プロフィール

GOMA28

Author:GOMA28
絵画や映画や音楽、写真、ITなどを入口に語ります。
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続・ラーメン屋へゆく!

ramen01.jpg
先週、ラーメン屋に行ったら、あえなく臨時休業で食べられなかった為、、、
本日、娘をピアノ教室に送った後、迎えに行くまでの間に、自転車でラーメン屋の偵察に向かった。
日の暮れるのが早くなったものだ。
改めて行くとしたら、少し暖かい上着が必要だなと感じる。
やはり歩くより格段目的地への到着は早い。
ラーメン屋には、暖簾がかかっていた!

ということで、ピアノから帰ると直ぐにラーメン屋に。
(先週は2人とも曲が上がったのだが、今日は次女が上がらなかった。その件はあくまで伏せて)。
ラーメン屋で、3人で3つのドンブリを頼んだ。
これは、初めての試みである。
娘2人が大人盛りのラーメンを一杯食べるのは、これが初めてとなる。
これまで小鉢にドンブリ一杯を小分けして食べさせていた。
つまり、二倍の量に挑戦である。

結果、2人とも食べきった!
スープに関しては、わたしより娘の方が残りは少なかった。
スープはそんなに飲まなくていいよ、と言ったが美味しいから飲んだと、、、。
わたしは血圧高いからあまり飲まないよ、と言うとすかさず、順番をつけてきた。
次女が一番、長女が二番、わたしが三番と、こういう番付が好きだ。
(食べきった順ならわたしが一番、次女が二番、長女が三番であるが、、、。
それを言ってみたら、次女がくっそーと言って、笑わせてくれた。
(ピアノでその闘志をもっと見せてもらいたいところだが、それは伏せる)。
何かと順番に拘る年頃か、、、。

帰りはもうほとんど真っ暗だ。
広い通りを歩けば、街灯や店の明かりで、夜をあまり感じないが、ひとつ住宅街に入ってしまえば、静かでそこそこ暗くて落ち着いた通りを歩ける。
2人がたまに行く小ぢんまりとした公園に差し掛かる。
うちでよく行く公園ベスト3には、入っていない。
それらの公園からするとひどく小さい。
しかし夜の効果か、、、街灯に怪しく照らし出された遊具など、やけに艶かしいのだ。
2人は少し立ち止まり、夜の公園で遊びたいね、と言う。
分かる。
感性的には分かる。が、もう遅い。
その公園では、どんなときでも、5時のサイレンが鳴ると、ハチの子を散らしたように子供たちは帰ってしまう。
どんなに遊びに熱中していても、さっとそこから離れてゆくのが凄いものだ。
(どういう条件反射か、、、わたしにとっては、ひとつの謎である)。

人っ子一人いない、夜の静まり返った公園。
昼の何千倍、魅惑的である。
月の光も加われば、これが更に幻惑する光景となる。
生憎、今夜は雨が降りそうで辛うじて降らないでもっている状態である。
曇った空の下、それでも公園には何かがあった。
(この光景の中には生身では入らない方がよいと感じた)。
友人にまさに、この夜の公園の光景を専門に描く画家がいたことを思い出す、、、。


美味しいもの、目を引く綺麗なもの、このあたりの感覚を日常にどこまでも解放してゆきたい。
これらを何処においても求めることが、生きることである。
それはに接する緒となろう。



ツレがうつになりまして。

tsure001.jpg
うつ病は、十人十色の症状であり、周囲にも理解されにくい病である。

2011年
細川貂々「ツレがうつになりまして。」原作
佐々部清監督

宮﨑あおい、、、髙埼晴子(売れない漫画家、髙埼幹雄・ツレの妻)
堺雅人、、、髙埼幹雄・ツレ(鬱の夫)

そういえば、、、NHK大河ドラマの主演コンビではないか、、、
わたしにしては珍しく見ていたTVドラマだ。「篤姫」だったっけ。
この頃、凄い宮崎あおいブームが吹き荒れていた。


この映画、まず主演キャストが良かったというのが一つだが、、、その環境である「家」がとても良い雰囲気であった。
あの家は、病にとっても良い影響・効果を齎す環境になり得ていると思う。
木造のやや古風で落ち着いた一戸建て日本家屋である。庭もちょうど良い広さで。
(これがコンクリート打ちっぱなしの内壁のマンションなんかだったら、やってらんない)。
特に、ハルさんのiMacのある仕事空間周りが素敵であった。
リビングと隣り合わせで、ややもすると集中に難があるかも知れぬが、ツレとの絶妙な距離感が保持できる。
そこに、イグアナの”イグ”もいる。
このイグもなかなかの寡黙な役者で、癒し以上の役目も果たしている。

ツレのような状況―病状に陥ることは、誰にでも有りうる。
病の全てはバランスの問題だと思う。
調和の取れなくなった身体の歪みが苦痛の場所となる。
(ここでは、主に脳の神経伝達物質のバランスの崩れ)。
更に、肝心なことだが、うつ病は適切な治療―対処が極めて難しい、掴みにくい病でもある。

非常に横揺れが大きい。
随分よくなってきた、と周りで安心していたら突然自殺するというケースも珍しくない。
(ここは、精神科医である弟に聞いた話の範囲であるが)。

かくいうわたしも、睡眠導入剤なしの生活はありえない状況である。
服用しないときは、朝まで眠れない。
疲労だけが生々しく蓄積し、神経がヒリつきっぱなしになる。
わたしの身体もバランスの崩れが重層している。

ツレが髙埼の「髙」を「高」と書かれる過ちに過度に敏感で、しゃにむに訂正させようとするところ。
やはり単に生真面目で几帳面とかいうレベルではなく、融通が効かない自閉症的な面を覗かせる。
毎朝自分で作るお弁当のチーズの種類も、ネクタイも曜日によってはっきり決めているところなんてまさにそうだ。
このある意味、ディテールに拘る―凝るところは、芸術家であれば創作に昇華出来る部分だ。
逆に今活躍の芸術家がもし、ツレのような仕事に就いていたらかなりの重症の鬱になっている可能性がある。
ツレも身体のあちこちの不調を訴え始め、医者に行ったら「うつ病だと」、、、しかし、いきなり言ってもらってラッキーである。
普通は、伝えない。しかし彼の場合、そのお陰で直ぐに対処できたことは、大きい。
この映画での、妻ハルさんの「会社辞めないと離婚するわよ」は、素晴らしい。
これ程よく出来た妻がホントにいるかは、大いに疑問であるが、その発想がなければツレはこの先やってゆけないことを直覚したのだと思われる。

ハルさんは、外に対して「ツレがうつになりまして。」と言えたことで、吹っ切れる。
連載を打ち切られた出版社に談判に行き、鬱関係の書籍の仕事を貰う。
そこから、ツレの闘病日記も渡され、振り返って考えるうちに、自分のホントに書くべき作品のアイデアが文字通り浮かんでゆくのだった、、、。(ここのVFXはちょっと微妙であるが)。
自分たちの本が出来上がる頃には、ツレは薬を飲まなくてもよいところまで回復していた、というのはやはり2人で協力してひとつの書くべき作品制作に一心に向かっていたからであろう。


最後の、「できないさん」(以前の会社時代のクレーマー)がツレの公演会場に現れるところは、ない方がよかった。
取ってつけたようなワザとらしいハプニングには白けてしまう。
「あとで」・・・「焦らず」「特別扱いをしない」「できることとできないことを見分けよう」
確かに、、、。

ツレがハルさんをマネージメントする会社を作って共に稼ぐというのは、素晴らしい取り組みだ。
その会社名が、「髙」に因んだ「ハシゴ社」というのが笑える。
ホントに拘りの強い人だ。
この頑固さが著しいアンバランスを身体に来すのだとは想えるが、それが対象化され洒落のレベルに昇華されると、このような安定した稼ぎの出来るところにくる(笑。
なかなか、そうはないケースではあろうが、こういう方向性もあるという前向きな意欲を引き出す契機になれば良いと思う。


宮崎あおいと堺雅人の夫婦も良いが、宮崎あおいと松田龍平夫婦も凄く良かったことを思い出す。
「舟を編む」の続編はないのか?
(あの「みっちゃん」もへたをすると、真面目で責任感が強すぎ欝になりかねない人である)。



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