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GOMA28

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蟲師 続章 第十一話~第二十話 特別編「鈴の雫」まで観る

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2014~2015

漆原友紀 原作
長濵博史 監督・シリーズ構成
桑畑絹子、伊丹あき、山田由香 脚本
ルーシー・ローズ「SHIVER」OPナンバー

第十一話 草の茵
第十二話 香る闇
第十三話 残り紅
第十四話 隠り江
第十五話 光の緒
第十六話 壷天の星
第十七話 水碧む
第十八話 雷の袂
第十九話 泥の草
第二十話 常の樹
特別編「鈴の雫」

ギンコ(蟲師) 、、、中野裕斗
語り/声、ぬい 、、、土井美加
化野(あだしの) 、、、うえだゆうじ
淡幽(たんゆう) 、、、小林愛


山と命と理の間に流れる約束のなかに、、、

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超低空飛行のなかで観た。
(途中で意識を失うこともあったが直ぐに目覚めていたはず)。
この物語には徐々に馴染んで来た。ギンコに馴染んで来たと謂うべきか。
わたしにはこの世界観、水が合う。

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「光脈」そして「ヌシ」が常にキイとなって展開する。
光脈は、地中深くを流れる、黄金色に光り輝く命の水脈であり、その上に位置する山や村は繁栄する。
しかしそれは進路を変えてゆく。「ワタリ」や蟲師はその状況を適確に掴む者たちだ。
(文化人類学者や地質学者たちのフィールドワークにも重なるところか)。
ヌシは山全体と繋がり、金鉱を保つため統制をとる存在である。
ずっと昔から全ての生き物は命の理の下に生きて来た。ヌシはその約束の現れである、といったことをギンコは述べていた。

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確かにヒトの目には見えないモノ~存在によって支えられているし、まだ知らぬ系も存在するはず。
まだダークマターもダークエネルギーについてもほとんど分かっていない(そもそも何でダークマターとダークエネルギーと分けて考えるのかも分からない(笑)。
この件、どう解明されるのかワクワクであるが、結構ドキドキでもある。
それだけでなく宇宙を生成、制御する重層する流れは確かに感じるところ。

いつどこで繋がるか分からない蟲との邂逅はまさに交通事故であろう。
物語でも同調してそのまま暮らすケースがあるが、同化してしまい人ではないモノになることを決意する場面もある。
ギンコとしては、待っている者がいるところに戻してやることを原則としているようだが。
彼の蟲と同等に人と謂う存在に対する洞察の深さはこの物語の一番の魅力だ。
あの何時も咥えている 蟲煙草(蟲除け)もクール(笑。

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民俗学でも謂われる黄昏時(誰そ彼時)はここではしばしば「おおまがどき」として極めて危うい「場所」となる。
影だけで現世(うつしよ)に現れ影を踏むことで入れ替わってしまう。
ギャングの人攫いもあるにせよ、こんな事態も多くの未解決事件のなかにはあるのかも。
ホントにいつどこでどのように繋がるかは分からないのだ。
何がきっかけであろうと。宇宙線であろうとニュートリノであろうと、、、。

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しかしギンコの采配のクールな所は、、、
蟲による病を治すのではなく、時にはそのまま維持することもアリだと謂うところ。
ちょっと違うものとしてそのまま生きるという事である。
どんな姿となり目の前から消失してしまおうと、その対象を森羅万象の中に認め想い続けなさいと謂うところ、刺さる。

とても印象的であったのは、第十八話 「雷の袂」で、我が子をどうしても愛せない母親と愛情を求める息子との鬼気迫る葛藤を描いたもの。結局、息子は他所の家で育てられることで幕引きとなる。
ここに蟲も何も無い。だが、ホントにどうにもならない理がある。
息子を愛せない母は、どうやっても愛する事など出来ない。

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最近とっても疲れてヘトヘト、、、光酒 (こうき)を是非呑みたい。
光脈を流れる、たいそう美味な酒であり万薬の長とされるそうだ。
呑みたい。
とっても呑みたい。

切ない噺ばかりの蟲師のなかでも「鈴の雫」は特に切なかった、、、




U-Nextにて











蟲師 続章 1~特別編 後編まで。

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2014

漆原友紀 原作
長濵博史 監督・シリーズ構成
桑畑絹子、伊丹あき、山田由香 脚本
ルーシー・ローズ「SHIVER」OPナンバー


第一話 野末の宴
第二話 囀る貝
第三話 雪の下
第四話 夜を撫でる手
第五話 鏡が淵
第六話 花惑い
第七話 日照る雨
第八話 風巻立つ
第九話 潮わく谷
第十話 冬の底
特別編 棘のみち 前編
特別編 棘のみち 後編


ギンコ(蟲師) 、、、中野裕斗
語り/声、ぬい 、、、土井美加
化野(あだしの) 、、、うえだゆうじ
淡幽(たんゆう) 、、、小林愛


「みな、ただそれぞれが、在るように在るだけ」
人は人として蟲は蟲で在るのだが、所々で接触し捩れた関係に障りが出る。
その時、蟲師の登場となり解決されたりする(そのまま流されることもあるが、それが人の望みであったりもする)。
結果的に人間的な悲劇を見ようが、どちらが悪い訳ではない。
不幸な巡り合わせがあったに過ぎない。確かに想定外の自然災害を前に誰のせいかを議論しても虚しい。

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「血の通う実体を持つこと自体が力を持つことだ」が刺さった。
つまり何を成すことなくとも生きている事自体がその場に対し状態を変化させる作用を及ぼすことになるのだ(単に物理の話ではない)。
当たり前に思えて、兎角われわれは何らかの成果~価値を生み出さないと生きていても意味は無いような虚無感に囚われ無力化してしまうものだ。
家や共同体はそうした作用を齎す。
何と言うかそこで淋しくなってしまったり(爆。

わたしは帰属意識など何処に対しても微塵もないので元々知ったことではない。
だから蟲を呼んでしまうギンコみたいにノマドとして常に移動し続けるのが資質的にも本来的であったのかも。
どうした訳か、わたしは籠って寝ているのが好きなのだが(笑。
体質的には生活の営み方を間違えているのかも。

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ひとつこの物語に少しばかり馴染んで思うのは、ギンコはこの場面~結束点においてそのまま入って行くのか、退くのか、どう動くのかを適確に判断する。
自然を微細に読むことに長けているのだが、われわれはそうした生活をしていない為、関係ないと思ったら痛い目に遭うだろう。
われわれの身体の多くは自然に属する(かなり電脳化した部分はあれど)。
まさに自然を微細に読む姿勢がなくてはならない。
肝心な通り道、繋ぎ目にはしっかり注意を払わないと。
でないと、進むべき道を間違えるだけでなく、病気にもなってしまう、、、。
その辺が電脳生活者は鈍感になってる場合がある。

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ともかく、今日も沢山無理やり観過ぎたかも。
これも身体性から言って良いことではない。
もっとじっくりと味わいながら観るものだと思うのだが、、、
どうしても時間的な制限、限界がありいかんともしがたい。
しかし多少無理をしてでも、観たい気にさせるものだ。

ChatGPTには日頃から相談に乗って貰っていて、とても信頼しているが、こんな面白くソリッドで奇想天外な上に哲学的な噺って作れるのかな、、、。小説や詩も作れるそうだが。

われわれの自然~無意識である部分と電脳世界を繋いだところに面白い出口が見えそうなのは確か。




U-Nextにて










26話まで観る。

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たった今観終わるが、もう今日は終わり。
書く時間は無い(笑。
13話以降もどれも遜色ない出来。
凄い名作(シリーズ)があったものだ。
やはりアンテナは立てておくべき。

2005年の作品である。
これまで観なかったのが不思議。
やはりTVものは、全話観るとなると覚悟が必要となり、わたしのように常に突発的雑事に脅かされる身には重い。

特別編と続編も後日、観たいが、こんなに一日に10本以上観るような作品ではない。
一日一本じっくり味わって観るべきものだ。
だが色々とリズムを崩すファクターが多すぎて、コンスタントに物事は進まない。

ギンコの蟲を寄せる体質というのも興味深い。
確かに特異な流れを引き寄せる体質というのはある。
わたし自身がそうだ。
まあ、特異な環境に育った帰結ではあるが。

土地自体にも蟲の湧きやすい場所があるという。
そう思う。土地も生き物だ。

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ギンコにすれば、蟲とは「奇妙な隣人」であると。
実に謂い得ている。
好きでいるのも自由だが、うかつにこころを許せる相手かどうか分からない。
そして花や小動物や月や火や人に~自分の子供に、そっくりだったりする。
しかしそれらは「似て非なるモノ」なのだ。

場合によっては命取りとなる。
自分にとりもはやとっても大事な存在になってしまっていても、、、
相手は「ことばを覚えてしまった為に肝心な習性を忘れてしまった」こちらの命を奪う禍々しい他者であったりもする。
この辺の際どい絡みが実にスリリングなのだ。

ともにあるべき形であるだけなのに、障りが生じる。
そこにスポットが当てられる能力~異能をもっていても対処の仕方が異なったりもする。
蟲師の個性であり資質であり経験値であり人徳によるところだったりも。
様々なドラマの余地が生じるところ。

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しかしこの題材と着想は凄いものだが、その物語化も実に練れてる。
人間存在に対する考察が鋭い。
そして確かにこのような別の系と見えない作用は幾重にもあるのだという感覚を超えた認識を呼ぶ。
そう感覚や想像など全く覚束ないものなのだ。

必要なのは異質~異なる価値体系の論理。
いずれにせよ、外に出る事。


12分ではここまで(笑。



明日は特別編にでも飛んでみるか、続編に浸かるか。




U-Nextにて












蟲師 Season1 1~12まで観た

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2005

漆原友紀 原作
長濵博史 監督・シリーズ構成
桑畑絹子、伊丹あき、山田由香 脚本
増田俊郎 音楽
「The Sore Feet Song」Ally Kerr OPミュージック

               声:
ギンコ(蟲師) 、、、中野裕斗
語り/声、ぬい 、、、土井美加
化野(あだしの) 、、、うえだゆうじ
淡幽(たんゆう) 、、、小林愛

1.緑の座
2.瞼の光
3.柔らかい角
4.枕小路
5.旅をする沼
6.露を吸う群
7.雨がくる虹がたつ
8.海境より
9.重い実
10.硯に棲む白
11.やまねむる
12.眇の魚


しかしアニメはホントに凄いね。日本の独壇場では、、、。
凄まじいクオリティには驚くばかり。体調がイマイチなのもあるが今日のところは12話までがやっとのこと。
Season1だけでも25話まであり、続編も22話であったか。その他に特別編が幾つもある。映画版もあったはず。
だが、アニメの基本的流れを知らずに映画版だけいきなり見てもこの世界観の深みを感じるのは無理な気がする。
ここは、まずはTV版の1話から徐々に沁みてゆくのが一番かと。
かなり前のアニメであるが充分に幻想的で美しい作画である。申し分ない絵であった。

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確かにわれわれは圧倒的に巨大な(又は極小の)目に見えない構造~運動に組み込まれて現象している。
ここでは、世界を形成しわれわれに作用するも普通の人間に感知されない「蟲」という生命の系の根幹に位置するモノを中心において世界を描いてゆく。そこに様々な人間ドラマがタップリと絡む。主人公兼狂言回しがギンコとなるか。

大変なヴォリュームの物語であり、絡んでゆく人間ドラマが深くて切ない。
このドラマ固有の宿命がかなりの説得力を持つ。
(このドラマを通して蟲の存在が際立つのでもあるが)。

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「恐れや怒りに目を眩まされるな。皆それぞれがあるようにあるだけ」。
まさにそうだ。ここから観極めてゆくしかない。
蟲師のギンコの冷静で鋭い洞察はその姿勢にある。
しかし人間的に(人間社会において)災厄の形でそれぞれの在り方がぶつかってしまうことがある。
そこに蟲師の出番が出て来る(余りに頻繁に起きすぎる感もあるが(笑)。
ちょっと諸星大二郎先生の妖怪ハンター的なカッコよさもあってなかなかのもの。
毎回よくネタに困らないなと謂う程、様々な角度、切り口で蟲と人間の交通(事故)が描かれる。

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それぞれの系で自立して完結した生が自然に営まれてゆく。
独自のアイデンティティ~歴史が形成されて。
基本自分は自分(たち)の力で生きていると思って生活しているものだが。
それを内包するスケールの系から見れば相互作用する様々な異質な流れの必然的な結果に過ぎないことが判明する。
科学の発見の全てのめくるめく過程がそれであった。
個人的な(科学や数学なしの)想像力で刃が立つものではない。
デモクリトスのような大天才でもなければ到底無理な話。

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この蟲師という超越者は、人間界に在りながら、蟲の世界も感知でき、誰も気づかぬ両者のぶつかり合い軋轢を見定め、その場を解く策と方法を知っている、又は見出してゆく独自の論理をもっている。
ある意味科学者の立場に近いが、一般的に認知されているわけではない異能者と謂えるか。
しかしこのようにはっきり人を救い感謝もされている分、報われてもおりマイノリティの辛さはない。
寧ろ、超脱しており違う価値をはっきり見出していても迫害の対象にしかならない溝に落ち込んでいる者がいる。
今はそうした者との共存が大きな課題であることが、顕在化して来ている。

ギンコが何者であるのかその少年時代の描かれる12話の「眇の魚」が何とも切なく感慨深い。
毎回が特別で、面白いアニメである。
是非とも全話観たい。




U-Nextにて
















機動戦士ガンダム 水星の魔女14話まで

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2023
矢立肇、富野由悠季 原作
小林寛 監督
大河内一楼 シリーズ構成・脚本
大間々昂 音楽
YOASOBI「祝福」OP主題歌、シユイ「君よ 気高くあれ」ED主題歌
yama「slash」OP主題歌、アイナ・ジ・エンド「Red:birthmark」ED主題歌

                声:
スレッタ・マーキュリー、、、市ノ瀬加那
ミオリネ・レンブラン、、、Lynn
グエル・ジェターク、、、阿座上洋平
エラン・ケレス、、、花江夏樹
シャディク・ゼネリ、、、古川慎
ニカ・ナナウラ、、、宮本侑芽
チュアチュリー・パンランチ、、、富田美憂
デリング・レンブラン、、、内田直哉
サリウス・ゼネリ、、、斧アツシ
ヴィム・ジェターク、、、金尾哲夫
ニューゲン、、、勝生真沙子
カル、、、小宮和枝
ネボラ、、、沢海陽子
ゴルネリ、、、斉藤貴美子
ラジャン・ザヒ、、、花輪英司
ラウダ・ニール、、、大塚剛央
フェルシー・ロロ、、、高田憂希
ペトラ・イッタ、、、広瀬ゆうき
セセリア・ドート、、、山根綺
ロウジ・チャンテ、、、佐藤元
プロスペラ、、、能登麻美子
マルタン・アップモント、、、榎木淳弥
ヌーノ・カルガン、、、畠中祐
オジェロ・ギャベル、、、KENN
ティル・ネイス、、、天﨑滉平
リリッケ・カドカ・リパティ、、、稲垣好
アリヤ・マフヴァーシュ、、、島袋美由利
ノレア・デュノク、、、悠木碧
ソフィ・プロネ、、、井澤詩織
オルコット、、、三上哲


二人の娘が夢中になって観ているので、観てみた。
一気に1~14まで観た(恐らく最終話15は、まだ観れない)。
それなりに面白かった。いや段々面白く成る。
まだ15話が残っているにせよ、取り敢えずSeason1の15まであるうち14まで観たので、、、
普通は後一話、観終わってから感想書くはずだが、まあ、いいでしょう(何が?
ただ問題は、もうすでに記憶が薄れてきていること(爆。

ガンダムが学園もの、、、高校生が主役のコメディ調に軽めに始まり進んでゆくが、、、
高校であろうが、決闘委員会というのがあり、しょっちゅう決闘をしている。
角みたいなのを折れば勝敗が決まるので、生き死にはないが、何でこんなことばかりやってるのかがいまひとつ。
決闘で勝ちホルダーとなった相手と娘を結婚させるとか、冗談にしか思えぬ為に、とってもお気楽な御話かと思って観始めた。
大人~企業の覇権の駆け引きやら争いが学園の子供たちに波及し過ぎな感がある。

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徐々に重みが出て来て、かなりシビアなところに差し掛かる。
Season2はかなりヘビーになりそう。
エアリアルの秘密とか、怖そう。
知らなければ良かったとか、、、。
どうなのかね、、、。
ガンド・フォーマットとかいうものが生命倫理絡みで危険視され、所謂ガンダムは徹底排除された世界であるが、スレッタ・マーキュリーがエアリアルという圧倒的なガンダムをひっさげて登場となる。
決闘では無敵の強さで、実戦となってもしかり。

わたしは、これまでほとんどガンダムはみてこなかった。
ガンプラモ持ってないし、、、。
銀河鉄道とかも、そうだし。
この辺はポコポコ穴が空いているのだ。
まあ、くまなく見るなんて無理な事。興味が今一つ湧かないものもある(余りに流行っているものなど)。

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兎も角、登場人物が、皆謎めていて物々しい。学園をまず舞台にしていても全くの別世界の設定である(当たり前だが)。
強大なベネリットグループの下で全てが動いているようで、そのグループの御三家の動向、企みもパワーバランスに影響大のよう。

ガンダム・エアリアルのパイロット、スレッタ・マーキュリーは、水星からの編入生、パイロット科2年、、、ちょっとコミュ障の謎の塊。
学園理事長でもあるベネリットグループの総裁、デリング・レンブランの一人娘ミオリネ・レンブラン、経営戦略科2年の尖った優等生。父親に反発中だが、、、。
御三家ジェターク社の御曹司のグエル・ジェターク、パイロット科3年で、どんどん境遇が変わりヒエラルキートップからアウトサイダーになる波乱の展開を生きる。一番シンプルでなかなか面白いキャラ。
御三家ペイル社が擁立するパイロットのエラン・ケレス、パイロット科3年とは言え、前半ずっと登場していた彼はニヒルな「強化人間?」替え玉であり、彼が決闘で負けて処分された後、本物が出て来るが余りにキャラが違いすぎ(チャラ男)周りが戸惑う。癖のある人物。
御三家グラスレー社CEOの養子シャディク・ゼネリ、パイロット科3年は、表面的には温和のようで一番何を考えてるのか分からない。かなりの陰謀家である。ニカ・ナナウラを介してテロリストを動かしデリング・レンブランの殺害を企てる。
監査組織カテドラルの統括代表でベネリットグループの総裁として傘下企業を統率するデリング・レンブランは妻ノートレットと創案したクワイエット0計画を秘密裏に進めているが戦争のない平和を究極的に実現するプロジェクトのようだ。
水星に本社を置く、シン・セー開発公社CEOのプロスペラは、ガンダム・エアリアル開発者であり、スレッタ・マーキュリーの母でもある。更にデリング・レンブランの推し進めようとしている計画クワイエット0の賛同者であり、彼が重体となってしまったことで、娘のミオリネにそれを引き継がせようとする。
ペイル社は、ニューゲン、カル、ネボラ、ゴルネリ4人の共同CEOという形をとる。これがとっても気味の悪いグループ。
メカニック科のニカ・ナナウラは、外の組織の連絡員でもあり双方の板挟みで苦悩していたり、、、。
宇宙議会連合のエージェントで、ミオリネが地球に逃亡しようとするのを援助するなどしてベネリットグループを監視しているフェン・ジュンとか非常に幅広いキャラクターが揃っている。
ジェターク寮に所属しグエルの応援をするジェタークファミリーのような学生とか。
寮によって派閥があるようで、ヒエラルキーも形成されているようだ。地球寮が一番下に観られてるようだ。
アーシアンとスペーシアンとの対立も根深い。

後半の展開で、スポーツ的に開催されてきた決闘が突然、実戦と化してしまう緊張感はそのまま続き、最後のプラント・クエタでのテロ組織~「フォルドの夜明け」に対して実戦~死闘に及ぶ。この辺はまさにガンダム。このガンダムのガンド・フォーマットに完全適応しているのは、スレッタ・マーキュリーだけでありそこにはどうやら彼女の姉妹が深く関与しているようだ。
これから先がヘビーだぞ。
終盤で異彩を放った「フォルドの夜明け」の強敵ノレア・デュノクとソフィ・プロネを見ても、ガンダムへの適合は極めて難しいものであることが分かる。高パーメットのデータストームに耐えられずソフィは死ぬ。
このガンダムを医療プロジェクトに活かす会社をミオリネ・レンブランとホルダーである為彼女の夫となったスレッタ・マーキュリーが地球寮のメンバーたちと立ち上げ奮闘するが、、、。

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スレッタ・マーキュリーとミオリネ・レンブランの絆がどのように発展してゆくのか、そこを軸にした展開を楽しみにしたい。




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真相は耳の中を5話から10話まで観る

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2020

畑中翔太 原案
山田能龍、畑中翔太、灯敦生 脚本
山口健人、桑島憲司 監督

伊原剛志、、、今井譲治(刑事)
筒井あやめ、、、今井芽依(娘、高校生)
森永悠希、、、金持吾郎(譲治の後輩であり相棒、副総監の息子)
中村ゆりか、、、向島花奈(監視官)
加えて毎回、ゲストのキャスト


今回からは、殺人事件の渦中に巻き込まれ殴られて気を失ったり、拉致されたり、と正にクライムモノっぽくなる。
しかも24分の二回続きでじっくり描き込むのも二回ある。確かに内容的に一回では収まらない。
前半よりキャストにも噺の内容的にも深みが加わり面白さも増してゆく。
だが相も変わらず、ポンコツ二人組のデカは、芽依のポッドキャストに全面的に頼りっきり。
(将来、芽依が刑事になるのはよいとしても、このポンコツコンビは刑事は止めたほうがよいのでは)。

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譲治~芽依の父娘の関係も色々と共感でき、しみじみ感じるところだが、脇を固める金持~向島の強烈な個性もこの物語を支えるどころか面白さの中心的な要素となっている。前半はよくある盛り上げ役の面白キャラにも想えたが、、、。
金持の何があってもポジティブで究極的なボンボン振り、向島の常に冷静で辛辣な分析家振り。
流れにとってもメリハリがつき、テンポも淀みない。

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見てゆくうちにクライムサスペンスもののオマージュっぽいところがあちこちに窺える。
きっとその分野の好きな人が見れば、面白さも倍増するかも。
噺も奇想天外な要素はないが、推理マニアの頭脳明晰な娘と不器用だが正義感溢れる娘思いの刑事の父との関係をフルに活かしたものである。ここに突き抜けたキャラの2人が常に絡めば、充分に楽しいものが出来るというもの。

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そして終盤には、母の仇が芽依に襲い掛かる。
(母は16歳の女子高生ばかり拉致して殺害を繰り返す連続殺人犯の車に轢き逃げされたのだった)。
それはまさかの犯人であった。

無能な警察に対する恨みであり復讐であった。
確かにここに出て来る警察は無能の極み集団であった。
芽依ひとりに遥かに及ばない。

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最後に棚から牡丹餅で、金持吾郎が3階級特進で今井譲治の上司になってしまう(笑。
もう最後の最後まで、芽依の推理のオウム返しで全てを解決してきて、、、。
まあ、芽依救出時はご都合主義ではあったにせよ、父は頑張ったが。
何より不器用だが和解出来てよかった。これは他人事であない。
和解はわたしにとっても永遠のテーマだ(爆。

Season2があれば、必ず観る。
今度は、久保さんやさくらさん主演モノなども観てみたい。勿論いくちゃんものも出れば(ミュージカルでなく)。





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真相は耳の中を4話まで観る

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2020

畑中翔太 原案
山田能龍、畑中翔太、灯敦生 脚本
山口健人、桑島憲司 監督

伊原剛志、、、今井譲治(刑事)
筒井あやめ、、、今井芽依(娘、高校生)
森永悠希、、、金持吾郎(譲治の後輩であり相棒、副総監の息子)
中村ゆりか、、、向島花奈(監視官)
加えて毎回、ゲストのキャスト


何となく、これを観始め4話まで観て、ひと休憩とした。
所謂クライムサスペンスというよりミステリーの解決と謂える。
進行形の事件に関わりスリリングなアクションやバトル、カーチェイスなどを経て解決するものではなく、起こった事件から犯人を探り出す事のみに特化した物語である。アクションやバトルなどのスリリングな要素は無く、賢い娘がよく謎を解いたと解決になる父と娘のホンワカコメディである。

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お惚けの父と賢いよくできた娘の物語。
全く真相が掴めず事件解決の出来ないままきた崖っぷち刑事の父とポッドキャストで「真相は耳の中」という人気ミステリー解釈~推理の番組を持つ頭脳明晰な娘という親子である。娘はまだ高校生で、父の干渉を好まず、自分がやっていることは一切教えていないが、父は相棒がこの番組のファンであり、ここに事件の詳細を知らせれば彼女が見事な解決をしてくれることを頼みにしている。実際に父は娘から謂われた通りのストーリーを騙って犯人をあげ、得意になっている。そんなアホな。
でも面白い。役者も達者であるし。

こんな娘だったら苦労は無い。
それどころか父は目一杯助けてもらって世話になっている(笑。
今のところ、父は娘の正体(趣味のポッドキャスト番組)を知っているが、答えを受け取っているのが父だということを娘は知らない。
ちなみに父のハンドルネームはハリスンだ。名前がジョージというところから、相棒がそう付けたのだ。
この関係~パタンでどこまで押せるのか、、、
この先、どうなるんだろう、、、。そこそこワクワクする(笑。

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ともかく、乃木坂の筒井さんがヒロインで、とっても観易い。
彼女なら、素直にすっと入って行けるのだ。
上品で可愛らしく、癖もなくとてもお芝居が上手い。
流石、イクちゃんのお友達だけの事はある。
(特に仲良しであるからして)。

頭脳明晰な名探偵役も合っている。
周りを固める俳優も言うことなし。
何の不安もなく観られるコメディである。
毎回、殺人事件を取り扱うのだが、謎解きだけで一話が終わるとても落ち着いたドラマだ。
連続になっておらず、一話完結というのも観易い。
何よりもヒロインの穏やかさが番組全体に行渡っている。

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のんびりしたいときに観たいドラマである
明日は10話まで観ようと思う。




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ブルー・ロック

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BLUELOCK
2023

金城宗幸、ノ村優介 原作・原案
渡邉徹明 監督
岸本卓 脚本

                             声:
絵心 甚八(ブルーロックを画策したコーチ)、、、神谷浩史
帝襟 アンリ(日本フットボール連合新入職員)、、、幸村恵理
 以下全て選手(才能の原石)
潔 世一、、、竹中凌平
糸師 凛、、、 内山昂輝
蜂楽 廻、、、佐藤信長
凪 誠士郎、、、小坂涼太郎
馬狼 照英、、、井澤勇貴
蟻生 十兵衛、、、 小西克幸
御影 玲王、、、 菊池修司
二子 一揮、、、坪倉康晴
時光 青志、、、立花慎之介
鰐間 淳壱。。。川井雅弘
國神 錬介、、、松田昇大
千切 豹馬、、、 佐伯亮
雷市 陣吾、、、佐藤たかみち
我牙丸 吟、、、村松洸希
剣城 斬鉄、、、益永拓弥
五十嵐 栗夢、、、書川勇輝
久遠 渉、、、佐織迅
伊右衛門 送人、、、澤田拓郎
今村 遊大、、、千葉翔也
成早 朝日、、、 梶田大嗣


取り敢えず24話で1区切り~Season1の終了というところか。
(これからが、面白いと謂うところであり、Season2が待ち遠しい)。
アニメの登場人物の名前の凝りようにはいつも唸るが、ここも例外ではない。
凄い名前のオンパレードだ。所謂、普通に直ぐに馴染める名前が無い。

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更に、(自分のエゴに)覚醒した時の選手の目の描写が凄い。
どんどん試合中に進化して行くのだ。
(エゴの覚醒によって進化する)。
これに酔ってしまう(笑。
相手が自分のエゴに覚醒した時、それに驚愕しながらもそれをとり込み自分のものとして更に進化を果たす。
過激である。エゴの覚醒こそが真の自立であったか。
(チームプレイ~一人は皆の為に皆は一人の為には、馴れ合いごっこに過ぎなかった)。
どうやって全てを出し抜いて、自らがシュートを決めるか。
その哲学がずっと語られてきたような。

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確かに目ぼしい登場人物たちは、自らの武器を更に磨き上げ強化しながらエゴを高めて大きくなってゆく。
潔 世一は空間認識能力とダイレクトシュートを武器として戦っていたが、その過程で強敵の持ち技もどんどん取り込んでゆく。
その能力はエゴ丸出しで鎬を削って戦ったライバルから齎される。
そして成早 朝日から常に自らを壊し再構成出来る優れた適応能力が最大の強みであることを諭される。
これを自覚したところから潔 の成長は加速される。同時に周りの強敵も強さを増してゆく。

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毎回意表を突く面白さで盛り上がる実に良く出来たアニメだが、23話が特に印象深かった。
(ちょいと前に観たモノだからそうなのかも知れぬが(笑)。
「才能の原石たちよ」とコーチの絵心が潔 たちに「運」、「偶然」に関して説く回である。

ここでの試合はどう見ても偶然のチャンスを生かした糸師 凛のシュートで勝負がつく。
負けて酷く落胆する潔であったが、その「運」~「偶然」とは何か?
「運というファクターは、単なる偶然ではない。望んで行動にする事の出来る人間にしか訪れないフィールドのアヤだ。」と糸師 凛がオシャにすかして潔に諭す。

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これに次いで、ブルーロックの主、絵心 甚八コーチの説く「運のからくり」とは、、、鳩の糞を例え話に始める、、、
「「運」は何処にでも存在するものではなく落ちる場所にいる者にしか舞い降りない。90分間にフィールドで起こる必然と偶然の連続がフットボールだ。0から1を生み出しその再現性を高め己の武器の方程式を持つ。ここで学んだことは全てゴールへの必然率を高めるものであった。だが敵と味方の必然がぶつかり合うとき望まずとも偶然が発生する。そこが「運」の震源地となる。
偶然の発生に賭けてそこに向け走り出すか傍観するかその咄嗟の判断が運を左右するのだ」と。
確実にシュート可能な場所~当たりの引ける場所まで進むのと、そこから距離を持って、マイボールの可能性はあるところで待つのでは意味が全く違う(マイボールになった瞬間、ディフェンスに囲まれシュートは阻まれてしまうだろう)。
糸師 凛1人が運を待つ場所に来ていたということだ。
成程ね。よく「偶然」を味方につける、というのはそれか。結果的に運が良いということになる。
それは望んで行動する者に訪れるのだ。偶然に対するこころ構えが自動的に出来るように自らを高めておくしかない。

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この辺の成程がほぼ毎回あるから、わたしのようなスポーツアニメを全く観ない者にもいちいち刺さってくる。
それから、佳境に来た時の動き~速度や目の表現のワクワク感。
こりゃ光るぞと謂うところでもう凄い目に成ったり潔 世一が自己解体してから、新たな要素を組み込み再編成されるビジュアルが凝っていて面白いのだ。そう癖になるアニメならではの面白さである。

「この世は、オシャかオシャではないかの二つしかない」という価値観の蟻生 十兵衛とか楽しいキャラも多い。


Season2が待ち遠しい。絶対に面白いから(笑。



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ぼっち・ざ・ろっく 1話~12話

BOCCHI THE ROCK001

BOCCHI THE ROCK!
2022

はまじあき 原作
斎藤圭一郎 監督
菊谷知樹 音楽

声:
結束バンド(下北沢のライブハウス「STARRY」を拠点に活動)    
青山吉能、、、後藤 ひとり(リード・ギター、作詞)、”ギタ―ヒーロー”として動画投稿サイトで有名
長谷川育美、、、喜多郁代(ギター、ヴォーカル)
鈴代紗弓、、、伊地知虹夏(ドラム)
水野朔、、、山田リョウ(ベース、作曲)

STARRY(ライブハウス)
内田真礼、、、伊地知 星歌「STARRY」の店長、虹夏の姉)
小岩井ことり、、、PAさん(「STARRY」の女性PAエンジニア)

SICK HACK(新宿のライブハウス「FOLT」を拠点に活動)
千本木彩花、、、廣井 きくり(ベース、星歌の後輩)
天城サリー、、、清水 イライザ(ギター)
河瀬茉希、、、岩下 志麻(ドラム)


わたしにしては、珍しく評判が良いということで”ガンダムの水星の魔女”に並んでいたこちらのアニメを観てみた。
(今回は次女の勧めではない)。

BOCCHI THE ROCK002

ガールズバンドアニメであるが、最初は、はまじあきの描く4コマ漫画であったという。
ヒロイン後藤ひとりは、コミュ障であるが、動画投稿サイトでは”ギターヒーロー”名で演奏を次々にアップしている。
そこでは伸び伸びと実力を遺憾なく発揮して、テクニシャンとして有名人である。
だが、日常生活では、対人恐怖から誰とも口をきかず、いつも独りで過ごしていた。
公園にポツンと独りギターを持って座っていたところを虹夏に突然、声をかけられ、抜けたギター兼ヴォーカルの替わりとしてスカウトされる。
対人関係が苦手なため、頼まれると断れずそのまま従ってしまうことから加入が即決する。

BOCCHI THE ROCK006

バンド名は”結束バンド”である。
直ぐに「ぼっちちゃん」と綽名を付けられそれなりに馴染む。独り段ボール箱に入ってライブ演奏に臨んだりする。
更に活動資金のため初めてバイトをすることになる。ドラムの伊地知虹夏の姉、星歌の経営するライブハウスでありそこで接客業に励む。相手の目を見ることが出来ないが徐々に慣れてゆく。バンドの活動拠点であり、そこでのシーンが大半を占める。
メンバーはその後、抜けたギター兼ヴォーカルであった喜多郁代が、後藤 ひとりによって再加入の運びとなるのだ。
喜多郁代はベースの山田リョウに憧れ接近するために一度はバンドに加入はしてみたが、全く楽器が弾けない為に逃げたのであった。だが、ここで真剣にバンドをやる気になり、テクニックは凄い後藤 ひとりにギターを習うことになる。

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とか謂うところから始まるが、、、正直言って面白いが、先はもろに見え、その通りに運ぶ、究極の予定調和劇に思えた。
コミュ障の女子高生が好きなロックでバンドと繋がり、活動を通してギクシャクしながら友情が芽生え、共に音楽による自己実現を図り少なくとも自分の生きる場を見出してゆく。それなりに学園祭などでも実力や奇行を披露して日常生活における認知度もWeb上程ではなくても飛躍する。
拠点とするSTARRYでもバンドは着実に認められてゆく。このリアルの場でも、ぼっちちゃんのファンが生まれ気を良くする。
(直ぐに調子に乗るが、勝手に激しい浮き沈みをして周囲を戸惑わせる)。

オーナーの 星歌の後輩、廣井 きくりがベースを弾くSICK HACKは、サイケデリックロックバンドとしてコアなファンがおり、山田リョウもそのひとりである。演奏も曲もとても水準が高く実力派インディーズバンドとしての地位を確立しており、カリスマ的魅力を発揮している。その廣井 きくりが、星歌共々ぼっちちゃんをとても気にかけており、貴重なアドヴァイスなどもしてくれる。
このヒロイン、両親や妹からもとても大切にされており、バンドメンバーやファンからも愛され必要とされており、コミュ障で悩むところなど愛嬌くらいのものに想える。コミュ障となる要因は様々であろうが、バンド活動が彼女に与える影響は大変大きいはず。

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もっとも印象的でカッコよかったのは、学園祭の発表でソロに入る前にギターの弦が切れるアクシデントに見舞われるが、きくりが呑んでいた日本酒のカップを咄嗟に拾いボトルネック奏法で切り抜けたところだ。
そこまでは凄かったが、ラストの曲に入る前にひと言コメントを求められ、それに窮して客席ダイブを試みるも、誰もいないところに落下し保健室に運ばれる(こういったパタンが多いが)。
その為、学園ではダイブする危ない奴という認識で見られることに(その前の状況で進めば、ギターの上手い女子として崇められるはずであったが)。
全体にギャグ要素が多いが、ロックサウンドにおいては、他のアニメのロックの音よりずっと本格的で聴くに堪えるものであった。
もう少し、サウンドを聴きたいという気持ちにさせられる(特にSICK HACKはもうちょっと聴かせてと謂いたい)。

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何でも作者がロックファンであり、実在のバンド、ASIAN KUNG-FU GENERATIONから多くのインスピレーションを受けているとのこと。このバンドのメンバーや曲名などが彼女らのバンドに色濃く反映されているそうだ。余程のファンなのだろう。
わたしも過去にちょっとだけ何処かで聴いたはずである。
機会があれば意識的に聴いてみたい。


飽きることなく一気に観られる楽しいアニメである。




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「ヒトコワ」シーズン1エピソード6~8

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「ヒトコワ」シーズン1エピソード6~8も、それまでの回の登場人物を回をまたがって出しながら流れを作り、回収し、広げても行く方法は上手く行っていると思う。ただ、二つの別のエピソードを一話の中に繋げて上手くまとめる点では、わりとばらつきは感じられた。
基本的に噺は面白く出来ていて役者も良いのだが、コンフィデンスマンみたいな要らぬ子芝居が観られたりするとイラつく場面もあった。

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6「犯罪者」は、人身売買や誘拐を生業とするカップルと車泥棒が絡む。
寧ろ、誘拐した少年とカップルとの噺がメインであるが。罠に嵌り捕まるのは、少年も車泥棒も同じだが、少年とは男との心の触れ合い感情的なやり取りが多少あるが、車泥棒は捕まった後、機械的に売り飛ばされて終わりで実にあっさりしている。この噺は他の回との人物の繋がりが何本もあるのだが、車泥棒はここだけで処理されそれっきり。
少年の方は、母親には虐待を恒常的に受け、誘拐犯の強面男もたじろぐ全身の傷と打撲を負っている。
母に脅され騙され日常を送りつつ、下校時に盲目の女性を親切心から家まで送り届けたらその家に拉致され身代金の請求を鬼母に電話される。勿論母は保険金掛けてあるから殺してくれれば、5000万払いますと返して来る。誘拐犯の方が呆れて子供は解放されたようだ。

それにしても車泥棒をひっかけて売り飛ばすというのは、面白いアイデアだね。内臓を切り売りして、残りはゴミ処理場だから後は全部、消えてしまうという。

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7「助けを求める」では、6でタップリ誘拐犯と騙った(男とその少年との会話で、男の弟が母の情夫に殴られて殺されたことがトラウマになっていることが明かされる。)男の子が家の押し入れに拉致されており、ゴミ袋にSOSメッセージを毎日忍ばせていた。

それを「ゴミあさり」をライフワークとしている男が見つけ出し、几帳面に保管し、そのゴミの出所に水道局員に化けて乗り込む。
つまり鬼母と男の子のいる家だ。この鬼母は子供がいると結婚できないという事から虐待を繰り返しているが、育てられないのなら虐待する前に施設や里子に出すような方策はとらないのか。この子の身体をケースワーカーとかにいきなり見られたらそこで完全アウトなのだが。

母親はいとも簡単にこの極めて怪しい水道局員に化けた何処の馬の骨だか分らぬ男に息子を渡す。
大体、つなぎと帽子にふざけて縫い付けたとしか思えない「すいどうきょく」のおちょくり具合には脱力する。
そして自分は漸くこの地獄からヒーローによって救い出されたとホッとした少年だったが、今度はこのサイコゴミあさりマンに仕える羽目になっただけのことだ。またしても騙され酷い目に遭うのだ。この少年の行く先は大変危険であることは明白。
このゴミあさりの男のキャラが異常に立っていた。凄い性格俳優である。初めて見た(舞台にいそう)。
これと並行して鬼母の男関係と金持ち男と結婚にもってゆく策略が描かれる。これは息子も消えたし、上手く行くようだ。
誘拐犯よりも悪である。(誘拐犯カップルも依然健在で仕事に精を出しているに違いない)。

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8「うらぎり」では、鬼母とくっつくことになる金持ち男をふった若い女性がヒロイン。
ユーチューバーでもある彼女は、最近ネタ切れで友達の女の子に怖い話を教えてもらいそれを配信する。
(最初からずっとこのseasonを貫いて来ている例の練馬の殺人犯の件である。しかもまだ捕まっていないのだ)。
するとこの話題でかなりのバズり具合。気をよくしていると、それを削除しろという脅しの書き込みが、、、。
途端に心配となる。

すると、配信時に使った写真に思わぬ人物たちが入り込んでいたのだ。
自分と話しの提供者という関係者のみにするか、写ってしまった他人の顔は丁寧に消すのが常識のはずだが、この女子はそういった配慮の感覚が微塵もなかった。彼女らの背後に警察が指名手配している凶悪犯(例の殺人犯とは別の)が映っていたことを警察から知らされる。しかしそれ以外にも写っては困る人物がいた。
その夜、宅配を装った女が押し入り、その映り込みの凶悪犯ではない男女カップルの片割れの女であることを告げる。浮気現場が大々的に報じられてしまい緊急事態なのだ。直ぐに削除しろと包丁で脅され、削除をすることに。
そこへ怖い話の提供者の友人が入って来てその女を殴って気絶させる。
ユーチューバー女史は助けてくれてありがとうと感激するが、女の持って来た包丁でそのまま彼女の腹を刺してしまう。
何で、、、と倒れながら唖然とする親友に対し彼女はスマホの写真を見せ、あなたわたしの彼氏と浮気したわね。知ってるのよ、と来た。救いの神のように入って来たのはまさにこの時を待っていたのだ。「うらぎり」ねえ。

まあ、短絡的に人をあっさり殺すものだが、騙したり裏切ったりでテンポもよく見ていて飽きない。
それなりに面白いとも謂えるが、浅ましいサイコばかりが出て来て、一回観ればもうたくさんの噺である。



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「ヒトコワ」シーズン1エピソード2~5

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一話ずつ観て行こうと思っていたのだが、二回くらいに分け、さらっと全体の感想を述べて終わりにしたい。
一話毎に語りたいという思いにはなれなかった。


何と言うか、一話完結ではなく、それなりに全体(8話まで)に緩く繋がって行くのね。
2~8まで観てみたが、最初の事件の前日譚があったり、その続きがあったりで関係性や噺が明瞭に成ったり膨らんだりはしている。
とは言え、面白いかと言われると、一話で感じた、絶妙なコミカルさが他では味わえなかった。
(5話目が面白かったかな)。
それから、season2と3はオムニバス映画の形を取って一塊のものであった。
2はそこそこ面白かった。3は、随分前に既に観ていた(笑。

このseason1の2話では、美和は里子に出された娘で、人々を怖がらせている出所した殺人犯の娘であることも明かされる。
(その男は妻と娘の殺害未遂で捕まっていたが、その後殺人を重ねてゆく)。
そして実の母がこの回でその殺人犯(元夫、美和の父)に殺されてしまう。
妻と叔父が浮気をしそれで出来た娘が美和ということで、彼女をかつて襲ったが彼女自身に罪は無い。その為娘に謝ろうとしていたのだが、彼は彼女と知らずに顔を観られたことで殺してしまう。
更に実は、美和は自分のホントの娘であったようだ。

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この男、顔を見た者は片っ端殺してしまう。
そして男がどういう経緯でこうなったのかを物語る回もある。
3話がそれに当たる。
まあ、色々と騙されて酷い目に遭って生きて来た経緯が描かれる。
こういう事って実際に在りうるなとは思う。親の会社を継いだ時点で既に借金塗れで、叔父が横領までしていて会社を潰してしまった。こいつがそもそもガンなのだが(密かに妻とも通じていたのだ)。
ただそれで復讐を誓い、人を次々殺せるかどうかだが。
面白かったのは、保険金で自分が殺されれば家族は助かるという事でその筋の人に娘の父である自分を殺してくれと頼んだら、自分ではなく叔父が殺され依頼は完了したと電話が来たところ。
これでこの男の人生が急展開となる(笑。笑えるところでもないが。

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4話目の「看護師」については、何とも真面目な看護師の普通の噺だが、ここで出て来る婦長が2回目で、夫が刑務所を出所したが、まだ里子に出した娘とは合わない方が良いと母親に忠告した人である。ちなみにそこの院長がサイコ野郎で美和を殺しかけて逆に殺された男だ(笑。この仕事を引き継いだ婦長が、実はこれまたとても腹黒い女であったことが分かる。
過激な昼メロみたいな回であった。
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末期がんの社長とその看護人とそれをコントロールする婦長。それぞれの思い入れの危険さを描いている。
婦長はその思い入れを利用して社長の遺産をせしめることに成功する。
そこに勤めている看護婦の血生臭い泥沼不倫も絡む。ドロドロ劣情の爆発とでも言いたいところ。
ここで高田里穂を使うのかい、と思ったが、、、。暴力男がこの後の回にまた絡んでくる。最後の回だったか。

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5回目「山田ハイツ」で華村あすかが女子大生で酷い目に遭う。
この女優のフレッシュな魅力で、松田るか同様にもった感はあるが、噺自体も面白い。
どの回も、一回目と同形式で、二つの関係ない噺が絡んで収斂するのだが、ここはその絡みもしっくりして、実際にありそうで恐ろしさも充分。
しかもサイコ・フリーターがもうエイリアンレベルではないか。名前も山田太郎だ。間違いない(爆。
その父の警官といい、大家の母といい、皆そろって不気味なエイリアンだ(笑。
このサイコパスファミリーの殺しの動機は保身である。過剰に愛想の良い真っ当な人間ぶった奴こそ実は恐ろしい。
このハイツに迷い込んだら、女子大生華村あすかも太刀打ち出来まい。柏木さんは良いタイミングで引っ越してセーフであったが。
「山田ハイツ」という題もなかなか乙である。こういう蟻地獄的ハイツは山田太郎にとり最高に美味しい空間~巣であろう。
(そしてオヤジが警官でお袋が大家と来ている。やりたい放題では(爆)。
この回は一回目と同じくらい良い(笑。
ヒロインは皆犠牲になるのがこのシリーズの特徴か。


残りの6,7,8については明日にでも。
それなりに面白いものであった。
また役者が肝心だということも感じられるところ。



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「ヒトコワ」シーズン1エピソード1 - 捨て子

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2018

児玉和土 監督

松田るか、、、市井美和(女子高生)
水野智則、、、高田(鍵屋の店長)


今日からこれで一日一話、全八話まで行きたい(笑。
たまたま観てみたら面白い。妙な映画を我慢しながら長々観るよりずっと楽しい。
そう、楽しくなければ、何の意味もない。
人生楽しいか、そうでないか、しかないしね。

無駄な時間は過ごせない。

という事で、「仮面ライダー」や「賭ケグルイ」でお馴染みの松田るか主演のドラマ。
「捨て猫」と「依頼」という二つの噺がしっかり絡む。これが上手い。

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この女子高生の美和、捨て猫を受け容れ可愛がって育てる気立ての良い娘であると同時に、何があってもほとんど動じない面もあり、そこが怖いところ。
いなくなった猫(猫は時折、家から抜け出て旅をする。うちの猫も現在、旅行中)はどこでどうしているのか。
ポスターまで作ってあちこちに貼って回り、猫の帰還を待つ彼女であったが、、、
愛猫が骨になって鍋に入って還って来ても、驚きはするが事実確認を冷静にする。
「美味しく育ててくれてありがとう」の文面が添えられていたが、それは「この猫を育ててください」という以前のメッセージの送り主と同じことは明白であった。そして今度は「捨て子の君が食べ頃」だと書いてあるのだ。(通常警察に届けて事件として扱うものだと思うが)。
当然、身の危険が案じられる状況である。しかし誰に相談するでもなく、そのまま、、、。

高田という鍵屋の店長は最近腰巻(小道具入れ)を何処かで失くし新たに購入している。
この店長は夜など美和のバイト先のコンビニで弁当などを買って食べることが多い。
ここ最近、二度に渡り「さいとうみか」という水商売風の派手な女性から鍵を失くして入れないという依頼を受けて出張して開けている。若い人が二日続けて鍵を失くすというのもちょっと不自然であり、何らかの目的が他にあるのでは、という懸念も持つ。
店員は店長に気があるのではないかなどと勘繰って冷やかす。

美和は気丈にルーチンは崩さず、飄々とコンビニバイトに出て行く。
そこで店長から引き継ぎのバイトが事故に遭い、ヘルプを見つけるからそれまでの時間延長を頼まれる。
更にヘルプも取れず美和は高校生の働ける規定時間を超過して店に居続けることになり、、、、
そこへ不審な男が猫の首輪をレジにそっと置いて身を隠す(この流れを作ったのが果たしてこのサイコ野郎なのかどうかは不明)。

この時美和を襲ったその男を刺し殺したカッターナイフが高田の落とした腰巻から取り出したものであった。
「落とし物箱」から咄嗟に手で探り当てたナイフでサイコ野郎の首を刺して息の根を止めたのだ。
これで運悪く高田が殺人犯に仕立て上げられる流れとなる。
2万2千円でこの厄介な災難が上手く処理できるのなら言うことなしか(出張鍵開け料金11000円)。

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それにしてもサイコ男を殺してから、学生服に着替え帰宅し、ケバイ女性に変身して高田を手なずけ、この娘かなりのタマである。
しかし女の子が人に気付かれずどうやって死体をアパートの二階?に運んだのだろう?
という部分はあるが、途中で人に沢山見られたからと言って、華奢な女子高生が大きな荷物を運んでいても怪しく思う人はいなかったかも知れない。何を使って運んだのかな、等色々思い巡らしてしまうが。
それからアパートは借りるのに親の承諾が必要のはず。
未成年者が単独で賃貸借契約をすることは法律では許されない。
このアパートどうしたのか?死体を保管するだけの部屋だがちゃんと借りておかないと使えないぞ。
少なくとも鍵を持っていることだけは確かなのだし。

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最後のオチはなかなか唸らせた(爆。
後30分で着くけど、予め開けておいてと連絡し、実は開けたままにして連絡用の携帯も置いておく。
部屋がすでに空いており高田が「さいとう」に連絡すると中から呼び出し音が響いて来るではないか。
これは、入ってしまうな。
高田は死体にも驚くが、クビに刺さったナイフや周囲にある道具が自分の失くしたモノではないの。
丁度そこに不審者が入ったという通報で警察が。
外で、しかと確認するさいとうみか~市井美和。


ちなみにAmazonPrimeで、似たような名前のドラマ「ほんこわ」に「捨て子」と言うものがあったので、それも観てみた。
全く面白くない。
こちらの方が面白いのは、怖い話には違いないが霊とかおどろおどろしい雰囲気を一切出さず、明るい画面で人の怖さだけで勝負しているところだ。
魅せ方も上手いし、演出も良い。脚本も無駄が無くて観易い。
霊が出るとホントにチャチなものになる。しかも平板で捻りもない。ともかく詰まらない噺にしかならない。
それが対比的によく分かる。
松田るかの演技も良かった。

尚、本作はseason1の第一話であるが、これが8話まであり、season3までズッシリと続く。
当分、これに乗っかろうかな(笑。
面白いし。



AmazonPrimeにて










”Bon voyage.”



金沢国立工芸館「ポケモン×工芸展」6月11日まで。人間国宝の実力派作家たちが新たな解釈でポケモンを創造。

金沢城公園、兼六園、金沢城、ひがし茶屋街、近江市場も直ぐ近く。
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アポロ13号
シルバー・グローブ/銀の惑星
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地球の静止する日
地球が静止する日
宇宙戦争
トランス・ワールド
ロボット
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イグジステンズ
マイノリティ・リポート
フローズン・タイム
マザーハウス 恐怖の使者
EVA
ベイマックス
ファースト・コンタクト
ファースト・マン
13F~サーティーン・フロア
あやつり糸の世界