ロボットは作ることに意味がある

ロボット作りはギヤボックス以外のところで少しばかり進めてはいたが、いつもはちょっとしたことに直ぐに腹を立てたりする娘がここでは指示に従い、失敗して注意されてもしっかりこらえて頑張っている。
これはとても良い忍耐力を養うプラクティスとなるかも知れない。
継続的に取り入れよう。
しかしわたしが自分のことは、ほとんど何もできない(笑。
何と今日はその長女が配線をモーターに繋ぐとき、ちょっと頼りなさげの端子をモーターから引きちぎってしまった。
しっかり配線(銅線)を繋ごうとして絡めた銅線ごと端子も回してしまったらしい。
まだ脆弱な部品を扱うことに慣れておらず、力加減も分からないのだ(笑。
やっちまったという顔をしているので、いい勉強になった、とだけ告げた。
それで、この処置には、半田付けで対応することにした。
それ以外に思いつかないし。
半田セットのボックスを部屋の片隅からやおら取り出し、道具の準備とセットをした。
娘は喜んだ。
部屋そのものがもうお道具箱といった感じだからだ。
そういうのが好きなのだ。わたしも好きだ。
だから昔の秋葉原にはワクワクした。
神保町の古本屋をいくつか物色してからそのまま歩いて秋葉原の怪しげなパソコンパーツショップにはしご、というのがお決まりのコースであった。
懐かしい。
そんな空気感に近いものがある(笑。
わたしは半田付けは得意ではない。いつも半田を大量にくっつけすぎるのだ。
しかももう十年以上やったこともない、、、。
今回もおっかなびっくりやってみたが、コードはついて電流も流れモーターは作動はしたが、半田は付け過ぎた(苦。
娘は単純に喜んでいる。
もう線はモーターに付かないのかとオロオロしていたところだ。
それにしても細かい作業が続くだけでなく、プラスチックの板をカッターで切り取る作業もあり、やはり推奨年齢以上でないとこれはきつかろうと思う。
しかし彼女は初めてなので、模型とはこういうものなのだと思っている。
それでよい。
明日、予定ではメーカーから欠品の部品が届く手はずである。
作業の息も合ってきた。
娘もかなり真っ当な助手振りを発揮している(爆。
部品が揃えば、ギアボックスにモーターをセッティングして一気に仕上げに持って行くつもりだ。
外回り、アーム、シャーシー関係はチビチビ作っておいたので。
それと、、、
次女をここのところ少しほっぽらかしていたので、一緒に買い物に出かけた。
ロボット作りの間、UBUNTUで遊ばせようとしていたのだが、、、
(最近、このパソコンの出番が少なくなっている)。
今ひとつ彼女はUBUNTUノートにはなじめないらしい。
インターフェイスの問題なのかどうか。
ゲームはかなり入れておいたが(次女はゲーマーの為)、やはりWin上でゲームをしたがる。
それは当分、仕方ない。
UBUNTUでしか出来ないソフトを入れておこうか、、、。
買い物では、しこたまシールを買わされた。
女子会で使いたいそうだ。
そう、そちらで遊べるのならその方が良い。
もともと次女はそちらに触手が向いている。
長女もわたしとだが、彼女にしては難易度の高い模型を作ることで、その作業を通して関りにも抑制と忍耐が見えてきた。
結局、ヒト対ヒトなのである。
その関係性を如何にノーマルに保てるかである。
困難な作業の共有~協働というのは、やはり良いと思われる、、、。