磁気テープが好評

磁気テープが好評で生産も毎年伸びているらしい。
お年寄りは、10本セットでかなりのペースで購入しているという。
お稽古事で、ラジカセを大事に使っており、そのオーディオテープとしていまだ欠かせないアイテムだ。
デープの音にノスタルジックな思いを乗せて過去の名曲を聴いているファンも多い。
そのすり減ったテープから聴こえる、どこか遠くから聴こえてくる響きを纏う音。
よくわかる。
あの彼岸から聴こえる音だ。
お年寄りには身近な、涅槃を感じる音だ。
こと音楽に関しては、LPレコード愛好家とはまた少し異なる趣味だ。
アナログレコードはまともに音がよい。
つきぬけている。
CDでは再現できない音がはっきり聴こえる!
ここでは、磁気テープの話だ。
磁気テープが好評なのは、これまで使われてきたオーディオテープとしてのノスタルジックな魅力だけではない。
もっと積極的な、これからを睨んだ期待が高まっている。
最近の磁気テープはデータ管理目的として使われており、大企業のビッグデータのバックアップ、アーカイブ専門業界、自治体の災害対策で最も有効な媒体とされている。
50GBのブルーレイディスク170枚分のデータが文庫本一冊くらいのサイズの磁気テープに保存出来、コストからみても管理スペースから見ても圧倒的に有利。
NASAも磁気テープをメインに使っている。
これから、一般的にみても磁気テープの需要は高まっていくはずだ。
何といっても、HDDはクラッシュして飛んでしまったり、パソコンに繋げておけばWeb上からの攻撃に晒される。
ブルーレイ等の光ディスクはその保存自体の信頼性が実に心もとない。
家にある古いディスクの再生率の低さには呆れる。
容量は多いに越した方がよい。
サイズはコンパクトな方がよい。
コストは生産量とともに抑えられてゆく。
保存・再生(再現)の信頼性の高さ。
この方向性はまだまだ突き進んでゆくことは確かだ。
磁気テープ。
オーディオテープに馴染みのない世代には、新鮮なメディアに映ることだろう。
その昔、ジャズとかジップなどのメディアもありました。データの入ったメディアは持っていますが、その再生ハードが壊れていて中身が取り出せません。困りました。
どなたか、ジャズの読み込みハードお持ちの方(ご存知の方)、ご連絡を(泣

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