人身事故

ここのところ通勤電車がしょっ中、人身事故で止まる。
行きはさほどではないが、帰りによく遭遇する。
短い距離なら、一駅くらいなら歩くつもりなのだが。
しかしその一駅がやたらと長い。
電車なら距離がそこそこに思えても、実際歩くとなると、尋常ではない。さらに通行止めやら迂回など、徒歩の場合、線路沿いはなかなか真っ直ぐ進めない。
距離そのものが、結局想像以上に延びる。
歩くのは、疲れて帰って来るその日の最後の最後となる為か、かなり効いて来る。
翌日に残る疲労となる。
止まった駅構内でアナウンスされる振替輸送というものが分からない。振替輸送ですんなり帰れるのなら問題無いが、そんなものでどうにかなるものでない場合、さぞ有効な代替案があるようにアナウンスされても、ただ虚しい。わたしの場合、まあ、歩くしか無いもんで!歩けなければ、動くまで待つのみ!
歩くと判断した場合、大変な距離を暗い中ひたすら歩く。
帰ってから何か出来る状況ではない。
ブログを書く気力にも響く(笑
朝の出勤時であれば、これはもうやきもきして大変な状況である。
過去2度ほど完全に遅刻してしまった経験があるが、朝大概余裕を持って出かけているので、ほとんどはスレスレセーフとなっている。また、午後に起きた時よりも止まる時間も少ない。(もちろん事故にもよるのだろうが)
さて、人身事故にも色々あるようで、単に人身事故とアナウンスされても、どんな事故なのか具体的には分からない。時には内容を知り、それを人身事故と呼ぶのか?と言うものもあった。
別に具体的に内容を知りたいという野次馬的な好奇心があるわけでは無いが、こちらにも毎回、物理的にも肉体的にも時間的にもかなりのダメージがかかるのだし、わけの分からぬ、「人身事故」とかいうことでサラッといかれても納得がすんなり出来ない気持ちが残る。
そもそも人身事故ってなんなのか?
大概駅で起こるようだが、駅で電車と人がどうなるのか?
接触か?落っこちるのか?轢かれたのか?
しかし、何で?
急いでいたのか?
スマホをしていたのか?
死にたくなったのか?
なんだか分からぬ事故としか片付けようのないものなのか?
線路内での仕事中?これはシステムの上の問題?
もしかしたら自然災害?
人災?殺意をもった?
単なるオフザケ?
兎も角、われわれにあっては、いつ何処で何に巻き込まれるかは分からないよ、と言う警告ともとれる。
そんな風に受け取り、電車が止まった時の行動パターンを幾つかしっかり考えておく必要があろう。
自分の行動範囲において、一種のハザードマップを用意しておく必要はあろう。
巨大地震の起きる確率は年々上がっている。
こうした日々の災難を何らかの兆候と捉え、それが何かの始まりかもしれないと言う受け取り方もあるかと思う。
あくまでも受け取り方の問題ではあるが。
兆候ととれるのなら、それを無駄にしないことだ。(たんなるくたびれもうけに終わるのではなく)

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