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スリープウォーカーズ

Sleepwalkers001.jpg

Sleepwalkers
1992年
アメリカ

ミック・ギャリス監督
スティーヴン・キング脚本


ブライアン・クラウズ、、、チャールズ・ブレイディ
メッチェン・アミック、、、タニヤ・ロバートソン(チャールズの恋人)
アリス・クリーグ、、、メアリー・ブレイディ(チャールズの母)
猫、、、クロビス(保安官の飼い猫~後にタニヤの猫に)


スティーヴン・キング、ジョー・ダンテ、ジョン・ランディス、クライヴ・バーカー、トビー・フーパーがカメオ出演しているホラーファンにはたまらないお楽しみ映画でもある。
わたしはホラーファンではないが、墓守役でスティーヴン・キングが出ていることだけは、確認した。
ファンにとってはそれだけで得した気分に浸れるのだろう。(わたしは別に、、、)。

わたしにとっては、大好きな猫(今は家族に猫アレルギーがいて飼えないのだが)が沢山出てきて、保安官より頼りになるところが嬉しい。とは言え、かなり殺されたりするのでちょっとキツイが。
警官、保安官も次々に殺される。最後までタニヤを守るかと思われた保安官もあっさり殺される。
(結局、猫たちだけが頼りとなる)。
Sleepwalkers002.jpg

スリープウォーカーズという人間の精気を吸い取って生きる種族が何とか細々と生きながらえようと奮闘する姿が描かれるのだが、それが健気に描かれるのではなく、タニアという美少女を餌食にしようとするところで、彼らは悍ましい悪者となる。
しかしわれわれが牛肉食って生きているように、彼らは人間の精気が生きる上で必須のようなのだ。
生命一般の生きる権利から言ってこれは困ったものである。
(あの憎たらしい教師が餌食であれば、人間の法的には犯罪でも特に反感は買わないだろうが、清楚で気立ての良い美少女では分が悪い。しかもそういう少女でないとダメらしい、、、そうでないと腹でも壊すのか、、、)。
厄介である。そこが物語の契機でもある。
そして猫が天敵というのも大きなポイントであろう。
これで噺が面白くなる。
彼らも猫を殺すが、猫も自然に寄り集まってきて殺意をもって襲いかかってゆく。余程の敵対関係なのだ。
そしてもはやスリープウォーカーズも彼ら母子のふたりを残すのみか、、、母子相姦的な描写が彼らの種族の悲壮感を痛々しく表している。メアリーの狂態ぶり(アリス・クリーグの怪演)が彼らの置かれた寄る辺ない状況を説得力あるものにしている。

普通に見れば、チャールズとタニヤは理想的なカップルなのだが、男の方はクリーチャーなのだ。
この特殊な関係性がいつ破られるかとワクワクしながらデートの場面を見ていると、それは以外に早かった。
そして正体を現した(腹ペコで我慢が出来なくなり怪物に変身した)彼に、精気を結構吸い取られ警官など軽く吹き飛ばす腕力で襲われるにも関わらず、それを撥ね退け、やり返したりするこの女の子が実にタフだ。
タニヤのやられ強さには感心するばかり、、、(笑。
Sleepwalkers003.jpg

ブレイディ母子の能力が興味深い。
ものを消すのだ。
ただ腕力が凄いだけではない。
ただ、消したり出したりするだけなら、それだけのものだが、チャールズが車を消す前は赤いムスタングであったのに、再び現れたときは青いトランザムになっているという、この変化については特に明かされてはいなかったと思う。
これが妙に引っかかるところであった。わたしには、とても面白いのだが、、、。
最初そのように変化したときは警察をまくためだと思ったが、それだけの理由なのだろうか?
ここは、単にチャールズの車の趣味の問題のようにも思える。
車にかなりの拘りがありそうだし。

Sleepwalkers004.jpg
クロビス。準主役である。間違いなく。
何故なら、ガラスを割ってタニヤがメアリーに襲われている家に侵入するのだ。
そして狙いを定めて飛びかかる。シャープなアクション!
保安官より上、警官たちより数段上手である。
敵に背を向けて本部にたいへんだ~と電話している警官などあっけなくトウモロコシを刺されて絶命である、、、。
絵的にはユニークで印象深いものであったが。(トウモロコシ刺されて死ぬ登場人物は映画史上始めてではなかろうか?ウケるかどうかは微妙な線であろう。下手をするとここでホラーからコメディに転調する恐れも出てくる)。

クライマックスは、もう猫たちだけが頼みの綱となった状況で、次々にメアリーに襲いかかる猫たちが多くの犠牲を払いながらも彼女を倒すところか。
何故か猫に噛み付かれたところから発火して体が燃えてゆくのだ。
最期まで彼女はタニヤに、よくもうちの息子を殺したわね~と叫びながら死んでゆく。
いくら相手が相手であってもこの凄まじさを目の当たりにしたら外傷経験となってしまうだろう。
タニヤの今後の人生が心配になってしまう。(父は殺され母も怪我を負っているし)。


クロビスが最期まで生きて(飼い主の警官は殺されたが)彼女も助かり、猫とタニヤで呆然とする光景で終わる。
スリープウォーカーズは絶滅したのか、、、。
実際、現在1年間で4万種以上の生物が絶滅していると言われている。
ある意味このこと自体は、全く不自然なことではない。
だが、これは余りにも派手で壮絶すぎた。


プロフィール

GOMA28

Author:GOMA28
絵画や映画や音楽、写真、ITなどを入口に語ります。
基本的に、日々思うことを綴ってゆきます。悪しからず。
コメント、メッセージ頂ければ嬉しいです。

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