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GOMA28

Author:GOMA28
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モールス

Let Me In004

Let Me In
2010年

マット・リーヴス監督・脚本


コディ・スミット=マクフィー 、、、オーウェン
クロエ・グレース・モレッツ 、、、アビー
イライアス・コティーズ 、、、警官
リチャード・ジェンキンス 、、、父親

Amazonプライムで無料視聴第五弾!
こうなったら、、、もっと続けるぞ。


「ぼくのエリ 200歳の少女」(スウェーデン)のリメイク版である。
その映画は、CMの入ったカット版で以前、観た気はする。

このクロエ・グレース・モレッツのヴァンパイア~アビーは何とも切ない。
ここでも写真が肝心なアイテムとなる。
アビーの父と思っていた男が普通の人間で、彼だけ歳をとってしまっていた事を知り、ほぼ全容をオーウェンとともに推察して愕然とする。
確かに彼は人に噛みつかず、背後から刺すなどして殺してから血を抜き取っていた。
(もう歳で思うように人狩が出来ない体となって、あのようにヘマばかりしているのだ、、、最期は厄介払いされたも同様)。
それで、その後釜がオーウェンなのか。彼があの役をこの先、引き継ぐのか。
アビーは完全にその気だし(最初は僕の彼女になってと誘われたにしても)。
これからが大変だぞ(クレヨンしんちゃんか?)

Let Me In003

アビーがヴァンパイアになって人を襲う動きは、キック・アスなど問題外の人離れしたアクションであった。
(オオカミみたいな動きか?)
しかしどうせ殺すのだから、もっとしっかり吸い取ればよいのに、まだまだ血液が残ってるような吸い取り方に見える。
(気のせいだろうか?)
熊が鮭をほんのちょっと食い散らかして川辺に捨てる勿体なさを感じたのだが、、、。
(物語にはほぼ関係ない感想ではある)。

アビーは昼間、暗がりで寝ているし、そんな時にモールス信号は役には立つ。
、、、かも知れないが、どうだろう?壁越しにはもうする必要もないし然程やっていたわけでもない。
さして、モールスとか邦題つけるほどのものでもあるまい。
と、思った。
「中に招き入れて」なのだし、、、。
モールスで用が足りれば入るまでの事もないだろう。

しかし入ってどうのという程のものでもないし。
(何故、入っていいよ、と言われないと身体から血が吹き出てしまうのかは謎)。
「アビー」とかにして謎めいた美少女に焦点を当て、観る者の想像力を膨らませた方がよいような、、、。

日光に昼間触れると、忽ち激しく発火してしまうというのも新鮮であった。
爛れて朽ち落ちるとか灰と煙になってしまうなど、いろいろなパタンがあったが、これだけ派手に燃えると爽快感がある。
(ニンニクや十字架とか杭などの効能について言及する場面はない)。

Let Me In002

向こうの映画はどの映画でも虐めっこは半端でない極悪振りであるが、ここでもオーウェンはプールで殺されそうになる。
しかし、そこへ何でまたという感じでアビーが派手な救援に来るのは、もう街を立ち去ったのではなく、彼に張り付いていた証拠である。(でなければ、あのタイミングで助けられまい)。
それにしても、パワーアップしたかのような彼女の破壊力(大熊並の殺傷力)ではないか。
プールに四人分のバラバラ死体である。

基本的に彼女は生きるために仕方なく人を殺して血を吸っているとは言え、罪悪感などはないように思える。
(人が豚を喰っても罪悪感はないのと同様)。
オーウェンのことを愛してると言っているが、前の彼~父にしか見えなかった男のときもそう囁いて働かせていた(尻ぬぐいをさせていた)のか、、、。最後にふたりで~彼女はトランクの中だが~列車に乗って何処かに出ていくところでエンディングであるが、彼の身に一抹の不安を覚える。モールス信号などしてホッとしているが。
勿論、彼は彼なりに覚悟は決めている。
(警官が彼女のバスルームに侵入したとき、眠っていた彼女が飛び起き警官を襲うのを確認しながら彼自らドアを閉めたときに、彼は彼女側の人間となった)。
ふたりの乗る時間系が全く異なり、最初から添い遂げるとか言う事は原理的に不可能である。
敢えてそれを知った上で、ともに捕食の上での困難を抱えて生きようとするのは、余程の覚悟の上である。
お互いの孤独(孤立)に対する共感から生まれた愛情とも謂えようが。


夜の雪の積もったアパートの中庭で孤独を噛み締める時に現れる素足の謎の美少女というところからして、、、
絵が充分堪能できる映画であった。
噺も無駄がなくスッキリしている。
いじめられっ子のオーウェンは如何にもという感じであった。
(そう言えば前の彼もいじめられっ子風の風貌であった。そういう子を狙っていたのかも知れない)。

2人のキャストは良かった。
クロエ・グレース・モレッツが特に良い。
でも彼女、未だにこれ!という役~映画には恵まれていない気がする。


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