プロフィール

GOMA28

Author:GOMA28
絵画や映画や音楽、写真、ITなどを入口に語ります。
基本的に、日々思うことを綴ってゆきます。悪しからず。
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大雨と強烈な日照り ~ その既視感

Typhoons01.jpg
面白いと言えば、面白いのだが。
どうでもよいといえば、全くどうでもよい。
先日も突然のシャワー降雨にやられ、やっとのことで電車に乗り、降りたところで残酷なほどの陽の照りつけよう。
日焼けもかなりのもので、以前10日間ほど滞在した宮古島でのことを思い出す。
そこでは、曇天であっても30分の屋外での活動で腕に水膨れの火傷が出来てしまった。
恐るべきUVパワー!
おまけに、帰りの飛行機では、乗っている最中に両腕の瘡蓋風乾いた皮がサラサラと落ち葉のように落ちてきて座席に積ってしまった。何故か快感だった。客室乗務員も驚いていたが、何食わぬ顔で完全無視した。
そう言えば、スイカや南国フルーツがゴロゴロしていたっけ。
そればかりが脳裏を去来した。

つくづく暑いところへ飛行機で行き来してみると、電磁波と重力で世界は成り立っていることがわたしにも分かる。
そしてわれわれ(わたし)の肉体の脆弱さと、 何気ない日常もタイトロープ上の綱渡りでかろうじて生きているということを実感した。
ホントに僅かなバンドの間だけで揺れ動きつつ。
何処へ行こうが狭い範囲しか知ることは出来ない。
座禅しつつすべてを直覚するヒトもいるのだろう。
ともかく水平的な距離の問題では何かが分かるわけでは全く無い。
内省なしに突っ走ることは同じお地蔵さんのいる道を何周も飽きずに巡り続けることになるのだろう。
山岸凉子の漫画にそんなのあったな。

この場所にすべてがある。
ないとしたら、どこにもない。
それは間違いない。
それにしても天気というのは象徴的だ。
気にする類のことでは全くないことの。




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”光の庭”~The Garden with Holy Light

Wooden hourglass

BANANA FISHを読み終えてしばらく経ち、水面の波紋も静まった後これを読み、始めて涙が出た。
7年後の回想録だ。
”BANANA FISH”
忘れる事の出来ない印象-記憶をはっきりこの物語はわたしの身体に残した。

恐らくこの痕跡は、透明になっても消えることはない。
光の庭にあって。
その時間はループする。
そうだ不思議に昼間の暖かい陽溜りの中が一番なのだ。
間違っても夜のドロドロした時間や悪夢とは縁も由もない世界だ。
ときに優しく清々しい風の吹き抜けてゆく、綺麗な花の咲き誇る庭こそが相応しい。

これ以上のものは背負えない少年の精一杯の生と死の物語であった。
宿命の齎す悲しみと優しさ。
それが距離をもって眺められるこの小さな”光の庭”~The Garden with Holy Light にあって、
はじめて胸が詰まる思いがした。


他の作家の作品にも無論、優れたものは沢山ある。

しかし、残り方が様々だ。
諸星大二郎の残り方。
山岸凉子の残り方。
・・・・・・・・・・・・・・・・
それぞれ違う。

アッシュ。
神の器か。
まるでキリストだ。
そう優れた作品の上に、魅力溢れる圧倒的な主人公が存在すること。
これがこの作品の残り方を決定づける。
いや、息づく。
現実にはまずありえない強烈なリアリティをもつ少年。
その気配がすでにわたしの日向ボッコする休日の庭にすでに感じられる。

それは、いま一歩を踏み出せずにいるわたしの背中をそっと押してくれるなんともいえない優しさとして。
頼もしい影として。
いつだって、頼もしいものは、最も優しい。



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