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GOMA28

Author:GOMA28
絵画や映画や音楽、写真、ITなどを入口に語ります。
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またもや赤色矮星!

TRAPPIST-1.png

まだ、ほとんど情報が伝わってきてはいないが、、、(わたしが知らないだけか?)
NASAの発表があったそうな。
TRAPPIST-1という赤色矮性の周りに7つも地球型惑星(系外惑星)が存在すると。
つまり岩石惑星で大きさもほぼ同等、ということは重力も近いか。
そのいずれにも水のある可能性が高いという。
その上、3つの惑星は、地表に水を湛えているらしい。
(地中になら太陽系の惑星・衛星に幾つもある)。

水瓶座の方向約39光年(9兆4600億km)という、これまでからすると、非常に近いところに見つけた訳だ。
(しかし水瓶座の方向というのが今の時代に象徴的である。アクエリアスの時代になって、、、)。

また、何よりロマンチックなのは、それぞれの惑星間距離が近いため、ひとつの惑星に着陸すると、月より大きな天体が6つも空に拝めるということらしい。(しかし近いといっても40光年である、、、星間移動の技術革新は前提となる)。
尚、赤色矮星はわれわれの太陽より表面温度は随分低いが、遥かに長生きする。
惑星がうんと近くを回っていようと、それほど熱くはならない可能性が高い。
ただしどれもが非常に近い軌道にいれば、朝夕ロックはかかっていて、地球に対する月みたいに、同じ面を向けて周回することにはなろう。しかし大気と水があれば循環が起こる。

まだ、情報はこれから明かされててゆくのだろうが、いよいよ「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」の出番となろう。
2018年打ち上げである!
それによって、随分多くの事実、というか実態が判明するはずだ。
まずは、大気成分の解析、地表や水も分析ができるはずである。

この恒星は、ともかく非常に長い寿命(数十兆年)がある。
ということは、進化に充分な時間がかけられる。
ハビタブルゾーンに3つも惑星が入っているというのも、かなり科学者たちの期待増であろう。

地球が生命の住めない環境になるまでに、ヒトが生きていたなら移動可能であれば、重要な候補地が見つかったということであろうか。その星から平和に地球の滅亡を眺められることになろうか。
その前に人類は完全に絶滅しているかも知れない。
だが、人類の跡を継いだ生物がいれば(ロボットかもしれないが)それが住める場所になるだろうか。

とは言え、その星が環境が整ったところであれば、先住民がいる可能性も高く、われわれが侵略者ともなり得る。
地球人の侵略に対抗する正義の異星人(その星のnative)という構図になりそうだが。
そんなこと、今から心配しても仕方ない(笑。

ともあれNASAの科学者は、生命のいる星があるかどうか、からいつそれを発見できるかという段階になった、という。
深夜TV(ユアタイムの市川さんの薀蓄も含めた)短いニュースコーナーで見た範囲であるため、何とも言えないが、今後の動向に注目したい。
「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡」の稼働によって大きく動くと思われる。


何というか、、、宇宙探査が生命探査と同義となってゆきそうな様相である。

アメリカン・ビューティー

American Beauty

American Beauty
1999年
アメリカ

サム・メンデス監督
トーマス・ニューマン音楽
アラン・ボール脚本


ケヴィン・スペイシー、、、レスター・バーナム(広告代理店~辞めてハンバーガーショップ店員)
アネット・ベニング、、、キャロライン・バーナム(レスターの妻、不動産業を営むキャリアウーマン)
ソーラ・バーチ、、、ジェーン・バーナム(レスターの娘、女子高生)
ミーナ・スヴァーリ、、、アンジェラ・ヘイズ(ジェーンの同級生)
クリス・クーパー、、、フランク・フィッツ大佐
ウェス・ベントリー、、、リッキー・フィッツ(大佐の息子)

「薔薇」、、、胸の詰まる息苦しい作品であった。間違いなく傑作ではあるが。
感情の昇まりに必ず薔薇が舞う。
レスターが娘の同級生アンジェラに一目惚れした時、、、
薔薇の花弁が舞い、丹念に妻が庭に育て、レスターの妄想の中、アンジェラが薔薇のバスタブに浸かる、、、そして頭を撃たれて死んだレスターの血も薔薇に負けずに赤い。


「美の溢れる世界で怒りは長続きしない。美しいものがあり過ぎると、それに圧倒されボクのハートは風船のように破裂しかける。そういう時は体の緊張を解く。するとその気持ちは、、、雨のように胸の中を流れ、感謝の念だけが後に残る。ボクの取るに足らぬ人生への感謝の念が、、、」
ビートルズの”Because”でエンディングへ、、、。
”Because”まさにぴったりであった。

1999年の作品とは思わなかった。
とは言え、何年度の作品かと言われても答えようのない普遍性を感じる。
この映画が湛える人間存在が根源的に抱え込む外界との不和~違和の揺れが生々しく実感できるからだ。
わたしにとって今現在の現実~問題である。

まずリッキー・フィッツの存在感が秀逸なのだ。
周囲の凡庸な連中からサイコ男のように扱われているが。
(実際、薬の売人もしているが)。
硬質でセンシティブですべてを透過する視線が鋭い。
それは不気味な存在感を醸すとは言え、常にそういうものだ。

しかし、この映画全体が実にセンシティブであり、ヒリツク感性で交錯している。
誰もがどうしようもなく~ディスコミュニケーションにあり~ズレていてそのズレ(誤解)が致命的なものであったりする。
常に家族同士であっても世間のなかにおいても緊張を強いられている。
これは世界中の何処へ行っても同じことだろう。
勿論、アメリカの特殊事情ではないし、家庭崩壊の問題や価値観の相違から起こる顛末を見せる映画でもない。
常に孤独でズレ~誤解と取り繕いの内に生きる人間の物語であり、それがどんな契機であろうと自分の生を取り戻そうとする人間の物語である。

リッキーのあの真っ白い整然とした部屋と自分の撮ったお気に入りのビデオ、、、
「宙を舞う白い袋、、、」
「遊びをねだる子供のように、それはボクにまとわりついた。15分の間。その日ボクは知った。全てのものの背後には、生命と慈愛の力があって、何も恐れることはないのだと。」
「それを忘れないために撮影した。」
彼は執拗にジェーンを撮影する。
ジェーンに、風に翻弄されながらも何か確かなものを掴もうとしていることを彼は察知したのか。
American Beauty002

American Beauty005

レスター・バーナムのもうやーめた。というのは、実に分かる。やめることで、新たに始められるというもの、、、。
虚栄心の強い妻に疎まれ、娘には恥ずかしいと馬鹿にされ、勤続14年の会社からは「自己評価」を迫られリストラ対象になり、これで自分と他者~外界との関係を見直す、又は一度リセットして考え直そうとするのは、至って自然であろう。
そんな矢先にアンジェラという息を吞む存在が現れる。
自分の美に過剰な自信を持つ少女であったが、実はナイーブさを押し隠していた孤独な少女でもあった。
彼女は彼の虚を突くトリガーであったか。ある意味それでタガが外れたといえる。単純に筋トレを始める(笑。
更に、娘と同年齢のリッキーの毅然とした生き様にも影響を受ける。(一気に、若返る(爆)。
リッキーに誘われてマリファナもやり始める。自分の気持ちを率直にぶちまけ活き活きしてくる。
そんな自分に漸く生きる力が芽生えてきたときに、誤解から撃ち殺される。
そういうものか。丁度家族の写真を幸せそうに眺めて自分のなかに眠ていた愛情を噛み締めていた時に、、、。

American Beauty003


しかし彼は真に幸せそうな死に顔をしており、リッキーも彼を笑顔で優しく見つめる。(ビデオでなく)。
死に際しての、レスターの内なる声、、、。
「美の溢れる世界で怒りは長続きしない。美しいものがあり過ぎると、それに圧倒されボクのハートは風船のように破裂しかける。そういう時は体の緊張を解く。するとその気持ちは、、、雨のように胸の中を流れ、感謝の念だけが後に残る。ボクの取るに足らぬ人生への感謝の念が、、、」
この独白がリッキーの撮った風に舞う白い袋のビデオを背景に語られる。
とても爽やかで素敵な環境ビデオにも思える部分で、音楽もとてもマッチしていた。

そうなのだ。忘れてはいけない肝心なこと。
われわれは、この世の美しさをこそ見出して生きてゆく者なのだ、、、。
レスターのように!枠を打ち壊し、無様であろうが、なんであろうが。
そう、彼の妻も、娘のジェーンも盟友リッキーも、アンジェラもきっと彼を見習いそうするはずだ。

そして、、、”Because”
この世界は回っているから、ボクのこころも乱される。
風が強いからボクの考えも乱されるんだ。
愛は古くて同時に新しく、愛はすべてで愛とは君のこと。
空が青いからボクは泣くんだ。
何故って、空が青いから、、、




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