The Boys from Brazil004


この監督、「猿の惑星」 (1968年)の監督ではないか、、、。
なるほど。そのテイストは充分感じられた。


”Bon voyage.”

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