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GOMA28

Author:GOMA28
絵画や映画や音楽、写真、ITなどを入口に語ります。
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病んだ時間~喜びから生きる~断片補遺

moon.jpg

前回の記事が非常に大雑把なまとめで、自分でも納得が行かないところなので、少しばかり充填します。
私にとって関心のある、時間についてです。

音声が人の喉の構造的制限(肉体的な制限)から、どうしても言葉は線状性から逃れません。
当然書き言葉もそうなります。
つまり、言語ー構文として言葉を構造的に俯瞰し高度化する営みも線状化します。
多くは、左から右。上から下へ。
それはそのまま「時間の流れ」を認識的にも強固に固着することでしょう。

この言語の線状構造ー運動に従い、思考の枠組みも決定します。
ですから同時性は本質的には記述不可能です。勿論、話すことも。

時間は不可避的に線状構造をとります。
つまり認識的には出来事の順番という形で並べられる。
それ以外の捉え方が無いからです。
言葉ー理性によってその枠に従い物事を過去・現在・未来と整序します。
そのもっとも洗練された説明はミンコフスキーの著作にあります。
または、テイヤール・ド・シャルダンの説く二つの円錐形が頂点ー今で接続した哲学的時間論も有名です。

が、ここで、この本の著者が何故、末期癌が瞬くうちに消えてなくなったかです。
われわれは大きなエントロピーの矢の中で過去・現在・未来へ持続して逝くことになるのですが、
彼女が単なるエネルギー体ー純粋意識として知ったことは、「すべての出来事が同時に起きている」ということでした。
つまり、出来事に過去も未来もないということです。(同時性)
これには、一旦知性というより、(彼女は知性を捨てたというが)、カント的意味の悟性から解かれたというべきか。
そして彼女の説くように、病が自分のもつエネルギーの一つのメッセージとしての表現形態(作用)であるなら、
まさに、エネルギー体としての関与が容易にできる。(関与という動的な事態ではない)
彼女によれば、このままその世界(全一的連続体)へと放たれるか、肉体へ戻るかの選択に過ぎなかった。

戻るべき身体が完治するには、われわれがこの日常でいう、「過去時制を変える」ことが出来れば良いことになります。
それには壊れた肉体を治すという未来に向けた方向ではなく過去における、病として発現するエネルギーの無効を示せばよい。
つまりは、もはやわたしにはそのメッセージは不要です、本来の自分との調和関係がこのように取れています。
それだけのことです。スイッチを切るのではなく、そのように「存在」すれば、そのようになっていただけのことです。(同時性)
戻れば、末期癌も2日で跡形なく消えていることになります。
これは、彼女にとっては、自明のことでした。


われわれは、地球上でこのような肉体に受肉することで、さらにその言語構造によって線状的時間構造を実体化してしまった。
今、この瞬間に感知し触知できることは、極めて限られている。(悟性により構成された認識枠であると説かれていても)
まさに、「点としての今」なのです。
ここに、永遠としての垂直構造を生きるには、彼女のように誰もが臨死体験するわけにはいかないでしょう。
そのためには、あらゆる恐れから解かれたSeinとして、まずあることです。
楽しく、安らかな生活。幸せな食生活などが基盤となり、自ずと全体としてのエネルギーの調和がそのままでなされてゆくような。
多分、この基盤なしに、エネルギーの調和は不可能であると思えます。

そして、同時に自分の解放。
すべてのあるべき自分からの解放。すべての義務感・責任感からの解放。
すべての価値観からの解放。
すべての判断からの解放。
不確実な事態への自己投企を恐れない。
この平面性にわたしを繋ぎ留めるあらゆる柵を解く。
自らの声を聴くために。
自らとの調和。
これこそが、健康であること。



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ありのままに~「喜びから人生を生きる」を読んで

earth.jpg

今多くの場所でありのままを自分に許す流れが窺えませんか?
アナ雪だって、なぜあれほどのヒットを記録し、あの歌が歌われたのでしょう?
自分の無意識レヴェルでの共感に従ってのことだと想えます。

わたしはあの映画は、騒がれている以上の本質力をもつと思っています。
”Let it Go”というよりむしろ、”Let it Be”かとは思いますが。

この本の内容に関しては、バシャールを読んで以来、わたしにとって新しい知識ではありませんでしたが、それをどれだけ理解していたかといえば、外的価値に従属して生活するなか、身体化するまでには至らなかったと言えます。
出来ていれば、わたしも病気にはならないでしょう。(自分のいるべき場所が明らかに違うという感情から来たものであることはすでに判明しています。)

この本の何よりのポイントは、専門的な研究者ではない、所謂普通に暮らす女性が自分の体験を元にそこで得た認識を言葉を選びつつ、披露しているところです。(彼女は末期癌による臨死体験のヴィジョンから認識を得ました)
そしてある意味、このような報告は、類似するレポートどれにも共通する(同次元の)認識が示されています。
そこに彼ら(彼女ら)に啓示された「真実」の信憑性を窺うことも出来ます。

特に、時間の観念は単に人間理性の作り上げた認識枠に過ぎないこと等、カントを始めとして、J・Gバラードなど先鋭的な作家や物理学者が論じていたことですが、このように平易に体験談として語られると、実感が違いますね。
優しい記述ですが、完全な認識を得た相応の強度を覚えました。
この時間の観念ほど根深いものはありません。
すべてのことが同時に起きている。
何度もバラードの小説で読んでいたのに。

作者は思考から解かれた時にこの認識がやってきたように書かれていますが、ある意味それは、アントナン・アルトーの述べる、真に明晰な思考によるものなのかと思います。
バラードらも、思考により時間の実相を割り出したのですから。
一般に言われる思考は、概ねcodeのうわなぞりに過ぎません。
真の思考とはそんなものではないと思っています。

一番印象的な記述は、外部に自分の力を奪われないように、というものです。
確かにその言い方は腑に落ちました。
外から強いられ義務からやれば、明らかに生命力が削られます。
自分が真にやりたい事をそのベストなタイミングで自然にやる。その時が正に全宇宙がサポートしてくれる時なんですね。
これによると。怖れや不安からではなく、ワクワクしてそれに信頼して乗る。
ここに力は必要ないです。

存在すること。
Seinが死を気にしつつ生きる者ではなく、不死の意識(純粋意識)として全一的に連動し続けることであり。
もはや時間はなく。

やはりすべては言葉でしょう。

初めに言葉ありきです。
結局、この現象界において、その人間がどのような言葉をもつかですべての現実が創造されるということです。
(この本の著者は、末期癌が自分を縛ってきたそれまでの信念を手放したことで、たちまちの内に完治したそうです。)

存在の自由とはこういうことをいうのでしょうか?
あえて、実存とは言いません。
こういうふうに生きるため我々は受肉したのでしょうか?
あえて、個として。
全体の繋がりから、流星のように独り解かれて。
多分、この地球自体が、そのような魂を育む場所ー段階なのかも知れません。
ルドルフ・シュタイナーのアーカシャー年代記が蘇ります。

めくるめく地球の孤独に想いを馳せます。


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