エヴァンゲリオンはまだ見て興奮する。

わたしは動けないタイプの人間であり、ひたすら部屋でものを考えているのが一番合っている。
少なくとも、夏に野外にあって活動などするのは、おかしい。
単におかしい。
人にも会いたくない。
ここのところ全く自分らしくない生活を送っている。
しかも娘たちが不在だ。
ありえない状況下でよく生きていたものだ。
調子が狂っていると狂った者が立ち現れ狂った歯車が連動しかけては、外れギコチナイ場面展開がホップステップしてゆく。
金曜日(またブログ更新をサボった日だ)行きたくもない出張で電車を乗り継ぎ、バス乗り場方面に下りては来たが、肝心のバスターミナルが見当たらない。
永福町駅前通りに出て行くと確かに道なりに停留所が幾つかは並んで見える。
が、わたしが乗ろうと思っている「宿33」もその中にあるのか、そこはまた別の通りに面したところにあるのか、ちょっと不安だ。無駄な動きはもうしたくない。午後2時だ。このままスムーズに行きたい。
と思ったら、交番があるではないか。ちょうど若い警官が立っている。
そこで指をさしながら「あそこの並びに宿33のバス停ありますか?」と聞いた。
すると、その若い警官は、「どこに行くんですか?」と聞いてきた。
駅前交番だし、行き先に応じてピタリとピンポイントで教えてくれるのかな、と考え取りあえず「栄橋です。」
と答えた。
すると、怪訝な顔で「栄橋?」と言い、「最終目的は何ですか?」とまさか耳慣れない質問を返してくる。
知らないのか?答えに詰まって、トンデモナイことを口走ったのか?それとも、、、。
(この警官、さっきから一度もこちらの問いには答えず、質問ばかり返してくる。)
一瞬何だか訳が分からなくなったが、「栄橋です。」と返した。
それ以外に返しようもない。まさにそこに行かなければならないのだから。
間があいたが、その若いのはこちらにバス停の情報など教える気がないのか、ただ知らないのか、知らないのに何をひっぱっているのか、不信感が募り顔をよく確かめようと思った矢先、自転車のご婦人が、「栄橋」ですか?それならあそこに来る、新宿行きのバスに乗れば大丈夫ですよ、と割って入って親切に教えてくれた。
もしかしたら、いや多分そのご婦人は最初からのやり取りを見ていて、(やむにやまれず)入ってきてくれたのだ。
そのおかしな警官は、ご婦人にありがとうございます、などと間抜けな顔でぬかしていた。
何がありがとうだ!
わたしもご婦人にお礼を言ってすぐに横断歩道を渡った。丁度バスが来てわたしが乗り込むと扉が閉まった。
あの狂った奴にそれ以上付き合っていたら、バスに間に合わなかったのは確実だ。
ひとが急いで、単にバス停の最低限の情報を求めただけなのに、何をもったいつけていたのか?
バス路線に全く知識がなくても、そこからすべてのバスが出ていますよ、くらいは答えられる。いつも前に立ってんだろ!
(またはそこ以外にもうひとつあの通りにありますとか)
それを、何処に行くのか、まで聞いておいて、答えると、最終目的は何か、だと?!
そう言えば何処に行くのかを聞いたとき、何か妙だった。
まるで、行く先など関心のない何かを言い返すような雰囲気があった。
バス停を聞いたのに素直にそれに返さず、何処にと聞き返して来たところでおかしかったのだ。
あげくに、最終目的は何ですかって、これはまるでバス乗り場を教える事から逸脱している。
分からないなら、何処へなど聞くんじゃない、とかいう問題ではそもそもない。
まず端からこいつは、こちらの今の状況を察したり、助けようなどという気が全くない、のは明白。
質問などに答える気はなく、何処へなどと挑発し、その答えを無視し、最終目的は、と喧嘩を売る。
その変な流れで取り調べめいたことでも仕出かそうというつもりか?
おまえの「最終目的」こそ何だ?
『この特異なクソバカは一体何なんだ!!』
『わたしの時間を奪うな、この屑が!』
と思いつつもう時間が許さず小走りに走ってバスに乗ってしまったのが口惜しい。
あのご婦人のお陰で、乗りそびれず、そこはかろうじて助かったが。
しかしそんなことは、すでにどうでもよろしい。
そう言えば、
以前も目黒の交番で場所を聞いたとき、似たようなことを体験した。
これも若い警官だった。
じわじわと増幅してきた激しい殺意を抱きつつ出張先に向かったが。
そこでも、かなりこちらの調子の狂うことばかりで、ストレスの針はレッドゾーンに吸いついたまま。
こいつについては、何処かに(警察か)に改めて訴えるつもりだ。
世界の中心でふざけるな!と叫びたい。
エヴァンゲリオン祭りだそうで、立て続けにやってますな。

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