プロフィール

GOMA28

Author:GOMA28
絵画や映画や音楽、写真、ITなどを入口に語ります。
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荒野の決闘

My Darling Clementine

My Darling Clementine
1946年
アメリカ

スチュアート・N・レイク原作
ジョン・フォード監督
ジョー・マクドナルド撮影


ヘンリー・フォンダ、、、ワイアット・アープ(牛追い、保安官)
リンダ・ダーネル、、、チワワ(酒場の情婦)
ヴィクター・マチュア、、、ドク・ホリデイ(病を持つ医者)
キャシー・ダウンズ、、、クレメンタイン(ドクの元恋人である貴婦人)

「荒野の決闘」という線で売りたかったのか、、、。
原題のまま下手に訳すと確かに厳しいものになるか、、、。
「いとしのクレメンタイン」では、ダメか?
”My Darling Clementine”余りに素敵な題名なのだが。

どうやら、元になる実話があったそうだ、、、。
しかし映画はあくまでも映画という芸術である。
それとして、鑑賞したい。


わたしは、西部劇というものを僅かしか観た事がないのだが、これ程詩情あふれる美しいものがあるとは知らなかった。
ジョン・フォードならではの詩情なのだろう。
選ばれた役者も皆、影と気品がある。悪役は狡猾な悪役に徹していたが煩くはない。
OK牧場の決闘も、いたって淡々とした静謐な流れの内に、語りと様々な想いと事物の交錯があり文学性すら感じた。

見渡す平原の絵も美しく、馬の疾走する様もひたすら美しい。
長閑な日曜日の光景も、小津の「東京物語」にも似たこの世ならざる美しさがあった。
「駅馬車」は、もっと激しい映画であった印象がある。
もう僅かな断片しか覚えていないため、見直さなければならないが。
この映画は、何と言うか、、、西部劇というより非常に繊細な恋愛ドラマに映る。
それもすこぶる純粋な。

善人と苦悩する者と悪者が、明瞭に描き分けられている。
とてもすっきりしていて、澄み渡った作品だ。
話の流れ、各人物の感情の変化も大変自然な説得力があり、共感できるものとなっている。
無理な展開や解りにくい設定が全くない映画を久しぶりに観た思いがするものだ。
ここはとても大切なところであろう。
アープのクレメンタインに対する微笑ましい一目惚れ。
病を抱えるドクの複雑で苦悩する心境。
チワワの女性としての一途でやるせない想い。
アープとドクの深まる友情。ドクの決闘への加勢までの流れ。
クレメンタインがあの街に残り学校の先生をやるという決心も分かる気がした。
すべての瑞々しい感情にそのまま同調する。


ワイアット・アープのクレメンタインに対する思慕の情には、シラノ・ド・ベルジュラックのような騎士道を感じさせる。
特にクレメンタインにやっとの思いでダンスを申し込むところは、朴訥で暖かいアープの人柄がよく出た場面である。
踊っている時の彼の子供のような嬉しそうな表情には、それを偶然見かけた彼の弟たちも呆れていた。
この辺には思わず失笑してしまった。
なかなか味のある人である。

ヴィクター・マチュアの哀愁に満ちた苦悩する表情―姿は、この作品を詩情の濃い重厚なものにしている。
そして何と言ってもカメラだ。
このカメラマンあってのこの美しい映画という気がする。
ポスターも見たが、面白い構図のポスターで、あのシーンを切り取るか、と唸るものであった。
ヘンリー・フォンダが腰掛けた椅子を後ろに反らせながら柱に右足をかけている。
思えばかなり絵として十分に考え抜かれた場面が多かったことに気づく。
OK牧場での決闘が、突然の駅馬車の乱入による、砂埃の中からの一発の銃声によって始まるところからして芸術的である。
また、銃撃戦などは変に芝居掛かってはおらず、非常にリアルな感覚であった。
実際、戦後間もなく撮られた映画である。監督の戦場での実体験も活きているのだろうか。
一度観たくらいでは、詩的で綺麗だという感想に終わりかねない映画であるが、少し細部に渡り見直さなければならない作品であった。


My Darling Clementine002
「あなたの名前が好きだ。クレメンタイン。」




ラーメン屋へゆく!

ramen01.jpg

昨日、ピアノが2人とも全部(最近、2曲づつとなった。まだ簡単な曲だからだろう)上がったら、美味しいラーメン屋さんに連れてゆく、という約束をしていた。
上がったので約束通り、連れてゆくことになった。

まだ、2人ともラーメンをドンブリ一杯食べ切れたことがない。
それでこれまでは、小鉢に分けて食べさせていた。
しかし、今回は2人とも大きくなったからドンブリ一杯食べきるぞと意気込んでいる。
彼女らは舗道を走ってはわたしのところに戻り、また走って来ては戻りと、、、準備運動しながらお店に向かう。
そんなに走っては、食べる前に疲れちゃうよ。
食べきれなければ、残していいから。
こう言うと、安心したようで、普通に歩きだした。

今、結構何にでも目標を立ててそれを達成しましょう、という気風に取り巻かれている。
やるべきことを自ら増やしてしまう傾向も見られる。
これは、実際キツイ。
寧ろ大事なことを選別し、気の抜ける環境をこそ作りたい。
(塾も随分削ったし(笑)。
ゆとりである!
ゆとり世代の何が悪い!(わたしは勿論その前の世代だが(爆)。

そういえば、企業の過重労働で使い捨てにされたり、自ら命を絶ったりするケースがよくメディアで報告されるが、何で途中で「やーめた!」と言えないのか?
いつもの駅で降りず、違う駅で映画でも見て、ラーメン、、、でなくともスィーツでも食べながら考え直せないのか?
そこのテーブルで退職届書いてもよいし。そういかないのは何故か?
プライドからか?余りに疲れて身を守る判断がつかないレヴェルにきてしまっているのか?

優等生でずっと過ごしてきていたり、厳しく躾けられてきて、途中下車の出来ない体質、、、自縛状態なのか、、、。
何にしても過労(更に強い超自我)から、自己防衛能力が発揮出来ない状況に至っているのは確かだ。
もう大人なんだから親が手を出したら過保護になるなどと放置される対応が少なくないと思うが、それよりも精神が衰弱した危機的状況下の隣人であるという捉え方こそ必要であろう。
もはや大人とかこどもの問題ではない。
周りの人間の見極めがかなり重要となってくるはず。
(その対象への強制力の発揮も必要になる場合もあろう。これは親か親友くらいしかできまいが)。
電通の人のケースなど、独立して事業主としてネット上で仕事を始めてもよかったのでは、、、ノウハウも吸収しただろうし、まだ若く時間も能力もたっぷりある。じっくり自分のペースで未来を構築してゆけれたら、、、と思う。本当にもったいない。

実際、世の中に大事な事なんて、ほとんどなにもない。
考えてみれば、どれもどうでもよいことばかりだ。
命をかけてやる仕事など、ない。


何と、、、わざわざ出向いたお店が臨時休業であった!
「えーっ」と長女。
3人で夜道を歩いて15分である。
大変微妙な距離でもあった。
上手くいかないことは、そりゃ沢山あるものだ、、、。
これも良い経験、とは言え、、、。

仕方ないので、コンビニで2人の食べたいおやつを買った。
彼女らも柔軟性が出てきたのか、店にはがっかりしていたが、ラーメンが他のものに変わったことには文句はないらしい。
確かに美味しいものは、世の中には沢山ある。別のもので良い、、、。


その店もこれで4回臨時で休業である。
たま~に行くうちでさえこうなのだから、、、休業率はかなりのものではないか、、、。

かつてラーメン店の名店(迷店も含め)は、臨時休業が多かった。
グツグツ煮込んだスープの出来が今ひとつだったので、今日は臨時で休むというもの、、、。
店頭にその札がぶら下がっていて、ガクッと来たことは何度もある。
それ程まずかったのか、、、まあ、店名に響くほどの不出来であれば仕方ないが、、、。
とは言え、わたしがラーメンに最も拘るところは、麺とスープの絡みである。
スープだけ美味くてもどうしょもない。
寧ろ麺の方に拘る。

思えば、、、以前の職場近くは、ラーメン激戦区であった。
わたしは、TVでも放映されたと或る有名ラーメン店で食べるのを楽しみにしていたのだが、、、
その店も臨時休業がとても多い店であった。
職場の仲間は何度も休業で引き返す憂き目に遭っていたため、そこで食べるのを最初から諦めているところもあった。
しかしわたしはその店のすぐ脇を通って帰る事が出来た為、店先を確認して開いていたらすかさず店に入り、ラーメン好きの仲間にメールを打つことが出来た。
「上弦の月登る」、、、戦争の暗号みたいでちょっとわくわくしたものだ(笑。


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