プロフィール

GOMA28

Author:GOMA28
絵画や映画や音楽、写真、ITなどを入口に語ります。
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夜の雨

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夜の雨に身体が流されてゆく夢を見た覚えがある。

少し前に長女と一緒に買ってきた小型省スペースパソコンでこれを打っている。
先ほどこのマシンを使う前に、その小さな筐体のゴム足を取ってねじを開け、メモリーを外し、基盤も外し、邪魔なパーツを一通り外して一番底のHD増設ベイまで辿り、手持ちの昔のHDを小さなビスでとめて増設を済ませた。実際ビスが小さく何種類もあるのも面倒だが、半田付けしてあるケーブルを切らないように気を付けて作業することが一番厄介であった。ノートパソコンよりも内部アクセスはずっと面倒であった。
タワー型ならあっという間にできることも、小さいと厄介である。
これも長女がかなり手助けしてくれた。
小さなビスの扱いはわたしより上手い。
(最近、小さなものを扱うときは必ず頼んでいる)。

少し離れたところから次女の笑いが聞こえる。
特にやることがないと、ほとんどノートパソコンにはりついて東方ものや「ゆっくり」の動画を見て楽しんでいる。
クラスにも同じ趣味の子がいて、オタク噺に花を咲かせているらしい。
今度、それらの祭典が東京ビッグサイトで開かれるそうで、友達と行くことになっている。
彼女は東方もののキャラの絵を友達にせがまれ、それを団扇や扇子に描いてプレゼントしている。
コピックでイラストの量産がライフワーク化しそうだ。
良いものが出来てきており、そのうちわたしも一つ貰いたい。
勉強とピアノも何とかして欲しいが。


感情は雨に似ている。
無意識から蒸発し意識に降り注ぎ身体を満たして流れ落ちてまた無意識に染み込む。
水の循環みたいだ。
雨が感情に似ているのか、、、。
感情が雨なのだ。雨が感情なのだ。

めくるめく夜のしじまに降る雨に清められる。
浄化され。
機械の構造とそのディテールまで冷たく清まる。




独り眠る

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今日は、家の誰もが出掛けていて、咳がなかなか治らないわたしは家で独り寝ていた。
横になっているのがもっとも自然に感じられる。
余程、疲れているらしい。
身体と折り合いのついていないことが多いわたし。
時折、眠っていたことに気づく。

そしてまた眠っていた。
夢の文脈を辿る。
夢か現か、、、。

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夢は縛られない。
重力に縛られない。
外からの光に暴かれない。

重力から自由で、独自の光をもつもの。
この世界にいるようでいて、実は異なる文脈をまたがりつつ生きる。
いや眠るのか。

どちらでもよい。
究極の自由はそんな場所にある。
いるような顔をして、そこにはいない。

そもそも本当の顔など見たこともない。
わたしは自分の名前が嫌いだ。
親の声が気持ちを苛立たせる。

目覚めと同時に警戒心が疼く。
社会に属してなど、いきれない。
息詰まる。

生きるための衝動と無意識を純化する。
自我の消滅に任せる。
影の世界に光が充ちる。

移動するために精々眠っておきたい。
しっかりトリップしてから新たに目覚めよう。
体ごとのトリップのため。

夢の中で絵を描いていた、、、。
何処の絵であるかは、今は忘れた。


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スピード・フラット SPEED FRAT 女子美で観る

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アリオに乃木坂の4期生が3人来たので娘二人と見に行った。
連絡が来たのが始まって少し経過してからであった為、我々が到着して会場に辿り着いた時には歌もトークも終わってCDの販売と握手会になったところであった。
もう人だかりで、娘たちには何にも見えない。これで帰るわけにもいかず、わたしが交互におんぶしてお目当てを見せた。
顔はしっかり生で見えたので、その点は取り敢えずは納得したとはいえ、ちゃんと始まる前に情報を入れなかったことで、母親にはふたりが携帯で噛みついていた。確かにもうちょっとしっかり姿を拝みたかったものだ。
ちなみに、来ていたのは、賀喜遥香、金川紗耶、筒井あやめ、、、の3人であった。
うちの娘は、いくちゃんを推している筒井あやめさんを贔屓にしている。
見れたので取り敢えずは、よし、、、とまでいかないので、帰りに何処かに連れてゆくことになった。


女子美のアートミュージアムに、そのままワープした(笑。
”SPEED FLAT”というのをやっていた。
スーパー・フラットと謂うのはよく聞いたものだが、スピード・フラットという流れもあったのか。
「~フラット」ということで、無関係な概念とも思えない。

「素早くものを創造すること」をさすひとつの取り組み~プロジェクトらしい。
素材は、布や紙やシートなど、、、をこれまでにない製法で作るもののようだ。
金沢美術工芸大学、首都大学東京、湘南工科大学、多摩美術大学、法政大学、武蔵野美術大学と女子美術大学の7つの大学がそれぞれのコンセプト~角度で「スピード・フラット」を実現していたような。

女子美の出品作は、「モバイル・オフィス」で、具体的にはスマホで作ったトートバッグが壁一面に展示されていた、、、。
スマホで撮った写真(画像)などを元に(スマホ上でレタッチを加えプリンタ印刷でもして?)作ったみたいである。
「モバイルオフィス」とは、通常、ネットワーク(インターネット)やモバイル機器を使い、自由に移動できる事務所に近い環境を適宜、構築したものを指すと思うが、そのオフィスの様々な形態や作業例等を見せるというより、それによって作った作品を陳列したということらしい、、、?
しかし、どうなんだろう。このようなものは、特に「モバイルオフィス」環境云々と謂うより、主婦が育児の傍らにちょっとした暇に作れるもので、どう「モバイルオフィス」ならではのものなのか、どのような「モバイルオフィス」でこれを作る必然性があるのか分からなかった。そもそもトートバッグは奥さんが隙間時間を利用して家で作り(奥様の手芸の会などで美味しいクッキーと紅茶でも頂き歓談しながら作ったりして)出来たものをそのままお買い物などに使うのが適当ではなかろうか。暇のない奥様方は店で気に入ったものを買う。ただそれだけ。テーマのスピード・フラットとどういう繋がり方があるのか、特に説明もなく意図がよく分からないままで終わった(個別に見て絵柄の面白い~魅力的なバッグもなかった。店に並んでいたらスルーである)。

或いは、同一形状のきれいに並んだバッグは、極めて日常的に(日常の尺で)使えるものを手軽に素早く量産できることを全体で象徴的に示したものなのか。しかし実際にモノはそうした方向で作られており、何ら新しいことではない。素材や作り方、こんなところで、このような場面でも作れるみたいな背景~説明がほしいものだった。敢えて何故モバイルオフィスなのか。何処でも全てがフラットにモバイルオフィス空間なのだということを主張したいのか。何かこじつけにしか思えないが。つまりわざわざそう名付ける必要もなかろうに、という意味で。また、無理やりモバイルで完結させるより、じっくり機材の充実したディスクトップ環境に移して行う方がストレスがない場合も多い(こちらの方が素早くインスピレーションを形に出来ることが少なくない)。

わたしが面白いと思ったコーナーは、首都大学東京の「ストリートファニチャー」であった。
思考のプロセスを示したとあったが、これは分かる気がした。
ファニチャーを風景に溶け込ませる。
確かにベンチを形成するドットが周りの景色の保護色になっていたものだ。
これをもってフラットな景色だと言って喜べるかどうかはともかく、面白く楽しいものではあった。
こんなベンチを実際に各場所に設置してみたら、皆が改めてその生活環境の色を微分して捉える事が出来、差異と価値に敏感になる装置となるのではないかと思える。

もう一つ挙げると法政大学の「拡張する照明」に興味を持った。
そこに来たものに対するセンサーもあるのか、光量が変化したりサイズや装置の動きが変わり見ていて楽しい。
また、その時に出る音が何とも言えないものであった。
今日の展示においてもっとも気になったのが、そこの動く照明器具から発せられる音と言ってもよい。
音は、色~光とともに外せない重要なファクターである。
音派の人間も多い。これを忘れてはなるまい。


ここまで娘たち(小5)を連れてくるのも、軽いおんぶと同等な仕草~支援である。
乃木坂を見に行く同じ姿勢で基本的に(飛躍も断絶もなく)連続してこれらを観れたのは、スピード・フラットであったからか。
乃木坂に盛り上がる(握手会)会場も実にフラットであった。あの場には確かに個別空間はなかった。
開け放たれた内面性を異様に感じたものだ。彼女らのコンサート空間もきっと、フラットでボーダーレスな場所なのだと想像できた。

時々面白いなと思って観ている「ガールズ・クラフト」というNHKの番組がある。
いつも極めて手際よく身近にある素材を使い、気の利いたアクセサリーを5分枠で綺麗に作っている。
これなど、ある面でかなりスピード・フラットを実行していないか。

それを言い出したなら、次々に出てきそう、、、。


そうだわたしが最近とみに意識している旅行もフラットであることを確認する運動なのか、それとも神韻縹渺たる多様性を感得しようというものなのか、、、。
わたしは後者であるつもりなのだが。
選択や創作を素早くやる必然性もわたしにはないし。



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長女の多肉写真から

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長女が見てみてというので、リサイズして載せることに、、、。
どれもいまいちの多肉だが、そのままの姿に映っている。
うちの中堅どころか(笑。

サボテンがひとつ混じっている。
シルエットの大きい方の黒法師がちょっとお気に入り。
いや、でも光に塗れた黒法師もよく見ると味わい深い。

改めて、わたしも写真を撮ってみようと思った。
旅に行くにはカメラも持って行くことになろうし。
でも絵を描くにはスケッチブックの方が大切だが。

やはり写真は特に、光と影がポイントだなと確認する。
(娘は所謂、カタログのつもりで撮ったみたいだが)。
それから、多肉は寄せ植えが楽しい。
(かなり大きなよく出来たものをはずみで二鉢あげてしまったのをちょっと後悔している)。


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ブラックホールを描く

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ここのところ、この話題で持ちきりである。
「イベント・ホライズン・テレスコープ」というプロジェクトの成し遂げた偉業である。
5500万光年の彼方、おとめ座銀河団の中心にある巨大楕円銀河M87の中心にあるブラックホールを直接観測したというのだ。
質量は太陽の65憶倍だというが、、、。
これまでブラックホール自体が余りに小さいので、観測は諦められていたとも謂えた。
TVで科学者が、月面上に置かれたオレンジ一個を見るような精度が必要だとか言っていたものだ。
絶句である。

何か感想めいたことでも書いてみたいが、その内容に関しては専門ニュースに任せるしかない。
絶句するだけだし(笑。書いてもしょうもない。
実に興味深々なこと~その価値が挙げられている。
全く新しい天文学が形成されるという、、、。
それにしても、つくづく感心したのは、銀河の中心に巨大な質量を要請することからブラックホールを予言したアインシュタインの天才である。
これらのことも含め、たくさんのHPが今回の発見について扱っている。


ただ改めて思うことは、やはりあった、とかその存在の確信に至るには視覚情報に頼る(限る)ことだ。
どれだけわれわれが視覚を優位においた文化にいるかが実感できる。
目しかないのだ、、、時空の歪みを目で見る?!、、、目にそこまで任せるのか?
見るとは本来、見間違えることでもあるのだが。(多次元にせよ図解されると曲解されぬか?)
ここで画像というのは、膨大な観測データをもとに特殊なアルゴリズムによってCG生成したものを意味する。
(これまでNASAのHP等で掲載されてきた画像は悉くCGによって目に見える形にされたものだ。レアデータそのものでは見るに見えない)。

今回のブラックホール描画で凄かったのは、まずは観測~データ収集のための地球大の仮想望遠鏡の(ネットワーク)構築であるり、チリ、アリゾナ、ハワイ、メキシコ、スペイン、南極にある8か所の電波望遠鏡を繋いでいる。
この作業に最先端の研究者~専門家たちが10年を費やしてきた(費やされた予算も途方もないモノだろう)。
人の目の300万倍の解像度をそれによって得たというものだ。
だがそれは、単に解像度などという単体のカメラの性能みたいなスタティックなお手軽なものではない。
それぞれの観測装置自体が様々な影響を受けて動いているのだ。
地盤(南極は氷の基盤)の移動、月の重力の影響による移動、勿論地球の自転、またターゲットから来る光を捉える時間も地球上の望遠鏡の各位置により誤差が生じる。その辺を考慮したプログラム上の調整が必須である。だからそれぞれの望遠鏡に装置を設置する際の正確さもミクロン単位で要求される。ちょっとした狂いも許されない。
観測は4回、4日で行われた。2017年4月のことである。
途中、結構トラブルにも見舞われ(メキシコの天候やその他諸々)悪戦苦闘したようだが、、、初めてのことに挑戦するときには必ず想定外の事態はつきものだろう。

そしてアメリカの本拠地に送られてきたデータ量が何と5ペタバイトという卒倒するようなボリュームである。
HD自体からして相当重かったはず。
統合されたデータをもとにアメリカの若い女性科学者(29歳?)が書いた新しいアルゴリズムによりコンピュータで計算を4グループに分かれて行ったそうだ(データ統合の際にも問題は発生していたらしい。時間的補正を要したという)。
切れ切れデータから全体を探る。
部分と全体の関係についても示唆が深い、、、。

その結果できた画像が今誰もが見る事の出来る初めての直接観測によって得られた「ブラックホール」である。
これまで理論上(アインシュタインによる)その存在が要請されていたものが、「実在」となった。

空に浮かぶ月と同レベルの存在となったのだ。
(ブラックホールの輪郭の析出~吸い込まれるガスの光によりその存在がはっきり特定されたのだが)。
凄いと思ったのがブラックホールから噴出しているガス(ジェット)である。その長さは8000光年にも及ぶという。
何でも吸い込む(この表現はよくないのだが)ばかりでなく派手に噴射もしているのだ。
途轍もないスケール~相当にアグレッシブな姿が際立つ。
事象の地平線。
光の縁。

やはりわれわれが認識するには、まず観るしかない。


ノーベル賞はこの計画の発案者が貰うのか?
アルゴリズムを書いた女性科学者にもあげてほしいのだが。
見える形にしないと、やはり(我々の世界では)話にならないのであるから。


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旅行時間

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”百日紅 Miss HOKUSAI”というアニメ映画があることを最近知った。
2015年の作品であるからそれほど古い分けではない。
しかし今まで気が付かなかったのは迂闊である。

原作は江戸学者であり漫画家の杉浦日向子さんである。
「百日紅」は流石であった。
彼女の漫画は出ればすぐに購入してみていた。
どれもストーリーにも絵にも(そのディテールにも)惹きづり込まれる魅力で充満していた。
(江戸の市井の微細な陰影やキャラの可愛らしさ等々)。
何せ旦那さんが荒俣宏というから凄い(わたしは博物学者である彼の大ファンでもある)。
諸星大二郎、山岸凉子、高野文子らとともにもっともお気に入りの漫画家であった。

当然、キャラクターデザインや美術に関われる訳はないので他の人が担当しているのだろうがユーチューブのCMを見た限りではかなり、よさそう、、、。彼女の粋な世界のイメージを壊す感じはしなかった。
椎名林檎が主題歌である。
映像表現と音楽が噛み合っていれば、更に魅力の倍増も期待できる。
ともかく観なければ。
差し詰め、お江戸への旅だ。
(アニメと謂うところも良い。日本アニメは世界一だ)。

彼女が豪華客船で世界一周の旅に出たという噺~噂は聞いていたが、その後余りに早いご逝去には驚いた。
病については誰よりもご当人がよく知っていたはずであるから、残りの貴重な時間を優雅な旅にあてたのだ。


例えば人工透析などをしながらの長旅などは大変な無理があろう。
豪華客船でゆっくり旅に出られるうちに出ておくことは賢明な選択と謂えるのではないか。
かく謂うわたしも脳梗塞で入院経験がある。
(詳しくは、サブブログ「脳梗塞との付き合い方"No-Dock"」ご参照のほどを)。

わたしも今のうちに「徐々に外へ」出てゆきたい、と思っている。
出られなくなってからでは遅い。

若者なら粗末な旅にも耐えられるしそれ自体を楽しむことも出来ようが、ある程度歳をとると、旅は至れり尽くせりの方が良い。
途中で体調など崩してもこれまた大変である。
優雅な旅がしたい(ゴージャスな旅とか書くとうさん臭くなるが)。

と、ここまで書いて、杉浦氏のことをWIKIで確認してみたら、番組降板の際、表向きに旅行に出ると言っていたがその実、闘病生活に入っていたという、、、。
わたしは彼女が豪華客船で世界一周を愉しんでいるイメージを色濃く抱いていたので、思わず溜息が出た。
(確かにそちらの方が、リアリティを感じるにせよ、、、)


やはり杉浦さんには優雅な世界一周旅行の方が似合う。
いや、実際に行っていてほしかった。




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プロが高感度カメラで撮った本場のオーロラはそれは見事であるが、

うちの娘が玩具のようなカメラで撮った近所の雪の日の光景もこれはこれで面白い。
彼女はこの写真をもとに絵も描いていた。

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地球に遍く注がれる光~電磁波をどこでどのように享受~堪能するか。

地表を少しばかり移動する意味もあろう。
だがあくまでも受け取る主体側が肝心であるが。
どれだけ解放されているか、、、恐らくこれであろう。

そのうえで、その場所にしか起こりえない自然現象を確かに見届ける、、、
そして絵を描く必然性を見出すかも知れない(再び)。
そう、生き返るのによい機会。

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新鮮な音楽も聴こえてくる、、、。
光に充ちた。


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夜風のなかで

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やはり夜風は心地よい、、、。

夜風に当たりに外に出たのは、今日ほぼ一日中寝ていたからである。
風邪でいまひとつ何かをする気も起きず、寝ているのが自然で気持ち良かったからだ。
夢はかなり込み入ったものを見ていたのだが、もう何も覚えてはいない。
相当動きも激しいインナートリップであったことだけは知っているのだが、具体的な表象は流れ去ってしまった。
この感覚で暫く宙吊り状態となっている。

夢の中の特異性は、重力感覚がないことだ。
別にISSのなかで宙に浮かんでいるようなことではない。
普通に立って歩いているのだが、質量から来る身体感覚がないのだ。
(生の重みから解かれている、と謂えようか)。
思考にも一切それはない。
(本来的に思考は重力から自由である)。

起きたついでに「世界の中心で、愛をさけぶ」がBSで入っていたので観た。
オーストラリアのウルル(エアーズロックなのか?)という世界の中心とアボリジニが定めている場所に恋人同士で行くことにしていたのだが、彼女(長澤まさみ)が白血病で亡くなってしまったので、彼氏が彼女の灰をその地に撒くというもの。
それは綺麗に彼女は風に乗って忽ち青空に消えて逝く、、、。

何か夢もこんな風な光景があったように思えてくる、、、。
それにしても世界の中心である。
実際に何処にもないようでいて、あると言えば何処かにありそうな場所だ。
少なくともそこは、自分のなかには無い。
だが、自分と無関係にある場所とも謂えない。

自分にとってそんな、恋人の骨を撒きたい場所が何処かにある気もする。
探す価値はあるかも知れない。
きっとそこは夢のように生の重みを感じない場所ではないか。


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南仏の光

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NHKのテレビ体操を暫くやってみた。
あれだけでも結構、体が解れる。
身体への働きかけでこころの在り様も変わって来る、面はあるものだ。
しかし日常ルーチンに引き戻されると、たちまちのうちに身も心もこれまでの流れに収まってしまう。
体癖や固定観念というものはその固有の生活様式の中で固着してゆくのだ。きっと。

動くことが肝心だ。
いつもと違うことをやってみるのもよいか。
そして、違う場所に身を置く。
取り敢えず、外に出てみよう。
何か固まって来たという凝りの症状が気になったら、これまでは布団に入って寝ていたものだが、、、。

人間的な関りより自然との関りを大事にしたい。
よく一人旅に出る人がいるが、知らない場所より知らない人との出逢いを求めていることが少なくないように思う。
それも愉しみのひとつかも知れないが、どうなんだろう。
世界のどこに行ってもメディアの発達は凄まじく、感性、感覚、思考の均質化は著しいものに思える。
スーパーフラットな空間がポップに全てを覆ってゆく。
窒息する。
遠藤彰子氏の多元的宇宙はそれに明らかに対抗する運動であるに違いない。

感覚~無意識をキックする「場所」を求め歩くことはしてもよい~する価値はあると思う。
ちなみに遠藤先生は、相模原に今も残る森を散策するうちに、肥えた豚の親子などに遭遇したことで絵画のテーマを発想したという。もしかしたらその豚は妖精であったかもしれない。その可能性の方が高い気がするが。


わたしはどうやら場所とは光~色との関係が大きいように感じる。
最近特に、肌に感じるのだ。
この微妙な境界膜~インターフェースに。
まあ、わたしたちの世界は重力と電磁波で出来ていることは確かであるし。

ここのところ風邪でグロッキーな状況にいたが、こんな時こそ本質的な何かを求めてしまう。
「もっと光を!」
である。
異なる光に身体を浸透されたい。


ゴッホの南仏の光。
それなら旅に出る確かな理由となる。


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春めいて

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その昔、わたしがとある公園から一株持ち帰った射干が今年も群れ成して白い花を咲き誇らせている。
昨年余りに増えたので半分くらいの株を庭中に娘と振り分けて植えてみたのだが、しっかり付いて花を咲かせたのは一か所だけだった。
とても強い植物だから咲かないものもそのまま放っておくつもり。
枯れたようになっているものもいくつもあるが、そのうち息を吹き返すかも知れない。

隣で躑躅が同じような真白い花をたくさん咲かせている。
白の重奏であり見栄えがある。
白くて繊細な花が特に好きだが、、、
桃がとても鮮やかなピンクの花をこれまた活き活きと一本の小さな木にたくさん咲かせている。
これにも見惚れた。
それらとはちょっと離れた場所にはクリスマスローズが御淑やかに咲いていた。
後は、あちこちで多肉とサボテンのアーティフィシャルな花がポカリポカリと好き勝手に開いている。
(これらは昼の間しか見れない。だから務めていたころは休日しか愉しめなかった)。


ついでに亀がやたらと元気に暴れ始めた。
水槽を覗くと顔に水をかけられるほどに元気にはしゃいでいる?
こちらに向けて何をか伝えたいのか、首をそれは長く伸ばして寄って来る。
(首の長さだけでもバランスを失うほどのボリュームだが)
そのまま二本足で立ち上がり前足でバランスをとりながらも後ろに倒れたりしている。
何を思っているのか、ひょうきんものである。

いろいろなものが活性化し始める。
賑やかにコミカルに、、、。
こころも解れてくる。
わたしも外へ出てみようかという気持ちが徐々に湧いてきた。


春だな、と想う。


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旅への誘い

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わたしはこれまで出不精ということもあり、余りこれと謂った旅は経験していない。
遠くに何らかの目的が生じることも少なかった。
(無くはなかったが、行かずに済ませることも出来た)。
まあ、無理やり誰かに遭うとか催しに参加するとか是非ともその場所を見学したいという欲望が薄かったと謂えようか。
旅自体(その形式)を愉しむという感覚も特に持っていないのだ。
(電車、飛行機、船そのものへのフェティッシュな好みとか車窓の風景や駅弁への拘り等々)。

よく旅は気晴らしにはうってつけ、ということも聞く。
しかしわたしは外に出るのが億劫という他に気晴らしでわざわざめんどうな準備をしてまで何処かに行くという発想もなかった。
それ以前に気晴らし自体に興味がない。
何処に行っても気晴らしにならないことは知っていた。
自分が付いてくるのだし。
(そうか、我を消滅させるほどの電撃的な何かを皆、期待して行くのか?)
確かに、環境の作用は時に大きい。
とは言え、幼い頃の経験ならまだしも、今の年齢で、、、。

娘を連れて行ってみようか、という気持ちは、ある。
それなら有意義であろう。
行くならどこが良いか?
まずは、南仏である。
そりゃあそうだ。
そこで「光」を浴びたい。いや包まれたい。
ゴッホが見た「マジックアワー」をわたしも生きてみたい。

そして心底、絵を描こうと想うだろう。
絵にとどめようとするだろう。
そう、南仏には行かねばなるまい。


その他では、と考えると、、、
フィンランドである。
「オーロラ」が見たい。
それにサンタもいる。
つい最近、サンタの正体が親だったことに愕然とした長女であるが、ここで実際にサンタに遭えばどうであろうか。
いやそれはともかく、サンタではなくオーロラである。
ラップランドにヘルシンキから飛行機でまたかなり飛ぶことになるようだが、そこに行かなければはじまらない。
大気と地磁気があれば太陽風(プラズマ)との関りで他の天体でもその見事な現象が拝めるという。
孫の代できっとそんなツアーもできるように想う。


アルル~サン=レミ(南仏)の光とロヴァニエミ(ラップランド)のオーロラ。
(まさにアヤメか燕子花だ)。
何れも”マジックアワー”に他あるまい。

これからは旅行を考えよう。

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